2000/01/12 号 --------------------------------------------------------
                       武者組「あるね」ニュース
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　山谷五兵衛がぶらりとやって来た。「何か面白い話はないか」と言うと
　例によって「あるね」と言って、話しだした。
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● 今回は ２つ の話があります。

○ 実篤記念館「戯曲展」を見てきました。
　１／１０に戯曲展を見学してきました。上演についての情報などもたくさん
あり、これまで知らなかった、あるいは調べにくい事項も整理して展示されて
いました。作品のエッセンスもわかりやすく抜き出してあり、全集収録の巻数
も展示目録に記されていて、実篤作品への良いガイドになっていたと思います。
閲覧室には全集も備え付けてありますので、気になった作品はすぐ読むことも
できます。実演の写真やパンフレット、演者のコメントなどもあり、実篤作品
を違った角度から見る良い機会になると思います。戯曲展は１／２３（日）ま
でです。

○ シアターΧで郡虎彦「父と母」を見てきました。
　昨日１／１１に、前号でご紹介したシアターΧの公演を見てきました。木下
杢太郎「和泉屋染物店」は大逆事件との関係で有名ですが、私は初めて見（読
み）ました。また郡の作品も初見でしたが、いずれもおもしろかったです。特
に郡の「父と母」は父親役の松尾智昭がいい味を出していて（彼は実篤作「或
る画室の主」でも英次の友人・小野寺を好演）とても楽しめました。ストーリ
ーは知らない方が楽しめるので、あえて伏せておきます。公演は１／１６（日）
までです。
　当日券は3,500円ですが、前日までに電話で予約をしておき当日窓口で予約 
した旨申し出ると前売券と同じ3,000円で見られるはずです（以前シアターΧ 
に電話した際、そう聞きました）。会場２階のギャラリーΧでは、これまでの
シアターΧの公演の様子を写した写真展も開かれています。時間がなくて私は
見ていませんが、入場無料で１／１６まで公開されています（午後１時〜７時）。
  シアターΧ（カイ） TEL ０３−５６２４−１１８１
P.S. 最寄り駅はＪＲ両国駅ですが、ちょうど大相撲初場所開催中なので、夕方
     ６時過ぎは帰りのお客さんで混雑していました。夜の部に行かれる方はご
     注意を。

■ 編輯室より
・武者組ホームページを更新しました。今回は新年のごあいさつと、昨年の展
  覧会情報（実篤記念館以外）を整理したものを追加しました。メールニュー
  スのバックナンバー表示も変更しましたので（2000年問題対応）、一度ご覧
  ください。

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武者組「あるね」ニュース 2000/01/12号 (不定期刊)
発行：こにし さとし konishi_satoshi@amy.hi-ho.ne.jp
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武者組ホームページ：http://www.amy.hi-ho.ne.jp/~konishi_satoshi/
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