白樺発見


◆「あなたと福島へ」

 2月初めに山手線に乗ると、ドアの上に「あなたと福島へ」というJR東日本の広告があった。大きさは通常の広告の2枚分。「高村光太郎より 妻、智恵子へ。」というコピーに続いて、「樹下の二人」の原稿と智恵子がつくった柿のはり絵が配されていて、福島においでくださいというキャンペーンだった(福島ディスティネーションキャンペーン 1/1〜3/31)。安達町智恵子記念館というのもあるそうだ。(2月2日目撃)
(1999年2月20日:記)

◆新潮文庫『小僧の神様・城の崎にて』が平台に

 1月2日に「赤西蠣太」がTV化された関係で、その原作が入った『小僧の神様・城の崎にて』が「TV番組化」という帯をつけてしばらくの間、平台(書店で棚に入っているのではなく、表紙が見えるように平らな台に陳列すること)に並んでいた。よく見ると表紙も熊谷守一のものに変わっていた。昔は渋い茶系の地に志賀の写真が入ったものだったが、私が見た書店では『暗夜行路』も熊谷の絵にリニューアルされていた。
 熊谷守一は晩年の実篤とも親交があり、武者組的には感心のある人物だ。京王井の頭線・井の頭公園駅のホームには「武者小路実篤と熊谷守一が愛した店」という鮨屋の看板もある。以前NHK教育TV「日曜美術館」で晩年の熊谷守一を見たが、仙人みたいな生活で興味深かった。個人美術館やホームページもあるので、今度よく見てみたいと思う。
(1999年2月20日:記)

◆「毎日フォトバンク」で実篤を探してみる

 毎日新聞の「毎日フォトバンク」では、所蔵写真の貸し出しをしている。インターネット上で検索ができるので、先日「武者小路実篤」で検索したところ、4点登録されていた。見るだけはタダなのでちょっとのぞいてみよう。


 貸し出し基本料金は用途によって違うが、新聞・雑誌・社内報・TV・展示・ホームページ等に使うなら、モノクロ1枚¥6,000(税別)。カタログ・ポスター・広告などはもっと高くなる。また目的によって写真の人物の肖像権の許諾が必要なようだ。
(1998年12月23日:記)

◆「Web新潮」で「生まれ出ずる悩み」を連載

 新潮社の「Web新潮」で、有島武郎の「生まれ出ずる悩み」を連載中だ。12月11日に始まって、12月22日に第8回を公開している。全部で何回かは不明だが、「平日午後5時以降に更新を行っています」とのこと。発売中のCD-ROM「大正の文豪」の中にある作品を小分けにして掲載しているようだ。1回の分量が少ないので、新聞小説みたいに毎日ちょっとずつ読むにはいいだろう。横書き(HTML版)と縦書き(ネットエキスパンドブック版)がある。
(1998年12月23日:記)

◆「新しき村とポリセクシャル」

 『國文学』平成11年1月号「セクシャリティ革命 −近代の」特集(學燈社)に、今村忠純氏の「新しき村とポリセクシャル」という論文が載っていた。新しき村の「自由恋愛」について書かれているのだが、「お目でたき人」「世間知らず」そして新しき村草創期とたどり、武者小路の性の展開という風に書いている。阪田寛夫『武者小路房子の場合』など基本的な資料を使っていますが、多くの方には初めて知る話だろう。紙数の都合でつっこんだ話にはなってはおらず、単行本化の際に削除された雑感の指摘など教えられるところもあったが、紹介だけで終わってしまっている。
 武者小路のこういった話題は避けてはいけないのだが、接し方がむずかしくいつも苦慮している。いろいろな資料を読んでいずれじっくりと考えてみたいと思っているのだが、現状ではまだセンセーショナルな資料しか出てきていないようだ。当時の様子に迫るには、ロシア革命のもたらした幻想、伝統的な農村の性慣習、フェミニズム運動の展開などを知る必要があると考えている。
 ちなみにポリセクシャルという言葉についてメールニュースで疑問を投げかけたところ、同誌で用語集を執筆された跡上氏から「それはポリガミーのことではないか」というメールをいただいた。「ポリガミー」とは、同誌の用語集から引用させていただくと、次のような意味になる。
人類学用語では一夫多妻制のことだが、セクシュアリティの文脈では、一対一の関係ではない複数人との性的関係を志向する人をいう(→モノガミー)。
 前後の文脈を切断して読むと誤解を招くかと思うので、ぜひ事の発端である今村氏の文章に目を通していただきたいが、「ポリガミー」ということばが強すぎるので「ポリセクシャル」という一般的でないことばを選んだように思える。
 このあたりから「愛の共産主義者」というような風評(林真理子「女文士」)も出てくるのかもしれないが、私には首肯しかねる。ヴィトゲンシュタインの言うように「知らないことについては沈黙しなければならない」のだが、私は賛成しないということだけ表明しておく。

 跡上氏は「跡上史郎のホームページ」という、澁澤龍彦を中心としたページをつくっておられる。上記用語集に加筆されたものも「セクシュアリティ関連用語集」として公開されている。作家への接し方やホームページの作り方などひじょうに興味深い話があるので、ご一読をおすすめします。
(1998年12月21日:記)

◆『東京人』、実篤記念館を誉める

 「武者組」読者の方からいただいた情報。『東京人』1998年11月号に、「東京の文学館10選」という記事があり、その中に実篤記念館もとりあげられている。その他に東京都近代文学博物館や日本近代文学館、鴎外記念本郷図書館や世田谷文学館などが載っている。10館を選んだのは中村稔氏(文学館協会の理事長)でライターは別の人だが、好意的な紹介だった。「個人の文学館としては日本最高水準」というのは誉めすぎだと思うが。情報ありがとうございました。
(1998年10月14日:記)

◆『歴史読本』「天皇家と華族」特集に実篤などが登場

 『歴史読本』(新人物往来社)1998年11月号は「天皇家と華族」特集。「文芸・スポーツ」というコーナーでは実篤が1ページ書かれている。特に目新しい情報はないが、武者小路家の家紋を初めて見た。「天皇側近」というコーナーでは大正天皇の側近として正親町實徳が取り上げられていた。白樺同人の正親町公和の関係は未確認だが、学習院時代に実篤か正親町?が大正天皇の近侍に出仕しないかと言われて、勉強ができなくなると実篤の母が選から漏れるよう運動したというエピソードを思い出した。また千家元麿の実家、千家家も「宗教」のコーナーに登場する。
 同誌「華族のお家騒動」という記事では、志賀直哉の祖父直道が関わった「相馬家騒動」にもふれてる。
(1998年10月14日:記)

◆「釣りバカ日誌9」で里見とん^の名前が

 先日(10/10)見るとはなしにTVで「釣りバカ日誌9」を見ていたら、「里見とん^」の名前が出てきた。有島家にゆかりの北海道某所に地域振興だかの記念館を建てる。武郎と生馬はすでにあるから里見とん^をという話だったようだが、どう取り上げられてどういう話になったのかまでは見ていない。たぶん本筋には関係ないので、もう出てこなかったかもしれない。
(1998年10月14日:記)

◆洲之内徹『絵のなかの散歩』に千家の絵など

 店頭でなにげなく手にとった洲之内徹『絵のなかの散歩』(新潮文庫)。カラー口絵に千家元麿の絵があったのでびっくりした。「森」という油絵で1946年のもの。絵自体についてより絵にまつわる因縁話が中心のようだ。岸田劉生、木村荘八、萬鉄五郎の名前も目次に見える。
(1998年10月5日:記)

◆『中川一政文選』発売

 書店に行ったら中川一政の新刊が平積みになっていた。『中川一政文選(ぶんせん)』ちくま文庫。9月24日発行。中川自身による選で、著作集からとったとのこと。文中には武者小路や志賀や長与、岸田、木村荘八なども登場する。私は以前、中公文庫で『うちには猛犬がいる』や『裸の字』などを読んでいたので、このアンソロジーはどこか物足りない感じがした。入門書としてはよいと思うが、もしも手に入るならば中公文庫で読まれることをおすすめする。
(1998年9月30日:記)

◆「アド街ック天国」でちらっと志賀と武者小路の写真が出る

 9月19日(土)の「アド街ック天国」(TV東京系)は千歳烏山特集だったが(エリアとしては蘆花公園まで含む)、その中で世田谷文学館が取り上げられていて、世田谷区ゆかりの作家として、志賀・北原白秋・武者小路の写真が並んで出ていた。展示は未見だが、どういう紹介がされているか興味がある。中でも白秋には白樺同人も若い頃親しみを感じていたので、これも何かの縁かもしれない。
(1998年9月24日:記)

◆『柳宗理のデザイン』発売

 今年の春に、東京池袋のセゾン美術館で「柳宗理のデザイン」展が開催されたが、その総目録が河出書房新社から発行されるようだ。ホームページの「近刊案内」のページにあり、発売日は書いていなかったが(他に新刊案内のページがある)、タイトルは『柳宗理のデザイン』で3,800円、ISBN4-309-90281-2、A4変232頁とのこと。私はこの展観を見ることができなかったので、店頭でまず手に取ってみたい。
(1998年9月24日:記)

◆『あいぼりー』に柳館長が登場

 9月16日配布開始の「あいぼりー」第9号 1998AUTUMN に、日本民藝館館長・柳宗理氏が出ていた。「京王線・井の頭線むかし物語Vol.8 各駅停車篇 駒場東大前」がそれで、民藝館ができて引っ越してきてから現在までの変遷についての談話が掲載されている。純粋に沿線情報だけで民藝については触れられていないが、昔は民藝館の場所を説明するのに、「前田邸と航空研究所の間の道」と言っていたなど初めて聞く話が多い(前田邸は現在の駒場公園・東京都近代文学博物館、航空研究所は現在の東大先端科学技術研究センター)。
(1998年9月17日:記)

◆日経新聞に、中川一政と木村荘八の挿絵

 先々週の新聞に、ちょっと白樺ゆかりの画家の記事が載っていた。日経新聞朝刊最終面で「挿絵の魅力 十選 新聞小説から」という連載があって(執筆は岡崎市美術博物館館長 芳賀 徹氏)、8月14日は中川一政(作品は尾崎士郎「人生劇場」(青春編))、8月18日は木村荘八(作品は永井荷風「*ぼく*東綺譚」)だった。
*ぼく*;正しくは、サンズイに墨。JISにはない。

(1998年8月30日:記)

◆実篤公園がTVに登場

 7月23日(木)17:05〜のNHK総合TV「首都圏イキイキワイド」という番組(首都圏ローカル)で、実篤公園が紹介された。録画して見たが、「街探検」というコーナーで調布をとりあげ、その中で実篤公園が登場した。地下水が豊富な町という切り口で、井戸水・深大寺そばとならんで、水にひかれた文人として実篤が紹介された。水が好きで池のほとりでうれしそうにながめていた実篤の姿を武者小路辰子さん(実篤の三女)がお話されていた。当初7月2日(木)に予定されていたものが、番組編成の都合上変更になったもの。
(1998年7月26日:記)

◆白州正子と梅原龍三郎

 白州正子の『遊鬼』(新潮文庫)に、梅原龍三郎の話題が2つ出ていた。彼の蒐集についてと、死の前後についての話題。
(1998年7月19日:記)

◆犬養道子の眼に白樺同人はどう映ったか

 犬養道子の「花々と星々と」が犬養道子自選集 第2巻『ある歴史の娘 他』に収録される。7月6日発売とのこと(「岩波書店の新刊 1998=7」による)。紹介文には、「白樺派の文人画人にとりまかれて育った日々、そして五・一五事件前後の体験を記した」とあるが、彼女は犬養毅首相の孫で、父 犬養健は白樺の活動に参加していた。以前、中公文庫だったかで読んだはずだが、内容は忘れてしまった。その前にNHKの銀河テレビ小説でドラマ化されたのも見ているが、こちらでも白樺派の面々がどう出てきたかおぼえていない(面目ない)。
(1998年7月11日:記)

◆ソフィーマルソーの「アンナ・カレーニナ」

 武者小路と言えばトルストイだが、トルストイの代表作のひとつ、「アンナ・カレーニナ」が最近また映画化された。今度のヒロインは、ソフィー・マルソー。彼女の名前を聞くと、どうしてもデビュー当時のかわいらしいイメージを思い出すが、彼女も30代、アンナを演じる歳になったのか。
(1998年7月5日:記)

◆「文庫川村」に実篤の書

 神田神保町の文庫本・新書専門の古本屋「文庫川村」に久しぶりに行ってみた。ふと出口の上を見上げると実篤の書が掛かっていた。「この道より〜」の三行書で84歳のときのものだった。
(1998年7月2日:記)

◆孤独な大樹(下) − 岸田劉生

 6月28日の日経新聞には、「孤独な大樹(下)」が掲載された。関東大震災の頃を境に、劉生の生活に重苦しい影がさす。富山秀男の『岸田劉生』(岩波新書)を読んで知ってはいたが、改めてその晩年をたどると痛々しいものがある。
 前回は「切り通しの写生」のモデルが残っていることに驚いたが、今回の実在モデルは「村娘之図」ほかの川戸マツさんである。こうやって現在の取材をはさむのが新聞的なのだろうか。単なる定説の焼き直しでは終わっていない。「武者組」も学ぶところがあると思うが、下手にマネすると軽薄な風になってしまう。ファンレター的な気持ちを忘れずに取り組んでいきたい。
(1998年7月1日:記)

◆孤独な大樹(上) − 岸田劉生

 日経新聞は毎週日曜日、カラー見開きで「美の巨人たち」という特集記事を載せているが、6月21日は「孤独な大樹(上)」と題して岸田劉生をとりあげていた。今回は、彼の生い立ちから『白樺』との出会いまでの西洋志向の時代について書かれている。彼の代表作「道路と土手と塀(切り通しの写生)」(1915)は私も好きだが、そのモデルとなったところの写真が出ていて驚いた。モデルが残っているというのも意外だったし、そこに案内の木柱も立っているというではないか。住所は東京都渋谷区代々木四丁目、小田急線参宮橋駅の近くだそうなので、ぜひ夏の暑い日にでも行ってみたいと思う。
(1998年6月27日:記)

◆岸田劉生は2人いた?(荒俣宏「エキセントリック」)

 書店の新刊の棚を見ると、荒俣宏コレクション「エキセントリック」が出ていた。帯に岸田劉生の名前があったので手に取ってみると、彼の二重人格的な気質をとらえて「岸田劉生は二人いた」という説を展開していた。詳しくは実物をお読みいただきたが、この着想は彼の『愛情生活 白樺記』にも出てきているので、それと重ねあわせて読むとおもしろい。
(1998年6月27日:記)

◆東京都三鷹市ホームページ近況

 三鷹市のホームページを久しぶりに見に行ったら、「三鷹文学散歩」のページが様変わりしていて、実篤のコーナーは「工事中」だったのが削除されてしまった(涙)。三鷹は仙川の前に実篤が住んでいたところで、ここにいるときに文化勲章を受けたため(1951年11月)、三鷹市の名誉市民(確かその第1号)になった町なのだ。
 三鷹と言えば太宰治。今「三鷹文学散歩」の中心は太宰である。市民による太宰研究もさかんで、「みたか太宰の会」が読書会や太宰ゆかりの人々からの聞き取り、案内マップづくりなどの活動をしているそうだ。
 ほかには三鷹市内の旧宅を記念館として開放している山本有三のコーナーがあるのと、三木露風が「工事中」である。
 実篤の事績はというと、「太宰ゆかりの場所」という地図の中に、実篤の旧宅の位置(井の頭公園近く)が書き込まれているのみ。もう建物自体は残っていないと思ったが。また、三鷹駅南口の中央通りに「本のレリーフ」というのがつくられて、太宰、有三、露風とともに実篤のモニュメントもあるという記事があった。
 三鷹駅北口には、国木田独歩の「武蔵野」の一節が実篤の字で刻まれた石碑がある。毎年三鷹市の市民ギャラリーで新しき村の会員の作品展が行われており、残念ながら時間が取れずに一度も行ったことがないのだが、今度行ったらこれらのモニュメントも見てきたい。
(1998年6月20日:記)

◆京王線広報誌「あいぼりー」で仙川特集

 京王線の広報誌「あいぼりー」第8号が6月16日に出た(各駅で無料配布)。「暮らしてみたい・この街」という見開きのコーナーに、今回は仙川が取り上げられている。実篤記念館・公園や、カボチャ最中の「藤屋」も紹介されているので、機会があればご一読を。
(1998年6月20日:記)

◆日経新聞に浅川巧の話題

 6月11日(木)の日経新聞朝刊文化面に、浅川巧の話が載っていた。戦前に朝鮮半島で林業を振興するとともに、柳宗悦の影響で陶器など朝鮮文化の保存に努めた人だ。今でも韓国ではその功績が称えられ、墓地も大事に祭られているそうで、現在ドキュメンタリー番組が制作中とのこと(年内完成予定)。今フランスではサッカーのワールドカップが開催されているが、2002年の日韓共催W杯に向けて、日韓交流の記念的人物として今後注目されるかもしれない。
(1998年6月14日:記)

◆神田神保町の名舌亭に実篤の拓本が

 先日東京・神田神保町の名舌亭(めいたんてい)というところで懇親会があり出席したところ、座敷の壁に実篤の石碑の拓本がかかっていた。縦は大人の背丈ほど、幅も私が両手を広げたくらいある大きなものだった。書かれていたのは「勉強勉強勉強 勉強のみよく奇蹟を生む」という讃と、達磨か何かの絵だったと思うが、お酒がおいしくて記憶が定かではない。
(1998年4月29日:記)

◆『心』グループについての論考を含む『久野 収集』第1巻が刊行

 『久野 収集』(全5巻/佐高 信 編)の第1巻として、『ジャーナリストとして』が岩波書店から1998年4月25日に刊行された。この中には「大宅壮一論」などとならんで「日本の保守主義 −『心』グループ」も収められている。岩波新書『日本の思想』と同じものかどうかわからないが、機会があれば一度目を通してみたい。(「岩波書店の新刊 1998=5」を見て)
(1998年4月29日:記)

◆1998年2月16日付け産経新聞夕刊に学習院の特集記事があり、白樺派も取り上げられました。

◆1998年2月12日付け読売新聞夕刊に、「実篤邸」が載りました。

◆地下鉄広報誌に、新しき村東京支部の写真が載りました

 営団地下鉄が駅で無料配布している広報誌『メトロニュース』の1997年10月号は、「神保町から九段下まで」という特集。何気なく見てみると、新しき村の東京支部が写真入りで紹介されていてびっくりした。文章はほんの少しだが、新しき村東京支部(新村堂)の写真が2ページ目の中段に載っている。
『メトロニュース 』'97/10月号 No.249
発行:帝都高速度交通営団 総務部広報課

◆『東京人』に、実篤公園のことがちょっと載りました

 『東京人』1997年10月号は私鉄沿線の特集で、その中に京王線も出ている。高尾山口・高幡不動にならんで仙川も取り上げられている。この街の特徴を、3つのスーパーがあるのに商店街が共存共栄していることとし、見どころを「商店街」「仙川アベニュー」「実篤公園」と書いている。仙川という街の雰囲気が伝わってくる文章。



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