2016年を振り返って
2016年はこんな展覧会や講座に行ってきました。
● 展覧会
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「美の法門 −柳宗悦の美思想」日本民藝館(東京都)
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「はじまり、美の饗宴展」国立新美術館(東京都)
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「人のかたち」早稲田大学 會津八一記念博物館(東京都)
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「第55回記念 大調和展」東京都美術館(東京・上野)
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「アーティストin湘南1 萬鉄五郎×岸田劉生−その仲間たち」平塚市美術館(神奈川県)
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「永青文庫コレクション 武者小路実篤が描く日本の春」羽田空港美術館ディスカバリーミュージアム(東京・羽田)
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「アーティスト・コロニー・セタガヤ―「白と黒の会」、「砧人会」、「自由が丘文化人会」ミュージアム コレクションT」世田谷美術館(東京・砧)
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「大拙と松ヶ岡文庫展」多摩美術大学美術館(東京都)
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「動き出す!絵画 ペール北山の夢」東京ステーションギャラリー(東京・丸の内)
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「創設80周年特別展 柳宗悦・蒐集の軌跡−日本の工芸を中心に−」日本民藝館(東京・駒場)
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「椿貞雄 生誕120年記念展」船橋市民ギャラリー(千葉県)
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前年よりも多い。「大調和展」は記念展だったので初めて行った。鈴木大拙展など、「白樺」の周辺に関する展覧会も少しずつ見ていきたい。
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講演会やギャラリートークのある日に見学した展示は3つ(大調和展、鈴木大拙展、椿貞雄展)。きっかけをとらえて、見学を増やしたい。
● 講演会・講座
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2/28 観梅のつどいミニ講座「仙川に残る実篤の思い出」調布市東部公民館にて。
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5/21 読書講座「武者小路実篤の「井原西鶴」を読み解く」講師:二松学舎大学教授・瀧田浩氏、武者小路実篤記念館にて。
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7/30 「大拙と松ヶ岡文庫」展トークセッション第1部「鈴木大拙の神秘哲学」講師:多摩美術大学准教授・安藤礼二氏、第2部「松ヶ岡文庫七十年のあゆみ」批評家・若松英輔氏、松ヶ岡文庫主任・伴勝代氏、安藤礼二氏、多摩美術大学美術館にて。
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前年にくらべて少ない。情報は収集しているつもりだが、関連イベントが少なかったか。
● 演劇、その他
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2016年は演劇や読書会などへの参加はなし。
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5/20-22 劇団ひまわり大阪公演部によって、実篤の『生命の王』が上演される。演出:木嶋茂雄。会場:AI-HALL(伊丹市立演劇ホール・兵庫県)
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1/16 センター試験の倫理社会で実篤についての設問が出て、受験生の間でちょっとした話題になる。
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4/15 「劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵」が地上波で放送される。白樺美術館のために神戸の実業家が購入した「芦屋のひまわり」についての作品で、実篤の名前もちらっと出てくる。
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5/1 文学同人誌即売会「文学フリマ」に初めて行く。文学の楽しみ方の幅が広がった。
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夏、秋田へ旅行をした際に立ち寄った、あきた文学資料館(秋田市)で、小牧近江宛ての実篤の手紙を見せていただいた。学芸員の方のご厚意に感謝するとともに、少しでも実篤の字が解読できたのがうれしかった。
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11/1 ブラウザゲーム「文豪とアルケミスト」がDMMからサービス開始。美少年化された実篤が登場し、実篤や白樺派について熱心に調べるファンが現れる。
2017年はどんなものが見られるか、楽しみにしていきたいと思います。
(2017年2月12日)
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