◆ うるとらまん95
    これはIBMのPC110(通称うるとらまん)をWin95化した根気と勇気と涙の与太噺です。
    ちなみに珍言采は、ここ12年くらいハードをいじっていません。
    PET2001やインテルのSBC80という工業用ボードで育った「帰って来た浦島太郎」状態なんです。
    ・ウルトラマンがやって来た
      98年1月のドカ雪の翌日、長野から中古のPC110YDW+αが届きました。
      じゃマールのウルトラマン売りますに応募したら外れたのですが、売りに出した人に紹介してもらった人から個人売買で売っていただきました。
      ブツはまだ購入して3ヶ月の代物でした。
      保証もたっぷり残っていたわけです。
      なによりも嬉しかったのは、486SX(32ビット、33MHz)、8MBメインメモリ、4MBフラッシュメモリドライブ内蔵の本体に
        ・ACアダプター
        ・ポートリプリケータ
        ・3モードFDD
        ・240MBのHDD+105MBのHDD
        ・OSマニュアル類一式
      がセットだったことです。
      ウルトラマンはその後ショップでメモリを20MBに増設しています。
    ・Win95インストール
      105MBのHDDにインストールするのは無理があると思いました。
      何しろデスクトップ上のmsnを消すことも出来ないほど、Win95からどのいらないファイルを捨ててよいか知らないのです。
      (今は消せますよ)
      ここは安全策を取って、240MBにフルで入れることにしました。
      両方のHDDは前の持ち主のときからWin3.1です。
      105MBの方は純正IBMロゴ入りナイロンケースに入って、まだピカピカ状態です。
      Win95のインストールはポトリ(ポートリプリケーター)経由でFDからです。
      マニュアルによるとポトリには、シリアル、パラレル、ディスプレイ、キーボード、マウス、ディスケットのポートが付いています。
      FDからのインストールは、時間的に2時間くらいかかりました。
      これはWin3.1が入っていたHDDに入れるので、最初にクラスターチェックまでやってしまったからです。
      それでも半日は潰れると人に脅されていたので、拍子抜けしました。
    ・DOSシステムの修復だ
      ウルトラマンにはDOSモードで動くわりと優秀なPIMソフトPersonaware(ペルソナウエアかと思いましたら他の人はパーソナウエアと読んでいるようです)が入っています。
      これを使うときは、DOSへ切り替えるかHDDを抜いてリブートする必要があります。
      Win95をインストールするとDOSのシステムが一部壊れるので、このPIMが立ち上がらなくなります。
      よってシステムディスケットで修復させなくてはなりせん。
      だいたい壊れているのに後で気が付いて、さらにあれこれ推測して復活したので結構時間がかかりました。
      このPIMソフトはどこが優秀かというと、内蔵FAX操作が簡単なのです。
      マニュアルを読まずにFAXサービスへ接続し衛星放送の番組表を1回で取り込めたのは、これが初めてでした。
      しかし残念なことにウルトラマンに内蔵のFAXモデムは、データ2400bps、FAX9600bpsと時代遅れです。
      改造してくれるショップはあるようですがずいぶんと高価だそうです。
    ・ぐわぁー
      さて、次はブラウザーにIE3.02でも入れるかと雑誌のおまけCDを取り出してからがさあ大変状態でした。
      あぁ渚のシンクパッド535(私のメイン機です)で使っているパナソニックの8倍速CD−ROMドライブのSCSIカードを認識しません。
      コントロールパネルのシステムのプロパティーのパフォーマンスを見ると、あややPCカードは32ビットなんちゃらと表示されているではないですか。
      きっとPCMCIAのドライバーが悪いんだと勝手に思い込み辺りの知人、友人、同僚にまで聞きましたが「Win3.1マシンを無理矢理Win95にするからだ」の大きなお世話状態でした。
      そうこうするうちに2週間経過、その間珍言采は暇に任せてHTMLを噛りこのホームページを立ち上げました。
      そして辺りの知人、友人、同僚、遠方のメール友達にまで紹介して憂さ晴らしをしつつ思案していましたが、やはりウルトラマンを完璧に95で使えないとろくに遊べません。
    ・ウルトラマン レア
      ウルトラマンはレアだけど熱烈なfanがいます。
      会社の同僚兼務私の結婚式の司会を務めてくれた友人に、ニックネーム「ハム氏」がいます。
      彼はこのようなPC設定雑務が得意です。また彼も一時期ウルトラマンを使用していたので、「なんちゃらwillがどうたら」とアドバイスしてくれるのですが役に立ちません。
      でも昨日ようやくウルトラマンの同好会のようなHPやウルトラマン改造記事を掲載したHPを紹介して見放してくれました。
      いくつかのHPを覗いて見るとIBMのサイトにWin95用ソケット・サービス・ドライバーがあることがわかり一件落着しました。
    ・IE3.02をインストール
      97年末に廃刊になった雑誌(TheWindows)のおまけCDから無事完了。
      この雑誌は、あぁ渚のシンクパッド535を入手してから約半年間勉強用に購読していたのですが、裏切るように廃刊です。
      (ここ12年PC雑誌なんて買っていなかったのに・・・)
      ところでこの手の内容の雑誌は、他を探してもないようです。
      なんでや?
      誰かバックナンバーを譲ってくれないかな。
      おっと与太噺を戻して、この時点で240MBのHDDは残りが67MBになりました。
    ・LAN接続もOK
      珍言采は535を会社で使用するために、IBM純正のLANカードも持っています。
      私のような出戻り初心者には純正が一番。
      さっそく電源を切ってCD−ROMドライブを外しLANカードを差し込みました。
      何故かは知りませんが、みんながこのカードの取り付け取り外しは電源を切れといいます。
      コントロールパネルからPCカードを安全に取り外す作業だけでは、どうもシステム管理者に迷惑をかけるらしいのです。
      電源を入れるとすぐにLANカードが認識されウィザードも出ずに設定が完了した様子。さすが純正だ。
      IEを起動すると何もせずにネットサーフィン出来ます。
      IPアドレスとかDNSの設定とかなんでやらなくていいの?
      まぁいっか。
    ・cc:Mail Mobileをインストール
      珍言采は仕事上自宅や外出先から会社のサーバーにメールを読み書き出来る環境が必要です。
      オフィスの仕事用PS/Vねぇマスター100や、自宅から何処へでも持ち運んでる535ではcc:Mailのユーザです。
      535からプロバイダーへ接続する私用メールのときは、インターネットメールのユーザです。
      ウルトラマンでは前述のように2400bpsですから、I・Oデータ機器の288PCカードモデムを入手しcc:Mail Mobile(珍言采は20数年前にアマチュア無線の従事者免許を取得したので、ついモービルと読みます)をインストール。
      さてモデムカードを入れてハードの設定。
      デバイスドライバーはこのモデムカードで実績のあるWin95の標準288を選択。
      アプリの環境設定は、ありぃ? PCFM−288の.MDMファイル(ATコマンドスクリプト)がないので他機から移してしてメール受信。
      診断画面を開いてメッセージ確認。
      ありぃ? モデムが応答しない。こういうときはリブート。再度メール受信。
      ありぃ? モデムは応答したが、コネクトメッセージが出るタイミングで診断画面になんらかの文字化けメッセージが表示されます。

      翌日3時間もかけてあれこれやりましたが、解決の糸口も見つかりません。
      しまいには、コントロールパネルのモデムのプロパティーから内蔵モデムも消してしまいました。
      ふと思い付いたのは、PIMソフトの中にあるシステム設定画面。
      それをDOSに切り替えて呼び出しCOM1をPCMCIAモデム、COM2を内蔵モデムに切り替えてみました。
      メール受信。成功!
      結局よくわからないが、このマシンは不思議だ。
      DOSの通信ポート設定がWin95のCOM1、COM2の設定より優先しているようだ。
      これで288カードからインターネットもメールも出来るようになりました。
      嬉しい。
    ・欲をかいてまたハマル
      なら次は内蔵モデムでメールだ。
      2400bpsでインターネットをやる気になりませんが、もし288カードを忘れて出かけても内蔵モデムからメールだけは読み書きできるようにしておこうと欲が出ます。
      一度消した標準モデムを復活させようと試みるがうまく行きません。
      あぁ出戻り初心者の辛いところは、Win95がまったくわかっていないこと。Macのセントリス650を5年以上も使っていたから頭の中がからっぽに、いえ歳のせいです。
      とりあえずコントロールパネルのモデムのプロパティで追加ボタンを押すと、PCMCIAかその他か選べるのでその他を選択。
      モデムウィザードが起動したので、内蔵だからモデムを選択するので検出しないにチェック。
      標準のモデムドライバーで2400bpsを選択する。
      ありぃ? COM1とかCOM2が出てこないし、シリアル/プリンターポートしかない。
      なんでや?

      翌々日、再度トライ。
      今度はコントロールパネルのモデムのプロパティで追加ボタンを押してPCMCIAかその他を選択するところまでは先日と同じ。
      内蔵だからこそ自動検出かなと思い、検出するにチェック。勝手にCOM1へ登録された。
      やったぜぃ。
      あとはcc:Mailとインターネットが出来るか確認。
      どちらも2400bpsで無事動作。

    ・PHS 32k PIAFSだ
      お次はPHS PALDIO DATACARDでPIAFS32k通信だ。
      が、今日はドライバーが入ったFDを自宅に忘れてしまった。

      翌週、再度トライ。
      今日はPHS本体も持って来たし、モデム情報ファイルのFDもばっちり、DATAカードも忘れていない。
      (なにしろポトリを会社へ置きっぱなしなんです)
      で、全部接続してWin95を起動。
      先ずマイコンピュータのダイヤルアップネットワークから新しい接続を選択。
      接続名を自由に入れて、32kPALDIOをモデムに選択。電話番号を入力し完了を選択。
      次にプロパティーを選んでサーバーの種類とTCP/IPの設定。
      デスクトップのインターネットアイコンのプロパティーで、新しく作った接続を選択。
      インターネット起動。
      やったぁ、あぁ渚のシンクパッド535で以前やったことだからすんなり接続成功。
      ちなみに、わしのPHSとDATAカード、ホームアンテナは1セットで無料です。
      NTTパーソナル中央で、契約しました。
      俗に言う6ヶ月縛りで、登録の3000円は別途必要でした。
      よくじゃマールとかでホームアンテナを高く売る輩を見かけますが、なんで無料で貰っておきながら高く売るんぢゃ? 商人が多いのう。
      次はWIn終了で自動的に電源が切れるようにチャレンジだ。