今度はメリー・ジェーン
     約束の土曜10時、チャイムが鳴りました。
    門扉に立っていたのは予定より1人多い3名。
    ツナギ姿の作業員2名と、私服の顎鬚、おっと激痩せしたツノダヒロにそっくりです。

     先ずは作業手順の確認。
    玄関下のコンクリート処理は、ガレージとの間に土がないので行いません。
    本来ならばコンクリートを貫通する穴を開け薬を注入します。

     次に風呂場の確認。
    目地の十字になった個所へ穴を開け壁の内部に薬を注入するそうです。
    これは先週ホタテマンが説明した内容と同じです。

     最後に床下の確認。
    基礎の木部に穴を開け薬を注入します。
    但しガレージの天井が床下に飛び出している部分は、やはり途中までしか人が入れないので、薬は吹き付けになります。
    構造上仕方のないところです。

     玄関から台所までビニルシートでヨウジョウし、電源コードやコンプレッサのチューブを這わせます。
    作業は2名の作業員が床下に潜り、必要な個所に穴を開けます。
    コンプレッサーが回り、薬剤を注入しているようです。
    ツノダヒロは玄関のタイルや下駄箱の下の作業をやっているようです。

     台所の野菜類や果物は特に片付ける必要もないそうです。
    リビングの金魚もそのままです。
    珍言采は2階の趣味部屋でTVを見ています。
    ときどき外から吹き込む風に、薬剤の臭いのようなものを感じます。

     途中で1回呼び出されました。
    台所と風呂場の間の木部にカビがあるので、換気扇を付けませんかというお誘いです。
    先週のホタテマンから同じような話しを聞きましたが、まだ決心していないので今日のところはお断りします。
    木部のカビは、薬剤で除去出来ないかと若い作業員へ聞いてみました。
    薬はなく、換気扇で乾燥させると死滅するとの回答です。

     珍宅は建売を購入したのですが、入居後1年目に座敷の天井を囲む桟にカビが生えたことがあります。
    そのとき補修に来てくれた人達は、桟を外して取り換える工事も可能だが、傷が残る可能性もあり薬剤で落としませんかと勧められました。
    健康に害を与えるような強い薬剤ではないので安心して下さいと言われました。
    また薬剤が弱くて、その後カビが発生した場合も引き続き補修は引き受けますと言うので、そのときは勧められた方法で対処しました。
    その後特に新たなカビは発生していません。
    と言うことで、カビ落としの薬剤はあるのだと思うのですが。
    珍言采の安直な考え方では、カビキラーを散布するだけでもよいと思っています。
    今度自分で潜ってみようかな。

     結局、総費用は48000円+消費税+埼玉住宅生協加入費(出資金)5000円でした。
    風呂場のタイルの目地に穴を開け、薬剤を注入するのも含まれていました。
    更に床下換気扇は特に押し売りされることもありませんでした。
    換気扇取り付けの場合の配電や工事のやり方も丁寧に教えてくれました。
    珍言采でも出来るのではないかと思います。
    もっと進んだ工法や薬剤の業者もいるかもしれませんが、今回は納得のいく業者と価格ということです。