業者選定
     いよいよ2月到来。
    この時期は塗装屋に限らず建築関係は仕事が少なく営業活動が盛んになります。
    我が家も予定通り外壁と屋根の塗装契約の時期です。
    7社の見積もり活動を経て、昨年の11月には2社まで絞り込まれていました。
    しかし、昨年夏の風呂場補修工事で落選した業者が、見積もりに是非参加したいと営業さんがやってきました。
    気持ちの中では2社の中から1社に絞り込みたかったのですが、1級建築士がどのような見積もりを出すか興味もあったのでお願いしました。
    絞込みの過程で、大手や塗料メーカー系列の業者は落選しています。
    理由は、営業がいいかげんだからです。
    自社の営業マンは少なく歩合制の営業が直接売り込みに来ますが、話しを聞くと雇っている大手の思想を疑いたくなります。
    私の調査では、歩合制の営業マンは100万の受注を取ると25万くらいふんだくっているようです。

    絞り込まれた3社を分類すると下記のようになります。

    1.親方中心の零細塗装屋
      親方がチラシを刷って、自ら配布する。
      親方が塗り替えの候補となる家を足で(車で)探す。
      売り込みを受けた家は、車で30分も走れば数件の塗装実績を見ることが出来る。
      価格が異様に安い。
      営業が親方なので、すぐに値引きの話しが出る。
      地元中心の塗装屋として評価は高い。

ペラ1枚の見積書です。

    2.地元の塗装屋
      新聞によくチラシが入る。
      親方以下数人の塗装チームをいくつか抱えている。
      親方もしくはチームが抜けると1番の業者になる場合もある。
      塗装チームの主任や営業が直接売り込みにやって来る。
      営業担当が社長と称する人物に頻繁に電話して値引き交渉する。
      売り込みを受けた家は、車で30分も走れば数件の塗装実績を見ることが出来る。
      価格は並。
      地元での評価はそれなりにある。

洗練された見積書です

    3.1級建築士とリフォーム担当営業の特殊ケース
      チラシ類はまったくない。
      リフォーム関係の営業が注文を取る。
      仕事上繋がりのある塗装屋を連れて来る。
      1級建築士の診断と監督が売り文句。
      売り込みを受けた家は、車でかなり離れたところへ行かないと塗装実績を見ることが出来ない。
      価格は本来高い(1級建築士の監督代と営業活動費が加算される)が、今回は地元の塗装屋価格をターゲットに少し安く出してきた。
      評価は不明。

内容はかなり大雑把です
契約書作成時点では、詳細な取り決めが必要です


     既に珍言采の性格を御存知の方は、3番を選ぶと思っているでしょう。
    その通りの結果です。

     このリフォームの営業さんは、昨年の夏風呂場の補修を行うときに見積もりを出してもらいました。
    実は1番の業者さんは、塗装だけでなくリフォームの営業もやっており、このときは1番が勝ち残りました。
    見積もり金額に4倍程度の差があったからです。
    大工仕事、タイル貼り、壁紙交換の仕事は、塗装屋のオヤジの仕事仲間で暇な人達がやったせいか、1級建築士事務所の価格の1/4で済んだのです。
    そのせいかどうかわかりませんが、その事務所は潰れてしまいました。
    営業さんの名刺は、別の業者名に変っていました。

     今回も1番が最も安価な見積もり金額を提示してきたのですが、見積書が雑で補修の説明がほとんどありませんでした。
    2番の業者は我が家の弱点を克明に説明して、何処を補修すべきか教えてくれました。
    説明は全て納得できるものでした。
    塗装の本来の目的は、家の寿命を延ばすためのものです。
    勿論見栄えも大切ですが、本末転倒はいけません。
    この時点では2番を選択していたわけですが、ウレタン塗料を途中からシリコンセラミックにしませんかと価格の高い方を勧めてきたり少し嫌だなぁと思う場面もあって、悩んでいたのが実状です。

     3番の営業と一緒に現場説明で1級建築士に会いましたが、補修個所の説明や対処方法は2番と同等でした。
    見積もり金額として出せないような個所の説明は慎重で、そこは信用がおけると判断しました。
    悪いところは全部やるよという1番の業者とは大きく違うところです。
    これが10万円クラスの補修工事なら、迷わず1番を選択します。

     3番を選ぶことによる不安点は、1級建築士と営業の経費がいくらかかるかということです。
    塗装屋さんに渡るお金が少ないと、使用する塗料が少なかったり(薄く塗ったり)いいかげんな補修をやる可能性があるからです。
    この心配は自分で考え、色々な手法で解決するつもりです。
    工事前後の現場写真を残す方法もあります。
    使用した塗料の缶を数える方法もあるでしょう。
    塗料メーカは、1平米あたりの推奨使用量をホームページで公開しているところもあります。
    本当に大切なのは、お互いの信頼関係ですけどね。

     いよいよ2/17に3番の塗装屋さんと会い、契約書を作成します。
    この経過は、追って書きます。