流しのつまり解消
     我が家の排水は、東側の端に集中しています。
    南から北へ、庭の水道、1階トイレ、台所、2階トイレ、洗面台+洗濯機、風呂と集合してガレージの下にある合併式浄化槽へ導かれます。
    珍言再の住む町内は、まだ本下水が自宅前まで整備されていません。
    そこで合併式浄化槽の設置には、町から補助費が出ます。

     住宅を建築販売したI建設がしっかりしていたせいか、建売なのに申請を済ませておいてくれたので、購入後に20数万円の補助費をいただきました。
    申請には建築中の工事写真や保険所の検査が必要だし、補助費を貰えるのが住宅購入者なので、いいかげんな建売業者だと申請を省いてしまいます。
    中には地方自治体補助費の調査すらしない業者もいます。

     この合併式浄化槽は一般の浄化槽より高価ですが、処理能力が素晴らしく地方自治体の下水処理より河川を汚染しないそうです。
    残念なことに我が家から200mくらいまで本下水の工事が終了しましたので、数年後には浄化槽を潰して本下水へ接続することになりそうです。
    工事に税金をたくさん使い、下水道料を毎月支払い、河川を汚す方を選択しないと住めないのはなんとなく納得できません。
    自分たちが選んだ町議会の決定ですから仕方がないですが。



     さて我が家の排水ですが、水周りで台所だけが西側の端にあります。
    床下を長々と約8mの配管を通しています。
    建築工事はそこを考慮して太目の100mmの配管を通していますが、4年目で1回詰まりました。
    キッチンユニットのシンクの細めの排水ホースは、床下の配管に突っ込まれているだけです。
    これはどこの建売でも同じ考え方のようです。
    配管が詰まったら逆流分がシンクの下で溢れ、キッチンユニットの下部から床に流れ出しました。

     建築販売会社へ怒りの電話をするとすぐに下請けの水道工事業者が来てくれ、配管の掃除をしてくれました。
    価格は7000円。
    数年に1回溢れるまま(対策なし)で、その都度後手の掃除をしてお金を支払うのかと苦情を言うと両端に掃除用の設備を取り付けてくれました。
    詰まったら自分で掃除してねということです。
    これには納得しています。
    消耗材と同様に、排水のメンテは購入者が行うべきものです。
    上の写真のように、1年に1回パイプクリーナー(商品名)を突っ込んで掃除をします。



     掃除は回転させながら出したり入れたりして貫通させます。
    パイプクリーナーは10mのものを使用しています。
    以前は3mや5mm長くても7mものしかDIY店になかったので、上流と下流両方から突っ込んで掃除に苦労しました。
    今は2000円台で10mのものまで売られています。
    勿論業者用のものは15mでも20mでもあったのですが、15mで10000円と高価で手が出ませんでした。
    パイプクリーナーを通した後は、上の写真のようになるべく高圧の水で詰まっていた汚物を流します。



     上の写真は、台所の反対側です。
    インバートの半分はマスになっています。
    油は直接流しませんが、掃除後にババロアのような油性の汚物が流れてきます。
    3−4年もメンテをしないと、このババロア状の汚物が配管の壁面に厚さ数cmも堆積します。
    そうなれば家庭用のパイプクリーナーでは貫通できず、業者へ掃除を頼むことになります。
    パイプクリーナーは、配管が曲がっていることを前提に、スプリング構造になっています。
    詰まりが酷い場合に強引に突っ込むと、配管内で折れ曲がってしまいます。
    ストレートな配管であれば、DIY店で1−2mの木材を買ってきて、繋ぎながら押し込み強引に貫通させるのも方法かと思います。
    下流側から洗車用の糸入りホースを、水を流しながら突っ込むのもよいかと思います。

     苦手な人は業者へ頼んで、シンクの排水ホース部分を塞ぎ高圧の空気や水で押し出してもらいましょう。
    マンションと異なり配管工事がヤワだと、途中のジョイント部で吹き出しますので注意が必要です。
    業者と言っても専門家は1人で、残りはたいがいアルバイトです。
    床下の配管を吊っている番線を、傾斜も考えずに勝手に締め直す初心者もいます。