SambaでWindowsと仲良くなりたい。



普段使っているのはWindowsなんだよね。
なんだかんだ言ってもデスクトップ環境としてはWindowsなんですよね。UNIXは大好きなんだけどデスクトップ環境は・・・あんまり好きじゃない。
ローカルサーバにHTML文書を作るだけのためにFTP転送っていうのも不便なんでSambaでファイル共有できるようにしちゃいます。

[1]Sambaのインストール

いつものようにパッケージからインストールします。画像省略。
設定前にいろいろ勉強するならここを参照しましょう。
 

[2]smb.confの設定。

sambaの設定はこのファイルでします。サンプルファイルが /usr/local/etc/smb.conf.default にありますので環境に合わせて設定後 /usr/local/etc/smb.conf とします。
このサンプル、よく使われる環境を想定しているらしくワークグループ名などを気にしない人はこのままでOKです。わたしもプリンタ設定は必要ないんですけどこのまま使っています。

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[3]自動起動するように設定。

マシン起動時にsambaが起動するように /usr/local/etc/rc.d/samba.sh.sample を /usr/local/etc/rc.d/samba.sh として設定完了。さぁ、リブートしましょ。
 

[4]samba用のパスワードファイルを作成。

無事アイコンが現れるようになったがパスワードが違うとでてログオンできない。
パスワード設定が別途必要なようです。
パスワード追加は以下のようにやります。
 

clio# cd /usr/local/private
ここにある smbpasswd がパスワードファイルです。興味がある方は中をみてね。
テキストファイルですから。

clio# smbpasswd -a yuzo
params.c:Parameter() - Ignoring badly formed line in configuration file: %N はこのサーバの NetBIOS 名、%U はユーザ名に置換されます。
New SMB password:
Retype new SMB password:
Added user yuzo.
clio# 

あとは「ネットワークコンピュータ」からたどっていけばログインできます。
これでファイル転送にFTPをちまちま使わなくてもできて便利便利。
 

[5]sambaの管理をWebから行えるようにする。(SWAT)

ファイル /etc/services に swat エントリを追加します。

swat            901/tcp


ファイル /etc/inetd.conf に swat エントリを追加します。 

swat    stream  tcp     nowait.400 root /usr/local/sbin/swat
これで準備OK。またまたリブートしましょ。

Webから http://www.home.or.jp:901/ を参照すると画面が現れます。
これで接続状態等の確認が離れていても確認できます。ますます便利である。