X Window Systemのパフォーマンスアップ



vmware-freebsd-toolsをインストール

VMwareにはゲストOS用にツールが用意されています。これを使用することによりパフォーマンスアップが期待できます。たとえば・・・

その1 描画スピードの向上
その2 発色数を増やす
その3 その他、細かい設定がGUIで可能になるかも・・・

では、インストールしてみましょう。

[1]まずはダウンロード

VMwareサイトより Download The VMware Tools  ページからダウンロードします。WindowsでインストールしてFTPでFreeBSDに転送しても良いし、直接FTPしてもいいです。

そのあとは下記の手順でインストールします。

clio# tar xvzf tool-for-freebsd-307_tar.gz
clio# cd vmware-freebsd-tools
clio# ./install.pl

インストールスクリプト中にディレクトリの場所とか聞かれるんですけど、デフォルトで大丈夫なので全て空エンターで答えます。

インストール終了時にエラーがでるんですが、これはTcl/Tkがインストールされていないからです。
X Window Systemを起動するには問題ないのですが vmware-toolboxというプログラムを起動するためにTcl/Tkをインストールしておきます。

いつものように tcl-8.0.5(Tool Command Language), tk-8.0.5(Graphical toolkit for TCL)をインストールしますが、スクリーンキャプチャするの忘れてしまったので画像は省略です。

さてstartxでX Window Systemを起動すると画面がでかい(1024x768)です。普段使うには800x600ぐらいのほうが良さそうなんで/etc/XF86Configの記述を変えます。

Subsection "Display"
    Modes "1024x768"

ここを

Subsection "Display"
    Modes "800x600"

こーゆーふうに変更。

さてさて実行結果はこんな感じです。ちょっと色が変わったのに気が付いたかしら?

 

VMwareToolboxは無事に起動できましたがあまり使い道はなさそうです。おまけに表記がfor Linuxとなっていて・・・Linuxのついでに作りましたというのがミエミエだったりします。

※なぜか/etc/rc.confにあるmousedの起動をNOに変えてしまうのですが・・・なんででしょう?とりあえずこのままにしておきます。