THE TURTLES

 タートルズのポップ感も、僕にはたまりません。思えば、モンキーズのデイビーの"It Ain't Me Babe" や、ママス&パパスの"You Baby"を歌っていたことが、タートルズにたどり着くきっかけでした。今では大成功をおさめたライノ・レコードですが、1980年代、このタートルズの再発売の成功が大きく貢献しています。オリジナル・アルバムに加えて数々の未発表曲を発掘し、オールディーズ・ファンにとって頼もしい存在となりました。タートルズ解散後も、メンバーのフロー&エディはさまざまなアーティストと共演し、自らもアルバムを発表して活躍しています。



ALBUMS

Out of Control / The Crossfires ('63 )
タートルズの前身は、当時流行っていたサーフィン&ホットロッド・バンドの「クロスファイヤーズ」でした。メンバーは、タートルズのファースト・アルバムに参加した、ハワード・カプラン(ケイランに改名)、マーク・ボルマン、アル・ニコル、ドン・マレー、ジム・タッカー、チャック・ポーツの6名に加え、曲によってデイル・ウォルトン、トム・サントン、テリー・ハンドが演奏しています。
1 Silver Bullet [instrumental] 2:20 Nichol - Kaplan - Volman - Murray 明らかに「ウィリアムテル序曲」ですが、サックスの効いたノリの良いサーフィン・ソングに仕上がっています。
2 Dr. Jekyll and Mr. Hyde [instrumental] 2:19 Kaplan - Nichol
3 Chunky [instrumental] 2:14 Nichol
4 That'll Be the Day 2:30 Allison - Holly - Petty
5 Out of Control [instrumental] 2:15 Nichol
6 Fiberglass Jungle [instrumental] 2:12 Kaplan - Nichol
7 One Potato Two Potato 2:35 Kaplan - Nichol - Tucker ハードなギターの掛け合いと、コーラスの絶妙さが未来を感じさせます。ダサい感じのタイトルと詞ですが、ワイルドな演出で、あなどれません。
8 Stay Around 2:33 Kaplan - Nichol
9 Pull Top [instrumental] 2:21 Nichol
10 Justine 2:25 Harris - Terry
11 Follow the Rock 2:22 Tortillani
12 Inferno [instrumental] 2:23 Nichol
13 Livin' Doll 2:32 Kaplan - Nichol
14 Santa and the Sidewalk Surfer 1:59 Volman - Kaplan - Nichol
15 Silver Bullet (Alternate Version) [instrumental] 2:30 Nichol - Kaplan - Volman - Murray
16 Revelaire [instrumental] 2:12 Nichol


IT AIN'T ME BABE  ('65-9 White Whale WWS-7111)  「フォーク・ロックの王者」(Toshiba SP-7481)
バーズあたりを狙った、フォーク・ロックで登場。ボブ・ディランやP.F.スローンの曲を中心にとりあげていますが、ハワード・ケイランのオリジナルもそれに負けない輝きを放っています。全米アルバムチャートの第98位。この時のメンバーは6人。タートルズのキャリアを通して共通するメンバー、ハワード・ケイラン、マーク・ボルマン、アル・ニコル(ギター)の3人のほかは、ジム・タッカー(リズムギター)、チャック・ポーツ(ベース)、ドン・マレー(ドラムス)でした。ボーンズ・ホウがプロデュースし、アルバム・チャートは第98位でした。
A1 Wanderin' Kind 放浪の群れ 2:06 Howard Kaylan ハワードが17〜18歳の時に書いた曲。いわゆるプロテスト・ソングですが、ハワード自身はあまり意識していないとのこと。
A2 It Was a Very Good Year 1:55 Ervin Drake タートルズが発表した時はキングストン・トリオがカバーしたくらいで、まだ有名な曲ではありませんでしたが、そのすぐ後にフランク・シナトラが大ヒットさせて有名な曲となりました。
A3 Your Maw Said You Cried 空しき叫び 1:43 Stephen Schlaks - B. Glazer ケニー・ディノが1961年第24位のヒットさせた曲のカバーです。
A4 Eve of Destruction 明日なき世界 2:40 P.F. Sloan バリー・マクガイアの1ヒットで有名な曲です。タートルズのバージョンも素直で聴きやすく好感が持てます。タートルズが解散した後の1970年に、ホワイトホエールがシングル・カットしてヒット・チャートにのったことが、ハワードにはショックだったようです。
A5 Glitter and Gold グリッター・アンド・ゴールド 2:08 Barry Mann - Cynthia Weil 名匠マン&ウェイル夫妻の作品です。メロディアスで素晴らしいポップ・ソングに仕上がっています。
A6 Let Me Be レット・ミー・ビー 2:20 P.F. Sloan P.F.スローンに曲を提供してもらう際、"Eve of Destruction"をすごく気にいったけれど、自分たちにもっとあっている曲ということで、この曲を提供してもらったとのことです。
B1 Let The Cold Winds Blow 2:18 Howard Kaylan パワフルでドラヴィング感のあるロックンロールです。
B2 It Ain't Me Babe 悲しきベイブ 2:09 Bob Dylan タートルズのデビュー・シングルにして全米第8位の大ヒット。ハワードはディランのこの曲を、ゾンビーズっぽくソフトにミステリアスにやってみたとか。
B3 A Walk in the Sun 太陽に向かって 2:13 Howard Kaylan ハワードによる小品といった面持ちの曲が2曲続きます。
B4 Last Laugh 1:45 Howard Kaylan - Nita Garfield マイナーからの転調が、若干安易ともとれるメロディー・ラインなのが残念。
B5 Love Minus Zero ラヴ・マイナス・ゼロ 2:53 Bob Dylan デビュー・シングル同様、ボブ・ディランのカバーが2曲続きます。おとなしい曲で、あまり魅力を感じませんが。
B6 Like a Rolling Stone ライク・ア・ローリング・ストーン 3:15 Bob Dylan こちらはディランの代表曲とも言える曲で、テンポもよく、アルバムを締めるにも良い選曲かもしれません。


YOU BABY / LET ME BE  ('66-4 White Whale WWS-7112)
 P.F.スローン作の表題2曲のヒットを中心としながらも、メンバーの自作も積極的にフィーチャーしたアルバム。すでにフォーク・ロックからの脱皮が図られつつあり、バラエティに富んだ楽曲が並びます。しかし、デビュー・シングルのB面曲や、ファースト・アルバムにも収録されていた「レット・ミー・ビー」を再収録したりと、付け焼刃的な印象もあり、また楽曲の水準も決して高いとは言えず、アルバムのヒット・チャートに食い入ることはできませんでした。このアルバムが発売される頃には、ドラムスのドン・マレーがやめ、一時ジョエル・ラーソンが叩いていました。
 このアルバムをライノ・レコーズが再発売する際には、ファースト・アルバムにも重複して収録されていた「レット・ミー・ビー」をオミットし、その代わりにシングル・オンリー曲の「ノー・ユー・ベター」を入れています。そのためアルバムのアートワークも"YOU BABY / Can I Get To Know You Better"と変更し、曲順も、1."You Baby"2."Just A Room"3."I Know That You'll Be There"4."Can I Get To Know You Better"5."Give Love A Trial"6."Almost There"7."Down In Suburbia"8."House Of Pain"9."All My Problems"10."Pall Bearing, Ball Bearing World"11."Flyin' High"12."I Need Someone" というオーダーに変更して発売しています。
A1 Flyin' High 1:47 Al Nichol メンバーのアルが、ローリングストーンズ・タイプの曲を考えて、15分で仕上げた曲です。
A2 I Know That You'll Be There 2:13 P.F. Sloan - Steve Barri 1964年にシェリー・フェブレーが発表したスローンの曲です。
A3 House of Pain 2:48 Howard Kaylan
A4 Just a Room 2:30 Steve Duboff - Artie Kornfeld
A5 I Need Someone 2:23 Chuck Portz - Jim Tucker
A6 (Let Me Be) レット・ミー・ビー 2:22 P.F. Sloan ファースト・アルバムにも収録されていたのに、シングル・ヒットしたことで再収録されてしまいました。なんとなく商業的でいやらしいです。
B1 Down in Suburbia 4:09 Bob Lind
B2 Give Love a Trial 2:18 R. Schwartz - M. Portz
B3 You Baby ユー・ベイビー 2:17 P.F. Sloan - Steve Barri
B4 Pall Bearing, Ball Bearing World 2:54 Howard Kaylan
B5 All My Problems 3:15 Howard Kaylan - Don Murray - Al Nichol, - Chuck Portz - Jim Tucker
B6 Almost There オールモスト・ゼア 2:15 Howard Kaylan マークはこの曲をキンクスのパロディだと言います。ファーストシングルのB面でしたが、ここに収録されました。


HAPPY TOGETHER  ('67-4-29 White Whale WWS-7114) ハッピー・トゥゲザー (ロンドンSLC-185)
「ハッピー・トゥゲザー」のナンバー1ヒットを含む、カラフルな傑作アルバム。どの曲がシングル・カットされてもおかしくない、素晴らしい仕上がりです。アルバムチャートも全米第25位を記録しました。この時は、ジム・タッカー(リズムギター)が音楽の世界から引退しています。また、ドラムスのジョエル・ラーソンジョニー・バーバタにチェンジしています。ベースのチャック・ポーツもグループを去り、66年の10月からチップ・ダグラスが加わることになりました。しかし、その後、チップ・ダグラスも、マイク・ネスミスからの引き抜きでモンキーズのプロデューサーへと転向したため、ベースはジム・ポンズに変更されています。ライノから再リリースされる際には、B1の次に"So Goes Love"がボーナス・トラックとして追加されていました。
A1 Makin' My Mind Up メイキン・マイ・マインド・アップ 2:16 Jack Dalton - Gary Montgomery 軽快なブラスで始まるテンポの良いポップ・ソング。コーラスも冴えてアルバムのオープニングにピッタリな楽曲です。限定でシングル発売もされました。
A2 Guide for the Married Man プレイラブ 2:44 John Williams - Leslie Bricusse 67年5月25日公開の、ウォルター・マッソーが主演する、20世紀フォックスのコメディー映画の主題歌でした。この曲も映画にあわせて限定でシングル発売されました。
A3 Think I'll Run Away シンク・アイル・ラン・アウェイ 2:31 Howard Kaylan - Mark Volman メンバーのハワードとマークによる作品。
A4 The Walking Song ウォーキング・ソング 2:44 Howard Kaylan - Al Nichol 続いてこれもメンバーのハワードとアルの作品です。実際の足並みよりは速いテンポですが、楽しいポップ・ソングに仕上がっています。
A5 Me About You ミー・アバウト・ユー 2:32 Garry Bonner - Alan Gordon ラヴィン・スプーンフルやジャッキー・デシャノンも録音しています。
A6 Happy Together ハッピー・トゥゲザー 2:56 Garry Bonner - Alan Gordon 言うまでもなくタートルズの代表曲で、ビートルズの「ペニー・レイン」を抜き去り全米1の座を勝ち取った大ヒット曲です。
B1 She'd Rather Be with Me いかしたあいつ 2:21 Garry Bonner - Alan Gordon これもボナー&ゴードンのペンによるシングル曲で、全米第3位。明朗なポップ・ソングで、後にパット・マッグリンも「あの娘はアイドル」というタイトルでカバーしています。
B2 Too Young to Be One トゥー・ヤング・トゥー・ビー・ワン 2:00 Eric Eisner ザ・ストレンジャーズのエリック・アイスナーの作曲。彼は後にゲフィン・レコードの社長となった人です。
B3 Person Without a Care パーソン・ウィザウト・ケアー 2:25 Al Nichol メンバーのアルの作曲によるお気楽ソング。
B4 Like the Seasons ライク・ザ・シーズンズ 1:56 Warren Zevon 「アウトサイド・チャンス」と同じくウォーレン・ジヴォンによる作品ですが、ストリングスが心を癒す穏やかなバラードです。
B5 Rugs of Woods and Flowers 花でかざった洋服 3:05 Howard Kaylan - Al Nichol これは冗談の要素タップリな、ちょっとしたミュージカル調の曲です。大げさな歌いっぷりや、ふざけた感じが後のフロー&エディーのステージを彷彿させます。この曲は次のLP「バトル・オブ・ザ・バンド」への橋渡しといった感じも受けます。


Golden Hits  ('67-10 White Whale WWS-7115)
9枚のシングル・ヒット(うち4曲はアルバム初収録)と、2曲の未発表曲が収録された、とても魅力的な初のベスト・アルバム。アルバム・チャート第7位の大ヒットとなりました。
A1 (You Baby) ユー・ベイビー 2:15 P.F. Sloan - Steve Barri
A2 So Goes Love 2:30 Goffin & King このアルバムで初めて発表された未発表曲。名匠キング&ゴフィンによる、ちょっとホラーっぽいバラード・ナンバーです。
A3 (She'd Rather Be With Me) いかしたあいつ 2:17 Garry Bonner - Alan Gordon
A4 Is It Any Wonder 2:28 P.F. Sloan - Steve Barri これも、タートルズがフォーク・ロック時代にお蔵入りしたスローンによる名曲です。
A5 (Let Me Be) レット・ミー・ビー 2:20 P.F. Sloan
A6 Grim Reaper of Love 2:41 Chuck Portz - Al Nichol
B1 (It Ain't Me Babe) 悲しきベイブ 2:10 Bob Dylan
B2 Can I Get To Know You Better ノー・ユー・ベター 2:32 P.F. Sloan - Steve Barri
B3 (Happy Together) ハッピー・トゥゲザー 2:50 Garry Bonner - Alan Gordon
B4 Outside Chance 2:02 Warren Zevon
B5 You Know What I Mean わかっておくれ 2:03 Garry Bonner - Alan Gordon



THE BATTLE OF THE BAND (ELENORE)  ('68-10 White Whale WWS-7118)
彼ら最高の作品との呼び声の高いコンセプト・アルバム。1曲1曲がそれぞれ別の架空のバンドによって演奏されている想定で、内ジャケットにはまるで仮装大会のような個性的なバンドが登場します(もちろんタートルズの変装ですが…)。You Showed Me と、Elenore のビッグ・ヒットを含みますが、アルバム自体の成績は全米第128位でした。チップ・ダグラスがプロデュースしています。
A1 The Battle of the Bands The U.S. Teens featuring Raoul 2:16 Harry Nilsson - Chip Douglas オープニングを飾るのは、アルバム・タイトルともなっている、スピード感あふれるかっこいい曲です。ニルソンと、プロデューサーでもあるチップ・ダグラスの共作です。
A2 The Last Thing I Remember, the First Thing I Knew The Atomic Enchilada 2:55 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
A3 Elenore Howie, Mark, Johny, Jim & Al エリノア 2:31 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata 全米第6位
A4 Too Much Heartsick Feeling Quad City Ramblers 2:43 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata ベーシストのジム・ポンズのミスター・ベースマンぶりがが聴けます。
A5 Oh, Daddy! The L.A. Bust '66 2:45 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
A6 Buzzsaw The Fabulous Dawgs バズソー 1:59 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
B1 Surfer Dan The Cross Fires サーファー・ダン 2:42 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
B2 I'm Chief Kamanawanalea (We're the Royal Macadamia Nuts) Chief Kamanawanalea and his Royal Macadamia Nuts 1:34 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
B3 You Showed Me Nature's Children 甘い想い出 3:16 James McGuinn - Gene Clark 全米第6位
B4 Food The Bigg Brothers 2:40 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
B5 Chicken Little Was Right Fats Mallard and the Bluegrass Fireball リトル・チキン 2:47 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
B6 Earth Anthem All 3:54 Bill Martin


TURTLE SOUP  ('69-10 White Whale WW-7124)
メンバーそれぞれの作曲とボーカルが聞けます。ドラムスはジョニー・バーバタからジョン・セイターにメンバー・チェンジしています。キンクスのレイ・デーヴィスがプロデュースしており、深い味わいを持ったアルバムですが、全米第117位と、商業的には成功しませんでした。
A1 Come Over カム・オーバー 2:18 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter ハワードとジョンによるパワフルなロックンロール。
A2 House on the Hill 丘の家 2:58 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
A3 She Always Leaves Me Laughing 悲しくないさ 2:46 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter ハワードとアルのリード・ボーカルです。
A4 How You Loved Me ハウ・ユー・ラヴド・ミー 2:56 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter ジョンがリードをとります。
A5 Torn Between Temptations 誘惑の中で 2:45 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter マークとジムのツイン・ボーカルです。
A6 Love in the City ラヴ・イン・ザ・シティー 3:37 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter 全米第91位
B1 Bachelor Mother バチェラー・マザー 2:38 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter リード・ボーカルはマークです。
B2 John and Julie ジョンとジュリー 3:10 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter 優しいボーカルは、アルです。
B3 Hot Little Hands 熱い手 4:10 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter 翌1970年3月発売のLP「モア・ゴールデン・ヒッツ」にも収録された、ジョンとアルがリードをとるパワフルなロックン・ロール。
B4 Somewhere Friday Night サムホエア・フライデイ・ナイト 3:20 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
B5 Dance This Dance ダンス・ジス・ダンス 3:30 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter 珍しいワルツの曲で、ジムがリードをとっています。
B6 You Don't Have to Walk in the Rain 雨の日に 2:42 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter 全米第51位


TURTLE SOUP  ('86 Rhino RNLP-70157)
1986年のライノの再発LPでは、ハロルド・ブロンソンとハワード・ケイランにより大幅なリミックスが施され、曲順も変更されてリリースされました.。このバージョンはいまだCD化されておらず、インターネット上でもそのことについてはあまり触れられていないようです。
A1 You Don't Have to Walk in the Rain 雨の日に 2:38 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
A2 House on the Hill 丘の家 2:57 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
A3 Somewhere Friday Night サムホエア・フライデイ・ナイト 3:18 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
A4 John and Julie ジョンとジュリー 3:09 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
A5 She Always Leaves Me Laughing 悲しくないさ 2:49 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
A6 Torn Between Temptations 誘惑の中で 3:33 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter 元の曲の長さは2:45でしたが、3:33のロング・ミックスとなっています。
B1 Love in the City ラヴ・イン・ザ・シティー 3:30 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
B2 Bachelor Mother バチェラー・マザー 2:37 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
B3 Dance This Dance ダンス・ジス・ダンス 3:28 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
B4 Come Over カム・オーバー 2:19 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
B5 Hot Little Hands 熱い手 2:48 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter こちらは4:10の大作のはずでしたが、2:48のシンプルなショート・ミックスとなっています。
B6 How You Loved Me ハウ・ユー・ラヴド・ミー 3:01 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter


More Golden Hits  ('70-3 White Whale WWS-7127)
ベスト・アルバムというと、アルバム収録曲と多くがダブるものですが、ここではそれが5曲のみ。シングル・オンリーが6曲(うち2曲はこのアルバムと同時発売)で、残り1曲は未発表曲です。買って損のない好編集盤となっています。チャートは146位で、グループのピーク時に発表した"Golden Hits"のようなヒットにはなりませんでした。
A1 We Ain't Gonna Party No More Howard Kaylan
A2 Story of Rock & Roll ロックン・ロール・ストーリー Harry Nilsson
A3 (You Showed Me) 甘い想い出 James McGuinn - Gene Clark
A4 Sound Asleep 夢見る楽園 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
A5 (You Don't Have to Walk in the Rain) 雨の日に Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
A6 Who Would Ever Think that I Would Marry Margaret Dino - Sembello
B1 She's My Girl シーズ・マイ・ガール Garry Bonner - Alan Gordon
B2 (Elenore) エリノア Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
B3 Lady-O Judie Sill
B4 (Hot Little Hands) 熱い手 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
B5 (Love in the City) ラヴ・イン・ザ・シティー Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
B6 Cat in the Window 1:39 Garry Bonner - Alan Gordon このアルバムで初披露となった、ボナー&ゴードンのペンによる未発表曲です。静かなオープニングから徐々に盛り上がる、コーラスが美しい小品です。


  WOODEN HEAD  ('70 White Whale WWS-7133)
アルバム "YOU BABY" の時期のお蔵入りになった曲など、レアな曲を収録したアルバム。かなりポップで、個人的には大好きなのですが・・・。1984年にライノから再発売(写真右 RHINO RNLP-154)された時は、既発の"Wanderin' Kind"を除いて、未収録の"Grim Reaper of Love"、".Is It Any Wonder"を加え、1.I Can't Stop 2.Grim Reaper of Love 3.She'll Come Back 4.Is It Any Wonder 5.On a Summer's Day 6.Come Back 1.Get Away 2.I Get Out of Breath 3.Tie Me Down 4.Wrong From the Start 5.Say Girl 6.We'll Meet Again というオーダーで発売されました。
A1 I Can't Stop 2:04 Dennis Lambert この頃多用していたホーン・セクションがないことから、未完成だということが分かります。
A2 She'll Come Back 2:38 Kaylan 1966年のユニバーサル映画"Out of Sight"で使われ、その年の4月にデッカから発売されたサウンドトラック(写真右)に収録されていた曲です。ハワードがガールフレンドと書いた曲ですが、タートルズのメンバーは彼女を嫌い、この曲をタートルズの曲と認めたくなかったようです。
A3 Get Away 2:10 Portz
A4 Wrong from the Start 2:15 Waller - Asher
A5 I Get Out of Breath 3:12 Sloan - Barri 1965年10月の録音です。フォーク・ロックの傑作でありシングルカットすればヒットしただろうと、タートルズ自身が自負しながら、フォークロックの脱却を図ろうとしていた時期の作品であり、お蔵入りせざるを得なかった苦悩がうかがえます。
B1 We'll Meet Again ウィル・ミート・アゲイン 2:20 Charles - Parker
B2 On a Summer's Day 3:34 Nichol
B3 Come Back 2:22 Kaylan
B4 Say Girl 2:06 Nichol - Portz
B5 Tie Me Down 2:03 Gates 1966年1月に録音されたデビッド・ゲイツのペンによる曲。タートルズのメンバーは、ちょうど変革の時期を迎え、このようなタイプの曲を演奏したくないと思っていたようです。
B6 (Wanderin' Kind) 放浪の群れ 2:06 Howard Kaylan ファースト・アルバムの1曲目に収録されていた記念碑的な曲ですが、解散後の70年4月(WW-350)と70年6月(WW-355)にもシングルカットされ、このアルバムのラストも飾って脚光を浴びています。


Happy Together Again! - The Turtles Greatest Hits ('74-11 Sire SASH-3703-2)
 アルバム・チャートの194位まで上昇した2枚組コンピレーションです。ベスト・ヒットのほか、"You Want To Be A Woman", "Gas Money", "Like It Or Not", "Can I Go On", "Teardrops", "There You Sit Lonely", "Santa And The Sidewalk Surfer"といった未発表曲が発掘され、ここで初お目見えしていました。
A1
A2
A3
A4
A5
A6
B1
B2
B3
B4
B5
B6


The Turtles - 1968 (1978-10 RHINO RNPD-901)
 ライノから発売された4曲入りピクチャ・ディスク。既発の"Surfer Dan"のほか、未発表3曲が収録されていました。ライノのリイシューを楽しみにしていた時代に、このレコードを見つけ思わぬサプライズに喜んだものです。ジャケットが白のもの、青のもの、それからピクチャディスクでないバージョンもあります。
A1 To See the Sun 4:25
A2 Surfer Dan サーファー・ダン 2:42 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
B1 The Last Thing I Remember, The first Thing I Knew 3:30
B2 The Owl 4:26


THE HISTORY OF FLO & EDDIE AND THE TURTLES  ('83 Rhino RNTA-1998)
ライノの3枚組編集アルバムです。1枚目はクロスファイヤーズからタートルズが中心。1枚目B面途中から2枚目はフロー&エディー。3枚目はフロ&エディーのラジオ・ショーというコンピレーションです。その名の通り、彼らの半生を描いた、ボリュームたっぷりの好編集盤です。レアな曲も満載し、ライナー・ノーツも充実しています、
A1 Alma Mater (The Westchester High School A Capella Chor Class 1963)
A2 Silver Bullet (The Crossfires)
A3 (I Get Out of Breath) P.F. Sloan - Steve Barri
A4 (Outside Chance) Warren Zevon
A5 (Grim Reaper of Love) Chuck Portz - Al Nichol
A6 "The Battle of the Bands" Album Commercial (The "Real" Don Steel)
A7 (Lady-O) Judee Sill
A8 Turtle Hits Medley (It Ain't Me Babe/You Baby/She'd Rather Be with Me/Elenore) Bob Dylan / Sloan - Barri / Bonner - Gordon / Turtles
B1 Happy Together [live] Garry Bonner - Alan Gordon
B2 Goodbye Surprise Garry Bonner - Alan Gordon ここではじめて登場した、タートルズのレアなマスターピースです。こんな傑作が埋もれていたなんて! フロー&エディでも発表されていますが、タートルズ盤のほうが味わい深くできています。
B3 (There You Sit Lonely) Howard Kaylan - Mark Volman 1974年の"Happy Together Again !"で初披露された曲です。
B4 (We Ain't Gonna Party No More) Howard Kaylan 1970年のシングル"Who Would Ever Think That I Would Marry Margaret?"のB面で、"More Golden Hits"にも収録されていました。彼らの心情を吐露するような、これまた傑作です。
B5 The Flo & Eddie Theme Kaylan - Volman ここからは、タートルズ解散後のフロー&エディとしての楽曲がはじまります。1stアルバムから4曲収録しています。それにしてもゆったりとした不思議な雰囲気の曲で、後半では、大勢のコーラスで一体感があります。
B6 Feel Oder Now Kaylan - Volman パンチが効いて、かつ、ヒット性の高いロックンロール曲です。
B7 Nikki Hoi Kaylan - Volman - Jeff Simmons とてもリラックスした楽しい雰囲気です。
B8 I've Been Born Again Kaylan - Volman
C1 Best Part of Breaking Up Phil Spector, Vince Poncia, Peter Andreoli C面はすべて2ndアルバムからの曲です。
C2 Another Pop Star's Life Kaylan - Volman
C3 Just Another Town Kaylan - Volman
C4 Afterglow Steve Marriott - Ronnie Lane
C5 You're a Lady Peter Sarstedt
C6 Marmendy Mill Volman - Kaylan - Steve Hunter - Bob Ezrin
D1 Illegal, Immoral and Fattening Kaylan - Volman 3rdアルバムの表題作です。
D2 Rebecca Hammond - Hazlewood 3rdアルバム収録のカバーですが、とてもいい雰囲気です。ポップできれいな曲で、これぞ真骨頂といった感じです。
D3 Let Me Make Love to You Kaylan - Volman 3rdアルバム収録のオリジナル・ソングです。これも前曲に負けない、素敵な仕上がりです。
D4 Mama, Open Up Kaylan - Volman 4thアルバム収録曲です。
D5 Keep It Warm Kaylan - Volman 4thアルバム収録曲です。
D6 Moving Targets Kaylan - Volman 4thアルバム収録曲です。
E1 Flo & Eddie by the Fireside (Radio Theme) 3枚目は"The Flo & Eddie Radio Show"です。このアカペラで歌われるテーマ曲、サイコー! 暖炉を囲んでリラックスしたムードでゲストと会話を交わす。ムードたっぷりの曲です。
E2 The Big Showdown 映画"Texas Detour"より。
E3 This Could Be the Day Kaylan - Volman 映画"The Dirty Duck"より。
E4 Good Duck 映画"The Dirty Duck"より。とてもポップなコミカル・ソング。
E5 Medley #1
E6 The Flo & Eddie Show ゲストのマーク・ボランがイキに弾き語ります。
F1 Getaway (Back to L.A.) Kaylan - Volman 映画"Texas Detour"より。
F2 Livin' in the Jungle Kaylan - Volman 映画"The Dirty Duck"より。3rdアルバムに収録されていました。
F3 Youth in Asia
F4 Medley #2
F5 Closing Theme


CHALON ROAD  ('87-3 Rhino RNLP-70155)
ライノによって編集されたアルバムで、 "THE BATTLE OF THE BAND" の時期のシングルと未発表曲を一枚にまとめた内容です。未発表曲と言っても、10年前の1978年10月にライノが発売した4曲入りピクチャ・ディスク"The Turtles - 1968"(RHINO RNPD-901)からの3曲"To See the Sun", "The Last Thing I Remember, The first Thing I Knew", "The Owl"が収録されました。つまりすべて既発曲の寄せ集めということになり、ライノにしてはちょっと物足りなさを感じたものですが、アルバムとしては5曲のシングル・ヒットを含むパワフルな内容となっています。
A1 She's My Girl シーズ・マイ・ガール 2:32 Garry Bonner - Alan Gordon
A2 You Know What I Mean わかっておくれ 2:00 Garry Bonner - Alan Gordon
A3 Sound Asleep 夢見る楽園 3:26 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
A4 Can You Hear The Cows 2:18 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
A5 The Last Thing I Remember (The First Thing I Knew) 3:30 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
A6 Umbassa And The Dragon ドラゴンを倒せ! 3:00 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
B1 The Story Of Rock And Roll ロックン・ロール・ストーリー 2:36 Harry Nilsson
B2 Outside Chance 2:06 Warren Zevon
B3 Chicken Little Was Right リトル・チキン 2:49 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
B4 The Owl 4:26 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
B5 To See The Sun 4:25 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata



SHELL SHOCK  ('87-3 Rhino RNLP 70158)
 レコード会社のホワイト・ホエールとうまくいかず、未完成のままお蔵入りになってしまった、タートルズの本来のラスト・アルバムと言われます。このアルバムが未発表となったため、タートルズ解散後にフロー&エディによって発表された曲も数曲あります。SHELL SHOCKとは、戦争の緊張によって起こる兵士のノイローゼのことで、彼らのおかれた状況と深い関わりがあるようです。果たして彼らの構想どおりかわかりませんが、とりあえずライノによって完成しました。"More Golden Hits","Happy Together Again! ","THE HISTORY OF FLO & EDDIE AND THE TURTLES"といった編集アルバムのレアな曲に、新たに2曲を発掘して収録しています。味わい深いロック・アルバムでありながら、デモ曲や、趣向の違う曲が入り混じっているせいか、どこか雑多な曲の寄せ集め的な印象も拭いきれません。
A1 (Goodbye Surprise) 2:55
A2 (Like It Or Not) 3:46
A3 (There You Sit Lonely) 3:42
A4 (We Ain't Gonna Party No More) 4:54 Howard Kaylan
A5 (Cat In The Window) 1:41 Garry Bonner - Alan Gordon
A6 (Lady-O) 2:52 Judie Sill
B1 (Can I Go On) 3:00
B2 Dance This Dance [demo] 3:18
B3 (You Want To Be A Woman) 3:24
B4 If We Only Had The Time 4:20
B5 (Gas Money) 2:16
B6 (Teardrops) 3:02
B7 (Who Would Ever Think That I Would Marry Margaret) 2:02 Dino - Sembello




SINGLES

SLEEVE JAPANESE SLEEVE YEAR LABEL TITLE JAPANESE TITLE TIME WRITERS NOTES
- Dr. Jekyll & Mr. Hyde Kaplan - Nichol
Fiberglass Jungle Kaplan - Nichol
- 65 Lucky Token LT-112 That’ll Be The Day Allison - Holly - Petty
One Potato Two Potato Kaplan - Nichol - Tucker
65-8 WW-222
SR-1442
It Ain't Me Babe 悲しきベイブ 2:10 Bob Dylan 全米第8位。バーズが同じくディランの「ミスター・タンブリンマン」をヒットさせた直後のことであり、フォーク・ロック全盛のこの時期を象徴しています。日本盤のグループ名が「タートゥルズ」となっているのがご愛敬。
Almost There オールモスト・ゼア 2:06 Howard Kaylan
65-10 WW-224
SR-1451
Let Me Be レット・ミー・ビー P.F. Sloan 全米第29位。
Your Maw Said You Cried 空しき叫び Stephen Schlaks - B. Glazer
66-2 WW-227 You Baby ユー・ベイビー P.F. Sloan - Steve Barri 全米第20位
Wanderin' Kind 放浪の群れ Bob Dylan - Howard Kaylan
66-6 WW-231 Grim Reaper of Love Chuck Portz - Al Nichol チャックとアルのペンによる、このホラーっぽいナンバーは、全米第81位。シングル・ミックスは、後の編集アルバム収録のバージョンとは異なります。
Come Back Howard Kaylan
66-9 WW-234 Outside Chance Warren Zevon
We'll Meet Again ウィル・ミート・アゲイン Charles - Parker
66-9 WW-237 Making My Mind Up メイキン・マイ・マインド・アップ Jack Dalton - Gary Montgomery 限定リリース
(Outside Chance) Warren Zevon
66-10 WW-238 Can I Get to Know You Better ノー・ユー・ベター P.F. Sloan - Steve Barri 全米第89位
Like the Seasons ライク・ザ・シーズンズ Warren Zevon
67-1 WW-244
TOP-1138
Happy Together ハッピー・トゥゲザー Garry Bonner - Alan Gordon 全米ナンバーワンヒット。
(Like the Seasons) ライク・ザ・シーズンズ Warren Zevon なぜか前作と同じBサイドです。日本盤のB面は「ウィル・ミート・アゲイン」でした。
67-5 WW-249
TOP-1164
She'd Rather Be with Me いかしたあいつ Garry Bonner - Alan Gordon 引き続きボナー&ゴードンのペンによる曲で、全米第3位。「ハッピー・トゥゲザー」とは一線を画す、明朗なポップ・ソングで、後にパット・マッグリンもカバーしています。
The Walking Song ウォーキング・ソング Howard Kaylan - Al Nichol
- 67-5 WW-251 Guide for the Married Man プレイラブ John Williams - Leslie Bricusse 67年5月25日公開の、ウォルター・マッソーが主演する、20世紀フォックスのコメディー映画の主題歌でした。シングルも限定リリースという形でした。レーベル面は、長いタイトルが1行で書かれているもの、2行で書かれているものとがあります。
Think I'll Run Away シンク・アイル・ラン・アウェイ Howard Kaylan - Mark Volman
67-8 WW-254
TOP-1193
You Know What I Mean わかっておくれ Garry Bonner - Alan Gordon 前作が限定リリースなので、それを除けば連続ボナー&ゴードンによるシングルとなります。全米第12位。
Rugs of Woods and Flowers 花でかざった洋服 Howard Kaylan - Al Nichol スケールの大きい冗談のような曲です。このノリがまさにアルバム"The Battle of the Bands"への序章と言えるでしょう。
67-11 WW-260
TOP-1222
She's My Girl シーズ・マイ・ガール Garry Bonner - Alan Gordon ボナー&ゴードンによる4枚目、最後のシングルで、全米第14位。
Chicken Little Was Right リトル・チキン Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata アルバム・収録バージョンとは異なる歯切れの良いバージョンです。
68-3 WW-264
TOP-1258
Sound Asleep 夢見る楽園 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata タートルズ自身の作曲で、全米第57位。ティンパニとホーンがいい味を出しています。
Umbassa the Dragon ドラゴンを倒せ! Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata これはまさに、アルバム"The Battle of the Bands"に収録されていておかしくない、おかしな曲です。変なコスプレが目に浮かびます。
68-6 WW-273
TOP-1288
The Story of Rock and Roll ロックン・ロール・ストーリー Harry Nilsson 全米第48位。レーベル面は、タイトルが一列で表記されているものと、長いので折り返して表記されてあるものがあります。
Can't You Hear the Cows Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
68-9 WW-276
TOP-1322
Elenore エリノア Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata 全米第6位
Surfer Dan サーファー・ダン Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
- WW-290 Christmas Is My Time of Year The Christmas Spirit 名義で発表されたシングル。フロー&エディのほかにリンダ・ロンシュタットやクラレンス・ホワイトが参加し、チップ・ダグラスがプロデュースしています。シャンシャン鳴る鈴の音に始まる、元気なクリスマス・ソングで楽しい雰囲気いっぱいです。後にモンキーズのデイビー、ミッキー、ピーターも発表している曲です。
Will You Still Believe in Me
69-1 WW-292
TOP-1358
You Showed Me 甘い想い出 James McGuinn - Gene Clark 全米第6位
Buzzsaw バズソー Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Barbata
69-4 WW-306 House on the Hill 丘の家 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
Come Over カム・オーバー Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
69-5 WW-308
TOP-1417
You Don't Have to Walk in the Rain 雨の日に Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter 全米第51位
Come Over カム・オーバー Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
69-9 WW-326
TOP-1443
Love in the City ラヴ・イン・ザ・シティー Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter 全米第91位
Bachelor Mother ひとり者 Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
69-11 WW-334 Lady-O Judie Sill 全米第78位
Somewhere Friday Night Kaylan - Volman - Nichol - Pons - Seiter
- WW-340 Teardrops ホワイト・ホエールによって、"The Dedications"名義で発売されました。レーベル面には、"Featuring Freddie, Charlie, Tony, Marty & Lou"と表示されています。
70-3 WW-341 Who Would Ever Think That I Would Marry Margaret? Dino - Sembello
We Ain't Gonna Party No More Howard Kaylan
70-4 WW-350 Is It Any Wonder? P.F. Sloan - Steve Barri
Wanderin' Kind 放浪の群れ Howard Kaylan
70-6 WW-355
KING HIT-1788
Eve of Destruction 明日なき世界 P.F. Sloan 全米第100位
Wanderin' Kind 放浪の群れ Howard Kaylan 日本盤では「グリッター・アンド・ゴールド」がカップリングされていました。
70-11 WW-364 Me About You ミー・アバウト・ユー Garry Bonner - Alan Gordon 全米第105位
Think I'll Run Away シンク・アイル・ラン・アウェイ Howard Kaylan - Mark Volman




THE RHYTHM BUTCHERS EP

THE RHYTHM BUTCHERS (The Legendary Rhythm Butchers Sampler) - THE TURTLES BACKSTAGE ('80 RHINO RNFE-100)
A1 The Butcher's Are Back
A2 Butchers Breakdown
A3 Endless Sleep
A4 Misty
B1 Venus / Blue Moon
B2 Exodus
B3 The Impossiible Dream
B4 Running Scared
MEAT THE RHYTHM BUTCHERS (VOL.1) - THE TURTLES BACKSTAGE ('80 RHINO RNFE-101)
A1 Don't Ya Just Know It 2:30
A2 Rumble 1:20
A3 Love Me Tender 0:50
A4 Cotton Fields 1:30
A5 Look Over Yonders Wall 1:25
B1 Meat 1:10
B2 Johnny B. Goode 1:50
B3 Exodus 1:55
B4 Good Night Irene 2:30
THE RHYTHM BUTCHERS RETURN TO THE CORRAL BY THE BAY (VOL.2) - THE TURTLES BACKSTAGE ('81 RHINO RNFE-102)
A1 Dark Moon 2:50
A2 T.V. Themes 2:15
A3 What to Do 2:10
B1 Stardust 3:36
B2 Pickle 2:37 1967年ハイドパークホテルでの録音。ギターもボーカルも、クニャクニャして可愛い曲です。
B3 26 Miles of Blue Moon 1:10
- INVASION OF THE RHYTHM BUTCHERS (VOL.3) - THE TURTLES BACKSTAGE ('81 RHINO RNFE-103)
A1 Honolulu Lulu 7:43
A2 Gimme Some Lovin'
A3 Summertime Blues
A4 April Showers
A5 Sentimental Journey
B1 Hide Your Love Away 7:51
B2 Lonely Boy
B3 Butchers in Love
B4 Jailhouse Rock
- THE RHYTHM BUTCHERS SING FOR YOUNG LOVERS (VOL.4) - THE TURTLES BACKSTAGE ('82 RHINO RNFE-104)
A1 Toot Toot Tootsite 7:27
A2 You Won't See Me
A3 I Understand
A4 It'll Be Me
B1 Boss 7:58
B2 Hello Young Lovers
B3 Coo Coo Roo Coo Coo
B4 Happy Birthday Baby
B5 Hey Jude - Part U
- THE RHYTHM BUTCHERS VS. THE ZANTI MISFITS (VOL.5) - THE TURTLES BACKSTAGE ('83 RHINO RNFE-105)
A1 Outer Limits
A2 Shape of Things to Come
A3 Zanti Misfits
A4 Shape of Things to Come (reprise)
A5 Youngblood
B1 Can't Ya Hear the Cows
B2 Hacienda Del Sol
B3 Candy Man
B4 Cooking with the Grease
- THE RHYTHM BUTCHERS ON SATURN (VOL.6) - THE TURTLES BACKSTAGE ('85 RHINO RNFE-106)
A1 Boots 7:55
A2 Miserlou
A3 Boots (Reprise)
A4 Moonlight Bay
B1 Under the Boardwalk 7:22
B2 The Space Moose Blues
B3 Problems
- THE RHYTHM BUTCHERS HATE YOU (VOL.7)  ('86 RHINO RNTI-4601)
A1 I Hate You
A2 Quiet Village
A3 I Hate You (Part 2)
B1 You Never Walk Alone
B2 I Hate the Blues
B3 Awanawanakawah
B4 Dropped a Cigarette
B5 Me and My Shadow
B6 Sunday
B7 Bajare Ba (Bahares Ba ?)
B8 Not Necessarily Old Cape Cod