NEIL SEDAKA



ALBUMS (〜69)


NEIL SEDAKA ('59 RCA Victor LPM 2035 (mono)/LSP 2035 (Stereo))
ニール・セダカのデビュー・アルバム。「恋の日記」のスマッシュ・ヒットが目玉ですが、コニー・フランシスで有名な「間抜けなキューピッド」と「フォーリン」、シングル・カットしても十分通じる「きみのとりこになっちゃった」など、聴き所満載です。粗削りながらパワーのある、ニールの若さに打ちのめされます。
A-1 You're Knocking Me Out きみのとりこになっちゃった
(恋のノック・ダウン)
Neil Sedaka - Howard Greenfield シングル・カットしても十分通じるハード・パンチャー。
A-2 The Diary 恋の日記 Neil Sedaka - Howard Greenfield ご存じRCAでのデビュー曲で、全米第14位を記録した珠玉のロッカ・バラード。
A-3 I Ain't Hurtin' No More Neil Sedaka - Howard Greenfield お得意のロックン・ロール。
A-4 Stupid Cupid 間抜けなキューピッド Neil Sedaka - Howard Greenfield コニー・フランシス1958年の#9ヒットで有名なこの曲の自演。静かなイントロが加えられて、さらに間抜けさが際立っています。ピアノも最高。
A-5 All I Need Is You 欲しいのは君なんだ Neil Sedaka - Howard Greenfield サックスも古き良き時代を感じさせるオールディーズ・ナンバー。
A-6 I Waited Too Long 遅すぎた打明け Neil Sedaka - Howard Greenfield ラヴァーン・ベイカーが59年に、第33位にヒットさせました。
B-1 Fallin' フォーリン Neil Sedaka - Howard Greenfield これまたコニー・フランシスに提供したヒット曲(1958年、第30位)。A-4と似た雰囲気を持ちます。
B-2 Another Sleepless Night Neil Sedaka - Howard Greenfield ジミー・クラントンが66年に発表し、全米第22位となりました。
B-3 I Go Ape アイ・ゴー・クレイジー
(恋はクレイジー)
Neil Sedaka - Howard Greenfield RCAの第2弾シングル。雄大でロマンチックなイントロに始まり、ピアノが軽快にスウィングするロックンロールへと、見事な転調を見せてくれます。ライブにも最高な1曲ですが、チャートは42位と、今イチ振るいませんでした。
B-4 Moon of Gold ムーン・オブ・ゴールド Neil Sedaka - Howard Greenfield 「アイ・ゴー・クレイジー」とのカップリングで発売されました。ちょっと気だるい感じのベースで始まるバラードです。
B-5 I Belong to You アイ・ビロング・トゥ・ユー(ぼくは君のもの) Neil Sedaka - Howard Greenfield スローなテンポの曲ですが、明るく朗々と歌い上げるニールのボーカルに親しみを感じます。後のシングル「かわいいあの娘」のB面としても発表されました。
B-6 As Long As I Live 命ある限り
(生きてるかぎり)
Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールの裏声も聞ける、叙情的なロッカ・バラード。後の全米1ヒット・シングル「悲しき慕情」にもカップリングされました。


CIRCULATE 「虹に向って/セダカ愛唱集」 ('61 RCA Victor LPM-2317(mono)/LSP 2317(stereo))
ニールのこよなく愛するクラシック集。「サーキュレイト」と「あなたの心に」の2曲のみ、ニールのオリジナルですが、他の曲に劣らない魅力にあふれ、違和感なく存在感をアピールしています。ヒット曲タイプ好みの僕としては、実はちょっと辛いところです。日本盤が「オール・ザ・ウェイ」(RCA RGP-1073)として再発売される際は、「僕の愛は変わらない」と「何でも私に」がオミットされました。
A-1 Circulate サーキュレイト Neil Sedaka - Howard Greenfield イントロを飾るのは、ビッグ・バンド・スタイルのニールのオリジナル作品。ジャズ感覚にあふれ、かっこいい曲です。後に「不思議の国のアリス」のB面でシングル・カットされました。
A-2 Smile スマイル John Turner - Geoffrey Parsons - Charles Chaplin チャップリンが共作し、1954年にヒットしました。ストリングスが冴える、美しいメロディーの曲です。
A-3 Nothing Ever Changes My Love for You 僕の愛は変わらない Jack Segal - Marvin Fisher チャチャのリズムで楽しい感じの曲です。
A-4 All the Way オール・ザ・ウェイ Sammy Cahn - Jimmie Van Heusen フランク・シナトラの主演映画「ザ・ジョーカー・イズ・ワイルド」の主題歌で、1957年のアカデミー賞受賞曲です。日本盤ではアルバム・タイトルにもなりました。
A-5 We Kiss in a Shadow 木蔭のくちづけ Richard Rodgers - Oscar Hammerstein U 1951年のミュージカル「王様と私」の中の1曲です。
A-6 Bess You Is My Woman Now ベス、お前は私のもの Ira & George Gershwin - DuBose Heyward 「サマータイム」で有名なフォーク・オペラ「ポギーとベス」の中の1曲です。
B-1 Look to the Rainbow 虹に向って Burton Lane - E. Y. Harburg 1947年のミュージカル「フィニアンズ・レインボー」の中の曲で、スイングする演奏がいいです。日本盤ではアルバム・タイトルにもなりました。
B-2 Everything Happens to Me 何でも私に Tom Adair - Matt Dennis ジャズ歌手のマット・デニスの作品です。
B-3 A Felicidade (Orpheo Negro) 幸福
(悲しみよ、さようなら)
Vinicius DeMarais - Antonio Carlos Jobin 「黒いオルフェ」の主題歌で、原語で歌われます。かっこいい情熱の歌です。
B-4 Angel Eyes エンジェル・アイズ Earl K. Brent - Matt Dennis これもB-2と同じマット・デニスの作品です。
B-5 I Found My World in You あなたの心に
(恋人を見つけた)
Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールのオリジナル。美しいメロディを持つ、ロマンティックな作品です。「スイート・リトル・ユー」のB面としてもシングル・カットされました。
B-6 You Took Advantage of Me 私を利用している Lorenz Hart - Richard Rodgers 1928年のミュージカル「プレゼント・アームス」より。リチャード・ロジャースとロレンツ・ハートの作品です。



Neil Sedaka Sings Little Devil and His Other Hits ('61 RCA Victor LPM-2421 (mono) / LSP-2421 (stereo) )
立て続けにシングル・ヒットを放っていた絶頂期のアルバムで、オリジナルというより、もはやベスト盤的な内容になっています。そのせいか「恋の日記」が再度収録されています。このアルバムでしか聴けないのはA5、B3、B5の3曲だけですが、B3は日本でシングル・カットされるなど、クオリティの高い作品集です。
A1 Little Devil 小さい悪魔 Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールの得意とする、ヒット曲タイプのキュートなナンバー。"Wow Wow Wow Wow Yeah Yeah Yeah"という、覚えやすいフレーズが特徴です。全米第11位。
A2 Oh! Carol おー!キャロル Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールを再びヒット・パレードに返り咲かせた、彼の代表曲。全米第9位。曲の途中に語りが入る、黄金パターンです。題材となったキャロルとは、もちろん旧友のキャロル・キングであり、後に彼女も"Oh ! Neil"をリリースしたことは有名です。
A3 You Mean Everything to Me きみこそすべて Neil Sedaka - Howard Greenfield "Run Samson Run"との両A面シングルとして発表され、こちらの方がチャートを一歩リードし、全米第17位のヒットとなりました。。ストリングスとホーンが効いたスロー・バラードです。日本では前川清が日本語の詩をつけて歌いましたが、そういえば演歌調でしょうか。
A4 Run Samson Run ラン・サムソン・ラン Neil Sedaka - Howard Greenfield ギリシャ神話を題材にした軽快なカントリー調の曲。両A面で発表されました。アルバム収録時には、イントロのシャッフルがカットされ、いきなり歌いだすミックスとなっています。全米第28位。
A5 The Girl for Me Neil Sedaka - Howard Greenfield このアルバムでしか聞けない曲ですが、なかなかの曲です。
A6 Stairway to Heaven 星へのきざはし Neil Sedaka - Howard Greenfield このシングルあたりから楽しいヒット・ソングを連発するようになります。全米第9位。
B1 Calendar Girl カレンダー・ガール Neil Sedaka - Howard Greenfield 全米第4位のビッグ・ヒット。1月から12月までを、楽しい合いの手を交えて綴る、パーティにもぴったりの曲です。
B2 I Must be Dreaming 夢ごこちの恋 Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールの独りハモリが冴えるバラード曲。その名のとおりドリーミーなサウンドで、転調も無理なく気持ちいいです。
B3 Going Home to Mary Lou 恋の一番列車 Neil Sedaka - Howard Greenfield 日本などではシングル・カットされたので、他のヒット曲同様おなじみの曲です。むしろ、この曲が一番好きだなんて人もいるかもしれません。本国アメリカでは、隠れた名曲扱いなんでしょうね。
B4 (The Diary) 恋の日記 Neil Sedaka - Howard Greenfield ご存じRCAでのデビュー曲で、全米第14位を記録した珠玉のロッカ・バラード。デビュー・アルバムにも収録されていました。
B5 What Am I Gonna Do 君をもとめて Neil Sedaka - Howard Greenfield 日本などでは「恋の一番列車」とのカップリングでシングル発売されました。ウォーキング・テンポのほのぼのした曲です。ジミー・クラントン、61年の第50位のヒット。
B6 One Way Ticket (to the Blues) 恋の片道切符 Hank Hunter - Jack Keller 日本人にとっては、これがニールの最大のヒット曲。残念ながらニールの作曲ではありませんが、哀愁を帯びた曲調はニールの歌声によくマッチします。当時のヒット曲名が、数多く詩に織り込まれています。



Neil Sedaka Sings His Greatest Hits 「ゴールデン・アルバム」 ('62 RCA Victor LPM-2627 (mono) / LSP-2627 (stereo))
「悲しき慕情」でついにヒット・チャートの1位を獲得したことから発売されたベスト・アルバムです。前アルバムと、7曲も重複していますが、それでも新しい5曲は十分価値あるヒット曲です。シングル中心の時代であり、出す曲すべてヒットしていたのですから、致しかたないことでしょう。でも、もう少し待てば「よりを戻そうよ」や「不思議な国のアリス」「ドリーマー」なども収録できたのにとも思うのです。
A1 Next Door to an Angel かわいいあの娘 Neil Sedaka - Howard Greenfield 「ドゥバパポドゥバシ・ダンダン」とは、まさに「悲しき慕情」の2匹目のドジョウなのは明らかですが、明るく楽しいこの曲にもう惚れてます。全米第5位。日本では、当時ダーツというグループが「ケメ子の唄」として発表してました。
A2 (Oh! Carol) おー!キャロル Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールを再びヒット・パレードに返り咲かせた、彼の代表曲。全米第9位。曲の途中に語りが入る、黄金パターンです。題材となったキャロルとは、もちろん旧友のキャロル・キングであり、後に彼女も"Oh ! Neil"をリリースしたことは有名です。
A3 King of Clowns 悲しきクラウン Neil Sedaka - Howard Greenfield 少々内省的な、ミドル・テンポの曲。ここでも"Tra la la"のフレーズが使われています。全米第45位。
A4 (Stairway to Heaven) 星へのきざはし Neil Sedaka - Howard Greenfield このシングルあたりから楽しいヒット・ソングを連発するようになります。全米第9位。
A5 (Run Samson Run) ラン・サムソン・ラン Neil Sedaka - Howard Greenfield ギリシャ神話を題材にした軽快なカントリー調の曲。シングルは、「きみこそすべて」と両A面で発表されました。全米第28位。
A6 (Calendar Girl) カレンダー・ガール Neil Sedaka - Howard Greenfield 全米第4位のビッグ・ヒット。1月から12月までを、楽しい合いの手を交えて綴る、パーティにもぴったりの曲です。
B1 Breaking Up is Hard to Do 悲しき慕情 Neil Sedaka - Howard Greenfield ニール初の全米ナンバー1ヒット。独特の「ダンドゥビ・ドゥダンダン・カマカマ」のフレーズは忘れられません。得意のオーバーダヴィング・ボーカルもさわやかです。
B2 (The Diary) 恋の日記 Neil Sedaka - Howard Greenfield ご存じRCAでのデビュー曲で、全米第14位を記録した珠玉のロッカ・バラード。
B3 Happy Birthday Sweet Sixteen すてきな16才 Neil Sedaka - Howard Greenfield ストリングスを従えた美しいメロディーに、年月を数える得意の数え歌的要素を取り入れ、転調も見事。覚えやすく特徴的な"Tra la la la・・・"のフレーズは、後にこの時代を"Tra-la days"と呼ぶきっかけともなりました。全米第6位。
B4 (Little Devil) 小さい悪魔 Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールの得意とする、ヒット曲タイプのキュートなナンバー。"Wow Wow Wow Wow Yeah Yeah Yeah"という、覚えやすいフレーズが特徴です。全米第11位。
B5 Sweet Little You スイート・リトル・ユー Barry Mann - Larry Kolber 珍しく他人の曲をシングルA面で発表。バリー・マン自身も歌っているこの曲では、ニールの裏声も聞けます。ゴキゲンなミドル・テンポのロック・ナンバーですが、チャートは59位と、今ひとつ。
B6 (You Mean Everything to Me) きみこそすべて Neil Sedaka - Howard Greenfield 「ラン・サムソン・ラン」との両A面シングルとして発表され、こちらの方がチャートを一歩リードし、全米第17位のヒットとなりました。。ストリングスとホーンが効いたスロー・バラードです。日本では前川清が日本語の詩をつけて歌いましたが、そういえば演歌調でしょうか。



3 Great Guys 「ゴールデン・トリオ 恋を唄う」 ('63 RCA LSP-2720)
RCA3羽ガラスの、ポール・アンカ、サム・クック、ニール・セダカの未発表曲を4曲ずつ収録した企画物です。うたい文句には「すべてニュー・レコーディング」とありますが、実は過去の録音を編集しているようです。写真は再発売のもので、オリジナルは2色刷りのピンクっぽいジャケットです。
A5 This Endless Night 今宵、永遠に Eddie Grossman - Howard Greenfield 1961年のレコーディング。当初"The World's a Stage"のタイトルでニールの義兄のエディーが作曲したものを、ハワードが詞だけ書きなおしたものです。ニールが以前在籍していたトーケンズもこの曲を演奏しています。
A6 Too Late 遅すぎちゃった Neil Sedaka - Ronnie Grossman これは確かに1963年のレコーディング。作詞は姉のロニー名義ですが、実はニール本人です。
B5 Witout Your Love あなたの愛なしでは Neil Sedaka - Howard Greenfield 1959年の録音をオーバー・ダビング処理しています。
B6 Another Day, Another Heartache 心の傷あと Neil Sedaka - Howard Greenfield 1961年のレコーディング。



El Pianista Neil Sedaka Interpreta A Neil Sedaka El Compositor ('63 RCA AVL-3433)
南米の第1作目は、ピアノ演奏のみでボーカルはありません。ニールの演奏はさすがですが、他の楽器の盛り上げ方がイマイチで、何度も聞こうという気は起きません。やはり、ニールはそのハイ・トーン・ボイスを聴きたいですね。
A1 !Oh! Carol おー!キャロル Neil Sedaka - Howard Greenfield
A2 Que Voy Hacer (What Am I Gonna Do) 君をもとめて Neil Sedaka - Howard Greenfield
A3 Feliz Cumpleanos, Dulces Dieciseis (Happy Birthday Sweet 16) すてきな16才 Neil Sedaka - Howard Greenfield
A4 Chica De Calendario (Calendar Girl) カレンダー・ガール Neil Sedaka - Howard Greenfield
A5 Diablito (Little Devil) 小さい悪魔 Neil Sedaka - Howard Greenfield
A6 Pasaje De Ida (One Way Ticket (to the Blues)) 恋の片道切符 Hank Hunter - Jack Keller
B1 Camina Conmigo (Walk with Me) 二人の並木径 Neil Sedaka - Howard Greenfield
B2 El Tiempo Sigue Su Marcha (Time Marches on) Neil Sedaka - Howard Greenfield
B3 El Diario (The Diary) 恋の日記 Neil Sedaka - Howard Greenfield
B4 Seras Todo Para Mi (You Mean Everything to Me) きみこそすべて Neil Sedaka - Howard Greenfield
B5 Sin Tu Amor (Without Your Love) あなたの愛なしでは Neil Sedaka - Howard Greenfield
B6 Con Un Beso (Where the Boys Are) ボーイハント Neil Sedaka - Howard Greenfield



Canta En Espanol ('63 RCA AVL-3434)
南米第2作目はきちんとスペイン語のボーカル入りです。この時期、もっと英語の新しい曲を作れたのに、言葉を変えてかつてのヒット曲を歌いなおすのは、才能あふれるニールとしては、ちょっともったいなかった気がします。しかも、このアルバムでバックを担当したのはVirgilio Expositoオーケストラですが、貧弱な感じで録音のレベルも低く、少々残念なデキに終わっています。
A1 Es Dificil Decir Adios (Breaking Up Is Hard to do) 悲しき慕情 Neil Sedaka - Howard Greenfield - Rafaelmo 多重録音のパートをコーラスがやってますが、かなりヤボったい上、演奏も温暖な地方らしくのんびりした感じです。
A2 No Me Mientas Mas (Don't Lead Me on) 泣かさないで Neil Sedaka - Howard Greenfield - Ben Molar 控え目な演奏で、ニールの伸びやかな声が引き立つため、違和感は少ないです。
A3 Pasaje De Ida (One Way Ticket to the Blues) 恋の片道切符 Hank Hunter - Jack Keller - Rafaelmo パーカッションが南米らしさを出しており、寒さを感じさせるこの曲にはちょっと不釣り合いな感じがします。
A4 Chica De Calendario (Calendar Girl) カレンダー・ガール Neil Sedaka - Howard Greenfield - Rafaelmo 英語版のドラムスを交えて弾むような"I love, love, love"という出だしからすると、非常にあっさりと流すような歌詞と演奏です。
A5 Seras Todo Para Mi (You Mean Everythig to Me) きみこそすべて Neil Sedaka - Howard Greenfield - Rafaelmo しっとり聞かせるこの曲は、なかなかいいです。
A6 Recuerdos de Ipacarai Zulema De Mirkin - Demetrio Ortiz 現地の曲でしょうか。一連のヒット曲とは離れ、それなりの良さがあります。
B1 Rey De Los Payasos (King of Clowns) 悲しきクラウン Neil Sedaka - Howard Greenfield - Rafaelmo 多重録音のパートはコーラス隊ですが、なかなかうまくやってます。
B2 Feliz Cumplearos Dulces Dieciseis (Happy Birthday Sweet 16) すてきな16才 Neil Sedaka - Howard Greenfield - Ben Molar これはニールの多重録音です。うん、この曲では譲れませんよね。あいかわらず、左スピーカでは「ギーコ、ギーコ」とやってます。
B3 Diablito (Little Devil) 小さい悪魔 Neil Sedaka - Howard Greenfield - Rafaelmo ドラムスも弾み、女声コーラスもいい感じで、オリジナルの楽しさを再現してくれました。
B4 Con Un Beso (Where the Boys Are) ボーイハント Neil Sedaka - Howard Greenfield - Ben Molar ニールが作曲したコニー・フランシスのヒット曲ですが、ニールのオリジナルは発表されていません。こんな形でリリースされるとは。なかなかロマンティックな出来栄えです。
B5 Soy El Amor Tovaroga - Ben Molar これも現地の曲でしょうか。伸びやかなバラードです。
B6 Mi Madre Querida (My Yiddishe Momme) Jack Yellen - L. Pollack - Ben Molar - Rafaelmo ニールお気に入りの一曲で、後にも何度かリメイクすることになります。非常に盛り上がって、このアルバムを締めくくります。



Mas Neil Sedaka en Espanol ('64 RCA MKL-1566)
南米での第3作目。こちらはオリジナルのカラオケを使用し、ニールお得意のオーバー・ダビングも用いられたスペイン語の作品群で、違和感の少ない内容になっています。ニールのヒット曲以外は、Chucho Zarzosaオーケストラによる演奏です。また、両面7曲目にはボーナス・トラックが収録されており、こちらの2曲はOscar Toscanoオーケストラとなっています。
A1 Mi Vecinita (Next Door to an Angel) かわいいあの娘 Neil Sedaka - Howard Greenfield - J.O. Pino おなじみの楽しいヒット曲で、演奏もそのままに、スペイン語も違和感なく、ニールの世界に引き込んでくれます。
A2 Maria Elena   Lorenzo Barcelata ニールの歌のうまさを感じさせる一曲です。
A3 Alicia (Alice in Wonderland) 不思議な国のアリス Neil Sedaka - Howard Greenfield - J.O. Pino 「アリス」が「アリシア」になると、それはまた新しいファンタスティックな響きになることを教えてくれます。
A4 Mi Dicha Le Jana   E. Ayala Baez
A5 Besame Otra Vez (Let's Go Steady Again) よりを戻そうよ Neil Sedaka - Howard Greenfield - J.O. Pino 高いパートの方が強調されていて、英語版とはちょっと味わいが異なります。
A6 Mas (Ti Quartero Nel Cuore) (More)   Riz Ortolani - Oliviero - Marcelo Ciorciolini - J. O. Pino おなじみのクラシック曲ですが、テンポ良く、楽しく聞けます。
A7 Cumbia De La Primavera   Chico Novarro アップ・テンポでたたみかける楽しい曲です。これはいい!
B1 Chica Mala (Bad Girl) 悲しいあの娘 Neil Sedaka - Howard Greenfield - Aolofo Salas バックの女声コーラスが英語のままなのもご愛敬…、というより安心してしまうのは、自分がスペイン語を分からないからなんでしょうね。
B2 Divina Ilusion   Frederico Dhopin - E. Quezada ニールの泣き節が聞けます。あまりに声のトーンが変わるので、「誰?」と、一瞬耳を疑います。
B3 Ire Por Ti (Waiting for Never) 三度目のお月様 Francesco Migliacci, Jr - Luis Enriquez Bacalov - Ronnie Grossman - M. Molina Montes イタリア語版の方が英語版より有名なこの曲ですが、スペイン語版もありました。
B4 Creo Estar Sonando (I Must Be Dreaming) 夢ごこちの恋 Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールの多重録音で優しく歌うのは、スペイン語でも同じです。
B5 El Reloj   Roberto Cantoral 男声コーラスとのかけあいがいい雰囲気です。
B6 El Sonador (The Dreamer) ドリーマー Neil Sedaka - Ronnie Grossman - J.O. Pino 深いエコーが加えられ、英語版ほどいたずらっぽく感じないのがいいかもしれません。
B7 Que Suerte   Chico Novarro - Palito Ortega ニールのボーカルも伸びやかで、女声コーラスも大活躍して楽しいダンス・チューンです。


Neil Sedaka Italiano ('63-9 RCA LPM-10140)
ニールがイタリア語で歌う、エンリケ・オーケストラによる素晴らしいアルバムです。
A1 I Tuoi Capricci (Look Inside Your Heart) 気になるあなた Francesco Migliacci Jr. - Luis Enriquez Bacalov 「気になるあなた」のオリジナルはこのイタリア語バージョンです。(RCA 45N-1328)
A2 Quando Sorridi Cosi 偽りの恋 Ofir - Luis Enriquez Bacalov イタリアでは「アデッソ・ノー」のB面としてシングル・カット(RCA 45N-1366)されました。日本でもイタリア語のままシングル発売されています。
A3 La Terza Luna (Waiting for Never) 三度目のお月様 Francesco Migliacci Jr. - Luis Enriquez Bacalov イタリアでは「悲しきクラウン」(イタリア語)とのカップリングで、シングル発売されました(RCA 45N-1309)。日本では「よりを戻そうよ」のB面として、イタリア語第1弾としてシングル・カットされました。
A4 Adesso No アデッソ・ノー(今ではだめ) Gianni Meccia - Enrico Polito イタリアや日本でも「偽りの恋」とのカップリングでシングル・カットされました(RCA 45N-1366)。
A5 Finche Vivro (As Long As I Live) 命ある限り(生きてるかぎり) Umberto Bertini - Neil Sedaka - Howard Greenfield おなじみ「命ある限り(生きてるかぎり)」をリメイクしています。ほぼ同じアレンジですが、多重録音したり、歌い方をちょっと変えたりして、よりドラマチックにしています。(RCA 45N-1308)
A6 Il Cielo Ti Ha Creata Per Me Carlo Alberto Rossi - Pelleschi
B1 Tu non Lo Sai (Breaking Up Is Hard to Do) 悲しき慕情 Pallesi - Neil Sedaka - Howard Greenfield RCA 45N-1308
B2 Non Cercare Un'altra Boc Ca (Walk with Me) 二人の並木径 E.Gentile - Neil Sedaka - Howard Greenfield RCA 45N-1328
B3 Il Re Dei Pagliacci (King of Clowns) 悲しきクラウン D. Amenni - Neil Sedaka - Howard Greenfield RCA 45N-1309
B4 L'ultimo Appuntamento Francesco Migliacci Jr. - Luis Enriquez Bacalov
B5 A 16 Anni tu Vyoi Amare (It Hurts to Be Sixteen) なみだの16才 Sergio Bardotti - Ronnie Grossman
B6 Se C'e' Un Paradiso Francesco Migliacci Jr. - Luis Enriquez Bacalov



Neil Sedaka Italiano Volume 2 ('65 RCA LPM-10160)
イタリア語で歌う第2弾アルバムです。
A1 La Notte E' Fatta Per Amare (Another Day, Another Heartache) 心の傷あと Francesco Migliacci Jr. - Neil Sedaka - Howard Greenfield この曲は英語版とだいぶアレンジが異なります。シングル発売(RCA 45N-1377)されました。後にニールはこちらのアレンジで英語版も再録しますが、ボックス・セット発売まで未発表となっています。
A2 Sara' Sara' Ofir - Luis Enriquez Bacalov イタリアでは"E La Vita Continua"とのカップリングで、シングル・カット(RCA 45N-1465)もされました。オーバー・ダビングによるコーラスも冴えわたる、アップ・テンポのハッピー・ソングです。
A3 Viene La Notte Francesco Migliacci Jr. - Gianni Meccia
A4 Mail Sara' Come Te (She'll Never Be You) 彼と彼女 Gino Ingrosso - Neil Sedaka - Howard Greenfield
A5 Ricordati Ancora Sergio Bardotti - Luis Enriquez Bacalov テンポを刻むようなオープニングから、RCA 45N-1411
A6 Matto (The Dreamer) ドリーマー Carlo Alberto Rossi - Ronnie Grossman
B1 Non Basta Mai Sergio Bardotti - Gian Piero F. Reverberi - Giorgio Guglieri アップ・テンポの情熱的な曲で、ニールのオリジナルとはまた違った趣があります。歯切れのよさと、哀愁を帯びた伸びやかなメロディーが秀逸です。イタリアではシングル(RCA 45N-1444)としても発売されました。個人的にも初めて手に入れたニールのイタリア語の曲でしたので、非常に思い入れがあります。
B2 I Primi Gironi (Bad Girl) 悲しいあの娘 Francesco Migliacci Jr. - Neil Sedaka - Howard Greenfield
B3 La Luna A Fiaori Alberto Testa - Carlo Pes シングル・カットされました(RCA 45N-1411)。ベース・ギターの低音が利いている、ちょっと新しめな曲です。
B4 Darei 10 Anni Carlo Alberto Rossi - Robifer "Non Basta Mai"とのカップリングでシングル・カット(RCA 45N-1444)された、マイナーな情熱的な曲です。
B5 La Forza Del Destino Carlo Alberto Rossi - Robifer ストリングスのフェード・インで始まるのが印象的です。「アイ・ビロング・トゥ・ユー」によく似たメロディーです。イタリアでは「心の傷あと(イタリア語)」とのカップリングでシングル・カット(RCA 45N-1377)されました。
B6 Che Non Farei (I Hope He Breaks Your Heart) 恋する心 Carlo Alberto Rossi - Neil Sedaka - Howard Greenfield - Helen Miller



Smile ('66 RCA LPM-10181)
イタリア語で歌う第3弾アルバムは、スタンダード曲を中心としたアルバムです。ちなみにジャケット写真はベッツィー・ベルさんという方です。
A1 Ricordando (Fumo Negli Occhi) (Smoke Gets in Your Eyes) Jerome Kern - Otto A. Harbach - Nomen ご存じ「煙が目にしみる」です。
A2 Un'ora Sola Ti Vorrei Umberto Bertini - Marchetti
A3 Na Sera E Maggio Pisano - Cioffi 痛々しいくらい悲しい感じの曲です。イントロから、ガラスをひっかくような寂しさを助長する高音が鳴り、辛くなります。
A4 Questa Notte Sapro (Again) Nisa - Devilli - Newman - Cochran
A5 Estrellita Ardo - Ponce
A6 Cantando Con le Lacrime Agli Occhi Vittorio Mascheroni - Mario Panzeri
B1 Sorridi (Smile) Ardo - Charlie Chaplin - John Tuner - Geoffrey Parsons セカンド・アルバムでも披露していた、ご存じチャップリンの「スマイル」です。
B2 I'te Vurria Vasa Russo - Eduardo Di Capua
B3 Arcobaleno (Over the Rainbow) Devilli - Harold Arlen - E.Y. Harburg
B4 Tu Musica Divina Alfredo Bracchi - Giovanni D'Anzi
B5 L'Amore e una cosa meravigliosa (Love Is a Many Splendored Thing) Devilli - Sammy Fain - Paul Webster
B6 Si Amore (All the Way) Giancarlo Testoni - Abbate - Jimmie Van Heusen - Sammy Cahn これもセカンド・アルバムに収録されていた「オール・ザ・ウェイ」を、イタリア語で再演しています。



My Yiddishe Momme - Neil Sedaka at Chequers ('66 RCA Australia Mono L101711 / Stereo SL101711)
オーストリアはシドニーのチェッカーズ・クラブでのライブ録音4曲を収録した編集盤です。Thomas Tychoの指揮によるオーケストラをバックにいきいきと歌っています。ライブといっても、一発録りのレコーディングという意味で、観客の声援や拍手は入っていません。ほかの曲はすべて既発表曲の再録で、スタンダード・アルバム"Circulate"から5曲と、シングル・ヒット3曲を収録しています。
A1 ISRAELI MEDLEY : (a) Shalom Aleichem
(b) Artza Aleinu (c) Tzena, Tzena, Tzena
(traditional) / Paul / J. Barasch - Capt. Michorousky - Grossman - Hagizz  ドラマチックな1曲目から、テンポの良い2曲目へとつなぎ、最後はさらに明るく楽しいダンス曲で締めています。
A6 My Yiddishe Momme L. Pallack - Jack Yellen 2003年の"Brighton Beach Memories"でも再演された、ニールの十八番です。
B1 Scapriatcciello Vento - Albano ドラマチックなオープニングから楽しいテンポに転調します。1970年前後のライブでよく演奏され、オーストラリア・ライブでもレコード化されています。
B6 Hallelujah I Love Her So Ray Charles ライブ録音らしい、生き生きした演奏が聴けます。ニールが実に楽しく歌っています。



Working on a Groovy Thing (Sounds of Sedaka) ('69 Festival SFL-933616 / MCA (UK)MCF 2780)
シドニーのフェスティバル・スタジオでの録音です。自らのレコーディングができず、アーティストに曲を提供していた裏方時代のソフト・ロック名盤です。マスタリングは、全体的に深いエコーがかかり、やや低音が効いていないのが残念です。
A1 Puppet Man パペット・マン Neil Sedaka - Howard Greenfield いきなり歌いだし、度肝を抜かれます。今までのニールにないタイプの曲で、ハードでソリッドな仕上がりです。1970年、フィフス・ディメンションによるスマッシュ・ヒット。トム・ジョーンズもレコーディングしました。
A2 Johnny Walker, Old Grandad, Jackie Daniels and You ジョニー・ウォーカー、オールド・グランダド、ジャッキー・ダニエルズと君 Neil Sedaka - Howard Greenfield ややコメディー・タッチの淡々とした曲です。長いタイトルですが、決め言葉のように使われて、歌って楽しい一曲になっています。
A3 Ebony Angel エボニー・エンジェル Neil Sedaka - Howard Greenfield 幻想的な美しいバラードです。
A4 Wheeling West Virginia ウェスト・バージニアをさすらって Neil Sedaka - Howard Greenfield カントリー・タッチの楽しいポップ・ソングです。オーストラリアでは1970年にシングル発売され、第9位のヒットをしました。ジェームス・ダーレンやペティコート・ジャンクションなども、カバーしています。
A5 You with Darkness on Your Mind 心の影 Neil Sedaka - Carole Bayer ニールの伸びやかなボーカルが魅力的です。アップ・テンポに転調したあと、ささやくような曲調になります。語りのパートは、妻のレバだとも言われます。ポーラ・ウェインが1969年に発表しています。
A6 The Love of a Woman ラブ・オブ・ア・ウーマン Neil Sedaka - Howard Greenfield 親しみやすいメロディーの中にもしっとりしたムードを醸している、ミディアム・ナンバーです。オーストラリアのシングル「ウェスト・バージニアをさすらって」のB面でした。
B1 Workin' on a Groovy Thing ワーキン・オン・ア・グルービー・シング Neil Sedaka - Roger Atkins これもフィフス・ディメンションのヒット曲です。味わい深い佳曲です。セルジオ・イン・アカプルコやアルトン・エリスなど、数々のアーティストによってカバーされています。
B2 The World I Threw Away 過ぎ去りし世界 Neil Sedaka - Howard Greenfield 悲哀感ある壮大な曲です。エンディングはやや大げさなほど盛り上がります。
B3 Don't Look Over Your Shoulder 振りむかないで Neil Sedaka - Carole Bayer 転調して元気はつらつになる応援ソングです。ナンシー・ウィルソンの1967年のヒット曲です。
B4 Cellophane Disguise セラフェイン・ディスガイズ Neil Sedaka - Carole Bayer 透明感のあるきれいな曲で、アレンジが絶妙な傑作です。ニールのRCA最終シングル・セッションである66年10月に、この曲の初期バージョンが録音されています。また、マイケル・ディーズがシングルとして発表しているほか、マイク・プレストンも歌っています。
B5 The Girl I Left Behind さよなら恋人 Neil Sedaka - Carole Bayer 哀愁を含みながらテンポ・アップする、メロディーの美しい佳曲です。モンキーズが「恋の思い出」というタイトルでアルバムに収録しています。ニールのほうがこぶしを回してちょっと演歌調でしょうか。バリー・ゴードンも録音しています。
B6 Summer Symphony サマー・シンフォニー Neil Sedaka - Howard Greenfield 波のSEから始まり、とても穏やかな夏を連想させます。さわやかな佳曲です。レスリー・ゴーアやジャック・ゴールド・サウンドが発表しています。



Sedaka - The 50's & 60's (ニール・セダカ 50's & 60's) ('77 RCA APL1 2254)
70年代のニールの復活によって、RCAが発売した編集アルバムです。タイトルどおり、50年代から60年代のおよそ10年間の活動からピック・アップされており、曲順によっては曲のスタイルや録音技術の差が気になることもあります。当時オリジナル・アルバムに収録されることのなかった、「よりを戻そうよ」「ドリーマー」「不思議な国のアリス」といったシングル・ヒットに加え、「二人の並木径」「恋はせつないね」のような捨てがたいB面曲、さらに未発表曲「オール・ザ・ワーズ・イン・ザ・ワールド」「ノーボディ・バット・ユー」などを収録した、当時としてはマスト・アイテムでした。
A1 Let's Go Steady Again よりを戻そうよ Neil Sedaka - Howard Greenfield 曜日の数え歌になっているところは、ニールの黄金パターン。最高にハッピーな、軽快なポップ・チューン。全米第26位。
A2 We Can Make It If We Try ウィ・キャン・メイク・イット・イフ・ウィ・トライ Neil Sedaka - Carole Bayer サンバやワルツを取り入れた意欲作。RCA時代のラスト・シングルで、ごきげんなダンス・ナンバーに仕上がっていますが、ヒットには見放されました。
A3 All the Words in the World オール・ザ・ワーズ・イン・ザ・ワールド Neil Sedaka - Howard Greenfield なぜ今まで未発表だったか不思議なくらい、素敵なヒットソングタイプの曲です。得意の数え歌同様、フランス語、スペイン語、ドイツ語が飛び出します。ジミー・クラントンも歌っていました。
A4 Walk with Me 二人の並木径 Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールが来日したとき、佐川ミツオにプレゼントした曲といわれます。歌いやすさも人気の秘密でしょうか。ジミー・クラントンやシリア・ポール(大瀧詠一プロデュース)も歌っています。
A5 Crying My Heart Out for You クライング・マイ・ハート・アウト・フォー・ユー(恋のまぼろし) Neil Sedaka - Howard Greenfield 古いタイプのロッカ・バラードで、新鮮味を欠いたためか、ヒット・パレードの100位に食い入ることはかないませんでした。この曲のチャートでの失敗が、ニールを解約の危機に陥れたようです。
A6 The Dreamer ドリーマー Neil Sedaka - Ronnie Grossman 子守唄にしては、にぎやかで楽しい曲。全米第47位。グロッスマンの作曲です。
B1 You Gotta Learn Your Rhythm and Blues ユー・ゴッタ・ラーン・ユア・リズム・アンド・ブルース Neil Sedaka - Howard Greenfield お得意のロックンロール。
B2 I Hope He Breaks Your Heart 恋する心 Neil Sedaka - Howard Greenfield - Helen Miller ニールの真骨頂。転調も鮮やか、ハンド・クラッピングやオーバー・ダビングも効いた親しみやすいグッド・チューン。ルーレッツによるカバーもあります。
B3 Let the People Talk レット・ザ・ピープル・トーク Neil Sedaka - Howard Greenfield - Helen Miller ハンド・クラッピングとドラムスのリズムが強烈な曲で、この曲にも今までのイメージからの脱却が感じられます。
B4 Nobody But You ノーボディ・バット・ユー Charles Fox - O.C. Francis "The Answer to My Prayer"と"Blue Boy"のセッションで録音された、珍しい作者クレジットの作品。一風変わったアダルトな雰囲気を醸しています。当時は未発表作品でした。
B5 Alice in Wonderland 不思議な国のアリス Neil Sedaka - Howard Greenfield タイトルどおり「不思議な国のアリス」がモチーフ。ロマンチックな演奏と、ニールの歌声が夢の世界へといざなってくれます。全米第17位。
B6 Forty Winks Away 恋はせつないネ Barry Mann - Larry Kolber バリー・マンがペンを執った佳曲。ニールのダブル・ボーカルはこんなスローな曲にもよく似合いますね。



The Many Sides of Neil Sedaka ('78 RCA AFL1 2524)
「50's & 60's」の続編として発表されました。同様に50年代から60年代のRCA時代のオリジナル・アルバム未収録曲をまとめたもので、こちらも未発表曲が2曲収録されており、ファンには貴重なアルバムでした。しかし「50's & 60's」と比較するとB面曲が多く、華やかさには欠ける感じがします。
A1 Blue Boy Hank Hunter - Ronnie Grossman 大人のムードを醸し出していますが、転調はわかりやすいポップ・ソングになっています。
A2 The Answer to My Prayer Peter Allen - Chris Allen - Dick Everitt 全米第89位。転調により印象的な盛り上がりを見せます。
A3 Don't Lead Me On 泣かさないで Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールが大らかに歌う、泣き節のスロー・バラード。
A4 The Same Old Fool いつも僕はひとり Neil Sedaka - Howard Greenfield ペダル・スティール・ギターがちょっと南国風な、ミディアム・テンポのバラード。ニールの独りハモリが相変わらずいい味を出しています。
A5 No Vacancy Neil Sedaka - Howard Greenfield 初期のニールに多い、軽快なロックンロール。コミカルなタッチで、バック・ボーカルも楽しいです。
A6 Waiting for Never (La terza luna) 三度目のお月様 Francesco Migliacci Jr. - Luis Enriquez Bacalov - Ronnie Grossman 当時、ニールはイタリアやスペイン、ドイツなどに活躍の場を広げており、この曲も、もともとイタリア語の"La Terza Luna"に英語詩をつけたもの。そのせいか、一風変わった曲調ですが、朗々と歌い上げています。
B1 Wait 'Til You See My Baby マイ・ベビー Neil Sedaka - Howard Greenfield A面同様、コーラスを含めて「今なぜこんな曲を?」と言いたくなります。悪くはありませんが、両面で古さを感じさせるのはどんなものでしょうか?
B2 Pictures from the Past ピクチャーズ・フロム・ザ・パスト Neil Sedaka - Howard Greenfield カントリー調の楽しいポップ・ソングで、未発表曲です。後の1980年に、アルバム「ナウ」の中でリメイクしています。
B3 Look Inside Your Heart 気になるあなた Francesco Migliacci Jr. - Luis Enriquez Bacalov - Ronnie Grossman 軽快なタッチの曲で、シングルA面でも通じるのではないでしょうか。ニールの好きなフレーズ"Look in"がタイトルになっています。
B4 Bad Girl 悲しいあの娘 Neil Sedaka - Howard Greenfield 古いタイプのスローな曲で、演奏もやや寂しく、精彩を欠いた感じのできばえです。全米第33位は上出来でしょうか?
B5 Your Heart Has Changed Its Mind Neil Sedaka - Howard Greenfield これも未発表曲です。
B6 The World Through a Tear 涙の小径 Peter Allen - Chris Allen - Dick Everitt 全米第76位。漣健次の日本語詞バージョンも存在することで有名です。哀愁漂うピーター・アレンの傑作。



The Brooklyn Demos (1958 - 1961)  ('03 Original Cast Records OCR-6060)
このアルバムは、義兄エディー・グロスマンの作品をニールがデモ・レコーディングしたものです。エディーはニールのお姉さん(ロニー・グロスマン)の夫です。
1 Rattle Rock Eddie Grossman ピアノとマラカスのシンプルな演奏ながら、ネズミ役のかわいい声をフィーチャして楽しい雰囲気満載のロックです。
2 Wait for Tomorrow Eddie Grossman オールディーズらしいロッカ・バラードです。ニールと女声のツイン・ボーカルがとてもいいムードです。
3 Can't Run Away from Love Eddie Grossman
4 Devil Doll Eddie Grossman
5 Don't Go Home Eddie Grossman
6 My Dancin' Baby Eddie Grossman シェパード・シスターズによってレコーディングされました。
7 Quiet in the Bookstore Eddie Grossman
8 Chatter Eddie Grossman
9 Ronnie Eddie Grossman
10 Ginger Eddie Grossman 1959年、エディーの唯一のシングル曲です。アラン・フリードTVショーに出演しました。
11 Who's Got My Girl? (false start) Eddie Grossman
12 Who's Got My Girl? Eddie Grossman
13 Ask for My Heart Eddie Grossman
14 Never Again Neil Sedaka - Eddie Grossman
15 Somebody Help Eddie Grossman この曲から20曲目までの6曲は、1958年6月25日に複数のミュージシャンとともにレコーディングされたものです。
16 Together Neil Sedaka - Howard Greenfield トーケンズ時代のニールのレパートリー"I Love My Baby" のイントロが使われています。
17 If You Only Knew Eddie Grossman エディーの唯一のシングル曲"Ginger"のカップリング曲です。
18 Wishing Star Neil Sedaka - Howard Greenfield
19 You're the One for Me Neil Sedaka - Howard Greenfield
20 Fairly Tale Eddie Grossman
21 One Little Girl Eddie Grossman
22 Rumor Eddie Grossman
23 Time Machine Eddie Grossman
24 Dream of Angels Eddie Grossman
25 Can't Get Enough of You (at Home) Eddie Grossman
26 Not So Eddie Grossman エディー自らボーカルをとる曲。
27 Twiddle My Thumbs Eddie Grossman ここから先は、スタジオでの録音です。
28 Can't Get Enough of You Eddie Grossman
29 I Cry Myself to Sleep Eddie Grossman
30 Mister Butterfingers Eddie Grossman
31 The World's a Stage Eddie Grossman このCDのハイライトです。後にハワード・グリーンフィールドが詩を書き直して、"This Endless Night" となります。ニールのオーバー・ダビングも冴えています。
32 Cinderella Eddie Grossman シンデレラはベッドに眠る時間だよ。という、ひょうきんなイメージの曲です。
33 Pretty Little Mary Eddie Grossman テンポのいいポップ・ソングです。
34 Connie Eddie Grossman



Oh Carol - The Complete Recordings 1956-1966 ('03 Bear Family Records BCD 16535)
豪華ブックレット付きの8枚組CDボックス・セットで、初期ニールの集大成です。66年までの作品が完全収録(計220トラック)されているほか、未発表曲、映画でのみ使われた曲、レアなメッセージなど、貴重なレコーディングが目白押しで、ニール・ファン必携です。
1-11 The Diary [Alt. version] Neil Sedaka - Howard Greenfield 恋の日記 初期のバージョンはスローで古さを感じさせます。'91年のCD"All Time Greatest Hits volume 2"ではじめて収録されました。
2-12 Forty Winks Away [Alt. version] Barry Mann - Larry Kolber 恋はせつないネ '60年3月、すでに2月に録音したバージョンにオーバー・ダビングを施すと共に、ニールは詞と歌い方を変えて再度録音しました。しかし結局、最初のバージョンがシングル発売され、こちらのニュー・バージョンはお蔵入りとなったのでした。
3-12 Bad Girl Neil Sedaka - Howard Greenfield '64年に発表したシングル「悲しいあの娘」と同名ですが、まったく別の曲です。1年以上前に録音されて未発表となっていました。こちらのほうが実はテンポがよくて親しみやすいかもしれません。
3-22 Fly Me to the Moon Bart Howard '64年2月は"The Closest Thing to Heaven"のシングル・セッションでしたが、同時にB面に収録された"Without a Song"をはじめとするクラシカルな作品群を録音しました。ここから4曲がその未発表曲で、うち"Fly Me to the Moon"、"Because of You"、"I'll Be Seeing You"は、'99年の2枚組CD"Neil Sedaka Sings The Hits"(RCA 07863 67402-2)で初めて収録されました。
3-23 You'll Never Know Mack Gordon - Harry Warren この曲は上記2枚組CDにも収録されなかった初出です。
3-25 Because of You Arthur Hammerstein - Dudley Wilkinson '99年の2枚組CD"Neil Sedaka Sings The Hits"(RCA 07863 67402-2)で初めて収録されたクラシカルな作品です。
3-27 I'll Be Seeing You Irving Kahal - Sammy Fain '99年の2枚組CD"Neil Sedaka Sings The Hits"(RCA 07863 67402-2)で初めて収録されたクラシカルな作品です。
4-2 It Hurts to Be in Love Helen Miller - Howard Greenfield それは痛い恋 ジーン・ピットニーで有名な曲です。ニール版は'64年5月「サニー」のシングル・セッションで録音されていましたが、未発表となっていました。
4-14 We Hide from the Sun Neil Sedaka - Howard Greenfield '65年11月の録音で、穏やかな佳曲です。
4-15 Sleeping Beauty Neil Sedaka - Howard Greenfield 前曲と同じ日に録音されました。「不思議の国のアリス」に続くファンタジーは、「眠れる森の美女」です。しかし、ニールのイメージ・チェンジ中ということもあってか、同じ月に録音した"The Answer to My Prayer"の方をRCAは気に入って、こちらはボツになりました。
4-19 Cellophane Disguise Neil Sedaka - Carole Bayer セラフェイン・ディスガイズ '66年10月の録音で、68年にオーストラリアで録音されたアルバム"Working on a Groovy Thing"でリメイクされることになります。ラスト・シングル"We Can Make It If We Try"と同じセッションですが、B面を「恋する心」と同じ「遅すぎちゃった」にするくらいなら、この曲をカップリングしてもよかったのではないかと思うのです。
4-20 Cold Girl Neil Sedaka - Roger Atkins '66年10月12日、RCAでのラスト・セッションで録音されました。同時期に録音されたラスト・シングル"We Can Make It If We Try"をしのぐ出来栄えと思いますが、もしかしたら次のシングル用にとっておいたのかもしれません。
4-21 Pray for Love Neil Sedaka - Carole Bayer この曲も大人っぽさを感じさせる、佳曲です。未発表に終わったのが、もったいない話です。
5-29 Ilero Por Ti Porque No Estas, Ilero Por Ti Porque Te Vas (The World Through a Tear) Peter Allen - Chris Allen - Dick Everitt 涙の小径 スペイン語の「涙の小径」です。
5-30 Entre Montan, Nas Cruzando Valles (High on a Mountain) Hank Hunter - Ronnie Grossman
7-15 Crazy Daisy (Little Devil) Neil Sedaka - Howard Greenfield - Kurt Hertha 小さい悪魔 ドイツ語で歌われている曲は、7曲収録されています。
7-16 Heute Sind es Traume (I Must Be Dreaming) Neil Sedaka - Howard Greenfield - Kurt Hertha 夢ごこちの恋
7-17 Candy (Madchen aus Old Germany) Heinz Alisch - W. Richter
7-18 Wenn Ich in dein Fenster Seh' (Outside Looking in) Neil Sedaka - Hans Bradtke
7-19 Nur Ein Bild Von Dir (Pictures from the Past) Neil Sedaka - Gunter Loose ピクチャーズ・フロム・ザ・パスト
7-20 So Wie Mein Baby (Wait 'Til You See My Baby) Heinz Alisch - W. Richter マイ・ベビー
7-21 Die Welt Ohne Dich (The World Through a Tear) Peter Allen - Chris Allen - Dick Everitt 涙の小径 ドイツ語の「涙の小径」です。この曲はシングルとしては発表されなかったようです。日本語やスペイン語と同じく、ドイツ語の"High on a Mountain"も録音されていたようですが、マスターが紛失したようです。
7-22 Oh Carol [Hebrew] Neil Sedaka - Howard Greenfield おお! キャロル ヘブライ語です。ほんとうにニールは言葉が達者ですね。
7-23 You Mean Everything to Me [Hebrew] Neil Sedaka - Howard Greenfield きみこそすべて
7-24 Namida No Komichi (The World Through a Tear) [Japanese] Peter Allen - Chris Allen - Dick Everitt 涙の小径 ごぞんじ日本語で歌われる「涙の小径」。日本のベスト・アルバムなどでは、英語よりこっちの方がポピュラーですよね。
7-25 High on a Mountain [Japanese] Hank Hunter - Ronnie Grossman 実はこのB面曲も日本語で吹き込まれていたのですが、「恋する心」がカップリングされたため、このボックス・セットまで日の目を見ることがありませんでした。
8-19 Forty Winks Away [1. vocal] Barry Mann - Larry Kolber 恋はせつないネ オーバー・ダビングされる前の「恋はせつないネ」です。
8-22 TV Show ここからはテレビや映画の音源から収録しています。
8-23 The Canvas Sky 映画"Rings Around the World"の主題歌です。
8-24 The Water Bug 映画「プレイガール・キラー」の挿入歌で、ニール自身が登場して歌っています。かっこいい曲で、レコードとして発表されなかったのが残念でなりません。
8-25 The Jellyfish Song 映画"Sting of Death"の主題歌で、"Do the Jellyfish"というタイトルでも知られます。「クラゲの歌」ということで、スカを取り入れた楽しいテンポの曲ですが、映画の方は気味の悪いものでした。右の写真は、最近 Discotheque Records から発売されたスカの4曲入りEP "Doin' The Popcorn Ska: Golden Oldies Volume 1"です。ニールの歌うこのレア曲を筆頭に、アネットやフリートウッズなどが収録されています。
8-26 Party Song これも"Sting of Death"の挿入歌です。楽しいパーティーの曲です。
8-27 Instant Love 映画"Instant Love"の主題歌です。
8-28 It Happened Again これも映画"Instant Love"の挿入歌です。
8-29 Station Breaks '91年のCD"All Time Greatest Hits volume2"で、"Station Announcements"として、約1分がはじめて収録されました。
8-30 Message to His Japanese Fans 日本の皆様へニール・セダカのメッセージ 日本の25cmベスト・アルバムで特別に収録されていました。このボックス・セット作成にあたり、レコードから起こしたと思われますが、その際ミス・レコーディングがあり、次の「恋の片道切符」の一部が入ってしまっています。
8-31 The Christmas Greeting
8-32 New Years Greeting



Let the Good Times In ('05 NSW 555)
ボックス・セットにも収録されなかった、1960〜1975頃のデモ・レコーディング集。マニア垂涎のマスト・アイテムです。2枚組で、1枚目の27〜31は、RCA以前のシングル曲。2枚目の15〜26は、1968年のアルバム「サウンズ・オブ・セダカ」を丸々収録しています。ブックレットも充実しています。
1-1 The Face of Love Neil Sedaka - Roger Atkins 1968年の未発表曲。当時のヒット曲スタイルで、タンバリンをフィーチャした元気一杯のこの曲でスタートです。
1-2 Dreamin' Neil Sedaka - Howard Greenfield 1963年のRCA黄金期の未発表曲です。ミドル・テンポのその名のとおりドリーミーな曲。
1-3 We Hide from the Sun Neil Sedaka - Howard Greenfield 1965年頃の録音。「ダン・ダン・ドゥビドゥ・ダン」というフレーズは当時のニールの十八番ですが、比較的おとなしい作品です。
1-4 These Chapel Bells Neil Sedaka - Howard Greenfield 1963〜64年の作品で、ニールはバック・ボーカルを担当しており、リード・ボーカルは不明です。ちょっと黒っぽさを感じさせます。
1-5 We Gotta Get Back to the Good Times Neil Sedaka - Howard Greenfield 1969年の未発表曲。ウォーキング・テンポで、ニールのお得意のスタイルです。当時発表された曲に流用されたパーツがたくさんあります。
1-6 Lucky Me Neil Sedaka - Carole Bayer 1968年の録音。
1-7 Teach Me How Neil Sedaka - Carole Bayer 1967年のデモ録音で、ピアノだけをバックに歌っています。ニールの声は非常に伸びやかで、ファルセットも聞けます。シフォンズが1968年にレコーディングしています。
1-8 Kissin' My Life Away Neil Sedaka - Roger Atkins ホンデルスが1966年に録音しており、これはそのデモです。"Born to Be Bad"にも通ずるフレーズもあります。
1-9 Don't Look Over Your Shoulder Neil Sedaka - Carole Bayer ナンシー・ウィルソンの1967年のヒット曲で、これはそのデモ録音です。後に正式録音がアルバム"Working on a Groovy Thing"に収録されることになります。
1-10 Magic Colors Neil Sedaka - Howard Greenfield 1967年のデモで、レスリー・ゴーアが録音しました。短調のシリアスな曲です。
1-11 Cold Girl Neil Sedaka - Carole Bayer ボビー・シャーマンが1967年に発表しました。ニール自身もRCA時代に録音していますが、未発表になっていました。これはそのデモですが、クールな仕上がりになっています。
1-12 (Lightning Ridge) Neil Sedaka - Howard Greenfield 1974年のシングル"A Little Lovin'"のB面です。Vareseがこの時代のアルバムをCD化したときにもれていたため、ここに収録したらしいのですが、それなら"Kiddio"や"Nana's Song"ももれてると思いますが…。
1-13 You with Darkness on Your Mind Neil Sedaka - Carole Bayer これもアルバム"Working on a Groovy Thing"に再録されますが、そのデモ録音です。ポーラ・ウェインによっても1969年にカットされました。
1-14 Breaking Up Is Hard to Do
(slow version)
Neil Sedaka - Howard Greenfield 1968年のデモ録音で、当時からスロー・バージョンの構想があったということです。
1-15 The Girl I Left Behind Me Neil Sedaka - Carole Bayer 1968年にモンキーズやバリー・ゴードンによって録音され、ニール自身もアルバム"Working on a Groovy Thing"で発表した曲のデモ録音です。やや荒削りなところが逆に魅力的です。
1-16 Something Worth Waiting for Neil Sedaka - Howard Greenfield 1966年ごろの未発表曲です。明るい刻みのポップ・ソングです。
1-17 Wheeling West Virginia Neil Sedaka - Howard Greenfield これもアルバム"Working on a Groovy Thing"で発表した曲の1968年のデモ録音です。ジェームス・ダーレンなどがレコーディングしています。こちらの方がややテンポが速く、カントリーチックでしょうか。
1-18 One Little Smile Neil Sedaka - Roger Atkins 女性のリード・ボーカルがフィーチャされた69年の未発表曲です。明るく爽やかなヒット・ソング・タイプの曲です。
1-19 Where the Boys Are Neil Sedaka - Howard Greenfield 1961年コニー・フランシス、全米第4位の大ヒット「ボーイハント」です。ニール自身は1963年にスペイン語バージョンを発表しています。ここで聞けるのは、ピアノが小刻みにビートを刻む、アップ・テンポのバージョンです。
1-20 Where Do We Go from Here Neil Sedaka - Carole Bayer 1968年の未発表曲で、アップ・テンポのダンス・チューンです。イントロからわくわくさせてくれます。転調してややマイナーになるあたり、ちょっと新しい構成のような気がします。シュープリームスの"You Keep Me Hangin' On"あたりの影響が感じられます。
1-21 Let the Good Times in Neil Sedaka - Carole Bayer 1968年のデモ録音で、このアルバムのタイトル曲です。ホーン・アレンジなど、ビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」の影響が見て取れます。しっとりしたエコーが特徴的なソフト・ロックの秀作で、ザ・ウィッシュボーンによって録音されています。
1-22 Don't Be Too Good to My Baby Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールには珍しい反戦歌です。1967年の未発表曲で、美しいバラードです。
1-23 Make The Music Play Neil Sedaka - Carole Bayer フランキー・ヴァリもレコーディングした1968年のデモ録音です。ジミー・ウェッブ調のホーンが特徴的です。
1-24 Tonight Will Tell Neil Sedaka - Roger Atkins 1966年ごろの未発表曲で、ピアノをメインに、W録音のガール・グループ風のコーラスを聞かせます。やさしい感じの佳曲です。
1-25 On The Outside Looking In Neil Sedaka - Howard Greenfield 1961年にルイス・オブライエンやキャロル・ディーンらに提供した曲のオリジナル・デモです。もともとは1960年にコニー・フランシスが録音したようです。
1-26 My Best Friend Barbara Neil Sedaka - Hank Hunter ハンク・ハンターとのコラボによる1963年のデモで、1995年、バリー・マンのコンピCDに収録されたことがあります。コニー・フランシスによってもレコーディングされました。最初に語りが入り、ハイハットとコーラスに支えられて黄金の転調をみせるところが、このころの常套手段でもありますが、安心して聞ける魅力的な曲になっています。
1-27 Snowtime Neil Sedaka - Howard Greenfield ここからの5曲は、1957年、RCAに移籍する前のレコーディング、通称レニー・マックスウェル・セッションで録音されたものです。このドリーミーなロッカ・バラードは、デッカから"Laura Lee"とのカップリングで発表されました。
1-28 Fly, Don't Fly on Me Neil Sedaka - Joel McKible このシングルは、1958年、レニー自身のレーベルであるリージョンから発売され、その後すぐガイデンから再リリースされました。"Ring a Rockin'"のB面で、ひょうきんな感じの曲です。
1-29 Laura Lee Neil Sedaka - Howard Greenfield 1957年、"Snowtime"をB面に、デッカからデビュー・シングルとしてリリースされました。
1-30 Ring a Rockin' Neil Sedaka - Howard Greenfield "Fly, Don't Fly on Me"とのカップリングで、リージョンとガイデンの2つのレーベルから発売されました。ゴキゲンなダンス・ナンバーです。
1-31 Oh Delilah Neil Sedaka - Howard Greenfield ニールの人気が沸騰した1962年、未発表となっていたこの曲を無許可でリリース。B面はこの曲のインストゥルメンタルが収録されていました。
2-1 Rainy Day Bells Neil Sedaka - Howard Greenfield 懐かしいドゥ・アップ調のポップ・ソングで、1970年のデモ録音です。当時Globetrottersによってカットされましたが、ニール自身も1992年に"Love Will Keep Us Together"の中で発表しています。
2-2 Rainy Jane Neil Sedaka - Howard Greenfield ニール自身、SGCからシングルとして1969年に発売していますが、こちらはそのデモ録音です。といっても、シングル盤はこのデモにいくつかの楽器を追加しただけのようです。1971年、モンキーズのデイビー・ジョーンズのヒット曲として有名です。
2-3 Don't Hide Your Love Neil Sedaka - Howard Greenfield 1972年のデモ録音で、カントリー調ではありますが、この曲のエッセンスは、LP"Solitaire"に収録の"Anywhere You're Gonna Be (Laba's Song)"にそのまま引き継がれています。シェールが発表しています。
2-4 Cowboy & Indians Neil Sedaka - Howard Greenfield 1970年ごろの未発表曲で、スクリーン・ジェムス時代では、ハワード・グリーンフィールドとの最後のコラボの一曲です。低い声で語りが入るのも面白いです。
2-5 Like A Clinging Vine Neil Sedaka - Carole Bayer ライブ鑑賞する観客の声が入ります。このレイジーな雰囲気は"Tillie the Twirler"あたりに通じます。1967年の未発表曲です。
2-6 Sugar Neil Sedaka - Howard Greenfield 1968年の未発表曲で、同時代の"Workin' on a Groovy Thing"をちょっと明るくしたような曲です。BMIにはなぜかトーケンズのハンク・メドレスが共作者に名を連ねています。
2-7 Time Waits For No One Neil Sedaka - Howard Greenfield ニール自身も録音していますが、これは1970年のデモ・バージョンです。これはフィフス・ディメンションのために書かれましたが、RCAのフレンズ・オブ・ディスティンクションがリリースしました。
2-8 Plastic Dreams And Toy Ballons Neil Sedaka - Howard Greenfield 1967年の未発表曲で、ピアノをバックにニールのツイン・ボーカルが冴える佳曲です。
2-9 Let's Go Where The Good Times Go Neil Sedaka - Howard Greenfield 1972年の未発表曲です。楽しい感じの曲です。
2-10 Stayin' Power Neil Sedaka - Howard Greenfield バルビ・ベントンの1976年の録音でもお馴染みです。これは1970年のデモで、歌いだしが「悲しき慕情」かとビックリします。ミドル・テンポの楽しいヒット曲です。
2-11 Your Heart's Not In Your Love Neil Sedaka - Carole Bayer 1967年の未発表曲ですが、とてもいい曲です。クリフ・リチャードやアレックス・キーナンが録音しています。
2-12 She Really Needs Me [lead by Don Thomas] Neil Sedaka - Howard Greenfield 1968年ごろの未発表曲で、ドン・トーマス(ラグ・ドールズのボーカリストであるジーン・トーマスの兄弟)が歌っています。
2-13 We Had A Good Thing Going Neil Sedaka - Howard Greenfield ポール・サイモンのいたザ・サークルに1967年に提供した曲で、変わった曲調を持ちます。1968年、SGCから発売されたシングル"Star Crossed Lovers"のB面です。
2-14 Star Crossed Lovers Neil Sedaka - Howard Greenfield こちらはそのA面で、オーストラリアで大ヒットを記録しました。味わいある佳曲です。SGCではもう1枚"Rainy Jane" c/w "Jeannine"を発表していますが、ここには収録されませんでした。"Rainy Jane"のデモ・バージョンを収録したからでしょうか。
2-15
〜26
[12 Songs from an album "Working on a Groovy thing (Sounds of Sedaka)"] - -




The definitive collection ('07 Razor & Tie 7930182968-2)
初期のヒット6曲は1991年のリメイク・バージョン。その後1970年から2003年の"The Show Goes On"までの作品15曲を幅広く収録した、一風変わったコンピレーション。ボーナス・トラックに、"Where the Boys Are"のデモと、ここでしか聞けない"It Hurts Be in Love"の初期デモ・バージョンを収録しています。
20 It Hurts Be in Love それは痛い恋 2:31 Helen Miller - Howard Greenfield マンハッタンのDick Charles スタジオで録音されたデモ・バージョンです。RCAは、自分のスタジオでの録音でないことを理由にリリースされませんでした。ニールはRCAで再録音しましたが、そちらも未発表となりました。ここに収録された初期バージョンは、バック・ボーカルにトニ・ワインが参加しており、伸びやかでパワフルな声を聞かせてくれています。ニールの声もパワフルで、こちらのほうがベスト・トラックと感じます。ジーン・ピットニーのシングルは、このニールの声を差し替えたものです。




In the Studio 1958 - 1962 ('13 ASTRO 01)
まさか、こんなアルバムが登場するとは思いませんでした。RCA時代のメイキングCDで、曲が完成するまでのスタジオの様子を思いっきり収録しています。ニール初期の伝説のヒット曲たちが生まれる瞬間に立ち会えたかのような感動を味わえます。今回はたった7曲にスポットを当てて74分間収録しており、CDを作ろうと思えばいくらでもシリーズ化できそうですね。
1 The Diary (Version 2) (Rehearsal & Takes 1-3) 恋の日記 4:46 Neil Sedaka - Howard Greenfield 1958年10月30日、バージョン2のリハーサルから本録音です。
2 The Diary (Version 2) (Take 4) 恋の日記 2:51 Neil Sedaka - Howard Greenfield
3 No Vacancy (Takes 1-3) 7:00 Neil Sedaka - Howard Greenfield シングルA面の「恋の日記」と同じ日の録音です。
4 No Vacancy (Insert & Overdub) 4:54 Neil Sedaka - Howard Greenfield
5 All I Need Is You (Takes 1-3) 欲しいのは君なんだ 5:58 Neil Sedaka - Howard Greenfield 「恋の日記」の3日前、1958年10月27日の録音です。
6 Oh Carol (Rehearsal & Take 1) おー!キャロル 3:02 Neil Sedaka - Howard Greenfield 1959年7月31日の録音です。
7 Oh Carol (Takes 2, 3 & 4) おー!キャロル 6:10 Neil Sedaka - Howard Greenfield
8 One Way Ticket (To The Blues) (Takes 1-4) 恋の片道切符 5:04 Jack Keller - Hank Hunter シングルA面の「おー!キャロル」と同じ、1959年7月31日の録音です。
9 One Way Ticket (To The Blues) (Take 6) 恋の片道切符 2:44 Jack Keller - Hank Hunter
10 Calendar Girl (Rehearsals) カレンダー・ガール 7:57 Neil Sedaka - Howard Greenfield 1960年10月24日の録音です。
11 Calendar Girl (Takes 1-3) カレンダー・ガール 7:09 Neil Sedaka - Howard Greenfield
12 Calendar Girl (Take 4-7) カレンダー・ガール 7:12 Neil Sedaka - Howard Greenfield
13 Calendar Girl (Take 8) カレンダー・ガール 2:50 Neil Sedaka - Howard Greenfield
14 Next Door To An Angel (Takes 1-5) かわいいあの娘 3:43 Neil Sedaka - Howard Greenfield 1962年10月
15 Next Door To An Angel (Take 6) かわいいあの娘 2:52 Neil Sedaka - Howard Greenfield

In the Studio 1958 - 1962 Volume 2 (2014-7-1 ASTRO)
RCA時代のメイキングCD第2弾。こちらも7曲にスポットを当て、ニールの数々のテイク、エンジニアとのやり取りを含めた制作過程が収録されており、楽曲が洗練されていく様子が目の前で繰り広げられるような作品となっています。
1 Peter Piper Picked a Peck of Pickled Peppers        
2 Happy Birthday Sweet Sixteen (Rehearsal) すてきな16才   Neil Sedaka - Howard Greenfield
3 Happy Birthday Sweet Sixteen (Takes 1-3) すてきな16才   Neil Sedaka - Howard Greenfield  
4 Happy Birthday Sweet Sixteen (Takes 4-6) すてきな16才   Neil Sedaka - Howard Greenfield
5 Happy Birthday Sweet Sixteen (Takes 7, 8) すてきな16才   Neil Sedaka - Howard Greenfield  
6 It Hurts to Be in Love (Takes 1, 2)     Helen Miller - Howard Greenfield ボックスセットでは'64年5月の「サニー」のセッションでの収録と説明されていましたが、すでに初期のころに録音されていたんですね。
7 It Hurts to Be in Love (Take 3)     Helen Miller - Howard Greenfield
8 The Girl for Me (Rehearsal)     Neil Sedaka - Howard Greenfield  
9 The Girl for Me (Takes 1-4)     Neil Sedaka - Howard Greenfield
10 The Diary (Version 1) (Takes 1, 2) 恋の日記(バージョン1)   Neil Sedaka - Howard Greenfield  
11 The Diary (Version 1) (Takes 3-6) 恋の日記(バージョン1)   Neil Sedaka - Howard Greenfield
12 The Diary (Version 1) (Take 7 End Insert) 恋の日記(バージョン1)   Neil Sedaka - Howard Greenfield
13 King of Clowns (Rehearsal) 悲しきクラウン   Neil Sedaka - Howard Greenfield
14 King of Clowns (Takes 1, 2) 悲しきクラウン   Neil Sedaka - Howard Greenfield  
15 King of Clowns (Take 3) 悲しきクラウン   Neil Sedaka - Howard Greenfield
16 All the Words in the World (Takes 1-5) オール・ザ・ワーズ・イン・ザ・ワールド   Neil Sedaka - Howard Greenfield  
17 All the Words in the World (Take 6) オール・ザ・ワーズ・イン・ザ・ワールド   Neil Sedaka - Howard Greenfield  
18 Breaking Up Is Hard to Do (Rehearsal) 悲しき慕情   Neil Sedaka - Howard Greenfield  
19 Breaking Up Is Hard to Do (Takes 1-6) 悲しき慕情   Neil Sedaka - Howard Greenfield  
20 Breaking Up Is Hard to Do (Overdub Rehearsal) 悲しき慕情   Neil Sedaka - Howard Greenfield  
21 Breaking Up Is Hard to Do (Overdub Take 1) 悲しき慕情   Neil Sedaka - Howard Greenfield