THE MAMAS & THE PAPAS
コダックのCMで「夢のカリフォルニア」が流れたのがママス&パパスとの出会いでした。イントロのギターを省略して、デニー・ドハーティの強烈な歌い出しはインパクトが強かった。オリジナル・アルバムは5枚と少なく、コーラス・グループのマンネリ化が3〜4枚目で感じられます。
シングルはほとんどアルバムに収録されているため、コレクターとしてはちょっと寂しく感じます。未収録曲は "Glad to Be Unhappy" が唯一ですが、"Creeque Alley"や"Words of Love"はシングル・バージョンでした。また、後年、セカンド・アルバムB面の5曲だけがなぜかリミックスされていますが、デキはイマイチです。
モンタレー・ポップ・フェスティバルの様子を収録したライブ・アルバムは8曲入りです。編集アルバムの"Gathering Flowers" は、スタジオ録音のおしゃべりや、コラージュで楽しい仕上がりとなっています。また、ソングブック(カラオケ・アルバム)も存在します。
90年代中ごろには、オリジナル・メンバーのジョンと、旧友スコット・マッケンジーを中心に再結成を果たしてライブアルバムを残しています。女性2名はメンバー・チェンジを繰り返し、最初はジョンの娘マッケンジー・フィリップスも参加していましたが、95年にはリサ・ブレッシアとデブ・リオンズに代わっています。
メンバーの4人は、グループ結成前からいくつかのグループで活動しています。3枚のアルバムを残したジョンのジャーニーメンや、2枚のアルバムを制作したママ・キャスのビッグ・スリー、2枚のアルバムを発表したデニーのハリファクス・スリーは、どれもフォーク調。その後ママ・キャスとデニーが合流したマグワムスはかなりポップなアルバムを残し、ママス&パパスの前身とも言えましょう。
4人は解散後もソロ活動をして作品を残していますが、コーラス・グループ出身のためか、そのほとんどがロック・ファンにとっては気だるいムードのアルバムとなっています。しかしダンヒル時代のママ・キャスは、ママス&パパスのイメージを継ぐポップな名曲を数多く残し、デイブ・メイソンとのデュエット・アルバムも残しています。
IF YOU CAN BELIEVE YOUR EYES AND EARS ('66-1 Dunhill D/DS-50006 夢のカリフォルニア) | |
記念すべきファースト・アルバム。荒削りな面もありますが、彼らの魅力を余すことなく伝える好アルバムです。 |
TITLE | JAPANESE TITLE | WRITERS | TIME | COMMENTS | |
A1 | Monday, Monday | マンデー・マンデー | John Phillips | 全米第1位を獲得した、彼ら最大のヒット曲。しかし、当初ジョン以外はこの曲をシングルにすることに反対したようです。冗長なイメージがあって、僕自身も実はあまり好きでないのですが、ふたを開けてみれば…。わからないものです。 | |
A2 | Straight Shooter | ひたむきな恋 (ストレイト・シューター) |
John Phillips | ロック色の強いかっこいい曲。彼らも気に入っていたらしく、ライブでも必ず演奏される1曲でした。ベスト盤によっては、イントロのギターをカットして、いきなり歌い出すようなミックスもあり、それもとってもかっこよかったものです。 | |
A3 | Got A Feelin' | 感じるね (ガッタ・フィーリン) |
John Phillips - Denny Doherty | ||
A4 | I Call Your Name | アイ・コール・ユア・ネーム | John Lennon -Paul McCartney | ビートルズのヒット曲ですが、キャスがレイジーな感じで歌い始めます。デニーが転調して元気よく歌いだすのが、なんとも小気味いい感じです。 | |
A5 | Do You Wanna Dance | 踊ろよ、ベイビー | E. Freeman | ||
A6 | Go Where You Wanna Go | あなたのところへ (青空を探せ) |
John Phillips | この曲がデビュー・シングルともされますが、プロモーション・オンリーだったようです。さわやかな名曲で、フィフス・ディメンションがカバーしています。 | |
B1 | California Dreamin' | 夢のカリフォルニア | John Phillips - Michelle Gilliam | 全米第4位の、オフィシャル・デビュー曲。この曲こそママス&パパスを代表する曲でしょう。日本では80年頃、コダックのCMソングとして使われ、イントロなしでガッツーンと、デニーのパンチのある歌いだしを聞いて、一発でファンになりました。ゴダイゴの「ガンダーラ」のアレンジも、この曲がたたき台になっているようです。 | |
B2 | Spanish Harlem | スパニッシュ・ハーレム | J. Leiber - P. Spector | ||
B3 | Somebody Groovy | いかした娘 (サムバディ・グルーヴィ) |
John Phillips | ||
B4 | Hey, Girl | ヘイ・ガール | John Phillips - Michelle Gilliam | ||
B5 | You Baby | ユー・ベイビー | P.F. Sloan - Steve Barri | ダンヒルの職業ライター、スローン&バリのチームが書いたポップ・チューン。タートルズのシングル・ヒットとしてよく知られる曲ですが、見事なコーラス・ワークで、むしろオリジナルを越えた名曲となっています。 | |
B6 | In Crowd | イン・クラウド | Billy Page |
CASS JOHN MICHELLE DENNIE ('66-8 Dunhill D/DS-50010 これがママス・アンド・パパス) | |
セカンド・アルバムです。 |
TITLE | JAPANESE TITLE | WRITERS | TIME | COMMENTS | |
A1 | No Salt on Her Tail | 消えたあの娘 | John Phillips | オルガンが印象的な曲です。ライブで歌っていた「ヒア・イン・マイ・アームズ」をママス&パパス風に作り直した曲です。 | |
A2 | Trip, Stumble and Fall | トリップ・スタンブル・アンド・フォール | John Phillips - Michelle Gilliam | ロック色の強いナンバー。 | |
A3 | Dancing Bear | 踊る熊 | John Phillips | 後にシングル・カットされ、全米第51位のヒットとなりました。メルヘンチックな内容ですが、マイナー・タッチで好きではありません。 | |
A4 | Words of Love | 愛の言葉 | John Phillips | キャスの魅力爆発って感じの曲です。楽しいピアノのイントロに、伸びやかで屈託のないキャスのボーカルがとても魅力的。ミシェルの「チュチュチュチュ」ってコーラスもとっても可愛い。メロディー進行も次々といろんな表情を見せて、実は複雑そうだけど、それを感じさせないプロの仕事です。 | |
A5 | My Heart Stood Still | マイ・ハート・ストゥッド・スティル | Richard Rodgers - Lorenz Hart | ママス&パパスの十八番であるロジャース&ハートの曲のカバーです。伸びやかなコーラスが素敵です。 | |
A6 | Dancing in the Street | 街で踊れば | Stevenson - Gaye | マーサ&バンデラスのカバーです。 | |
B1 | I Saw Her Again (Last Night) | アイ・ソー・ハー・アゲイン | John Phillips - Denny Doherty | 爽快感あふれる、全米第5位の大ヒット。演奏もゴージャスで、イントロからスリリングな展開を見せます。非常に凝ったコーラス・ワークで、文句なしの傑作です。 | |
B2 | Strange Young Girls | 見知らぬ若い娘 | 珍しくミッシェルのソロ・パートが聴けます。深いエコーがかかったサイケな曲です。 | ||
B3 | I Can't Wait | 私は待てない | 力強いドラムが印象的なロック色の強いナンバー。ギターも冴えています。 | ||
B4 | Even If I Could | たとえそうでも | 「アイ・ソー・ハー・アゲイン」のB面としても発表された曲です。軽やかなリズムで歌われるポップ・ソングです。 | ||
B5 | That Kind of Girl | いかすあの娘 | ドラムスが強烈なリズムを叩いています。メロディーも新しいものに挑戦しようとしている感があります。 | ||
B6 | Once Was a Time I Thought | 悲惨な過去 | アカペラで歌われる印象的な曲。コーラス・グループとしての実力を見せつけてくれる傑作です。 |
DELIVER ('67-2 Dunhill D/DS-50014 愛する君に) | |
カバー曲が多く、さらにインストゥルメンタル曲が2曲も入っているので、あまり好きなアルバムではありません。どうでもいいことですが、ジャケット写真のジョンが、高校の友達に似ているので、ちょっと印象的でした。 |
TITLE | JAPANESE TITLE | WRITERS | TIME | COMMENTS | |
A1 | Dedicated to the One I Love | 愛する君に | Pauling - Bass | ||
A2 | My Girl | マイ・ガール | Smokey Robinson | ||
A3 | Cleeque Alley | クリーク・アレイ | John Phillips - Michelle Gilliam | シングルホーンが省略されています。しかしながら、このアルバムのモノ・ミックスの最後では、デニーとキャスにより、"becoming a reality"が多く歌われています。 | |
A4 | Sing for Your Supper | 夕食の歌 | |||
A5 | Twist and Shout | ツイスト・アンド・シャウト | ビートルズがカバーしたことで有名な曲です。ゆったりとしたアレンジで、 | ||
A6 | Free Advice | フリー・アドバイス | |||
B1 | Look Through My Window | 窓辺に恋を | John Phillips | ||
B2 | Boys and Girls Together | 素敵なボーイズ・アンド・ガールズ | |||
B3 | String Man | ストリング・マン | |||
B4 | Frustration | 恋のフラストレーション | インストゥルメンタル曲です。 | ||
B5 | Did You Ever Want to Cry | 泣きたいときは | |||
B6 | John's Music Box | ジョンのミュージック・ボックス | オルゴール曲で、メンバーの話し声がバックで聞こえたりします。 |
PAPAS AND MAMAS ('68-4 Dunhill D/DS-50031 パパス・アンド・ママス VICTOR SHP-5728) | |
オリジナルのLPは、ジャケットが真ん中で上下に割れて、4人の顔が変わるという、嬉しいような嬉しくないようなギミックのジャケットでした。 |
TITLE | JAPANESE TITLE | WRITERS | TIME | COMMENTS | |
A1 | The Right Somebody to Love | 愛したい人 | Shirley Temple | ||
A2 | Safe in My Garden | 夢の花園 | John Phillips | ||
A3 | Meditation Mama (Transcendental Woman Travels) | メディテイション・ママ | John Phillips - Lou Adler | ||
A4 | For the Love of Ivy | アイビー・ラブ | John Phillips - Denny Doherty | ||
A5 | Dream a Little Dream of Me | 小さな夢 (私の小さい夢) |
W. Schwant - F. Andre - G. Kahn | ||
A6 | Mansions | 花のマンション | John Phillips | ||
B1 | Gemini Child | ジェミニ・チャイルド | LPのB面の最初には"The Right Somebody to Love"の2番(?)が挿入されてから、この曲が始まりますが、CDではカットされていました。 | ||
B2 | Nothing's Too Good for My Little Girl | ナッシングス・ツー・グッド | |||
B3 | Too Late | ツー・レイト | |||
B4 | Twelve Thirty (Young Girls Are Coming to the Canyon) | 朝日をもとめて | John Phillips | ||
B5 | Rooms | 愛なき部屋 | |||
B6 | Midnight Voyage | 深夜の航海 | John Phillips |
PEOPLE LIKE US ('71-10 Dunhill DSX-50106) (ピープル・ライク・アス) |
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いったんは解散したママス&パパスですが、ダンヒル・レーベルともう1枚アルバムを発表する契約となっていたことから、ジョンが、散り散りとなって各方面で活躍しているメンバーを集めてレコーディングしたアルバムです。アルバム・チャートは84位でした。13曲以降は、2012年7月3日に発売されたデラックス・エディションのボーナス・トラックで、うれしいのですが、ジョンのソロ・アルバムに収録すべき音源もあって、もう少し配慮がほしかったです。 |
TITLE | JAPANESE TITLE | WRITERS | TIME | COMMENTS | |
A1 | People Like Us | ピープル・ライク・アス | John Phillips | 3:27 | |
A2 | Pacific Coast Highway | 太平洋岸ハイウェイ | John Phillips | 3:05 | |
A3 | Snowqueen of Texas | スノウクィーン・オブ・テキサス | John Phillips | 2:39 | |
A4 | Shooting Star | 流れ星 | John Phillips | 2:55 | |
A5 | Step Out | ステップ・アウト | John Phillips | 3:04 | |
A6 | Lady Genevieve | レディ・ジェネヴィーヴ | John Phillips | 3:49 | |
B1 | No Dough | 寂しい文無し | John Phillips | 3:06 | |
B2 | Europian Blueboy | ヨーロッパのブルー・ボーイ | John Phillips - G.W. | 3:40 | |
B3 | Pearl | 真珠 | John Phillips | 2:27 | |
B4 | I Wanna Be a Star | スターになりたい | John Phillips | 2:19 | |
B5 | Grasshopper | きりぎりす | John Phillips | 2:58 | |
B6 | Blueberries for Breakfast | ブルーベリーズ・フォー・ブレックファースト | John Phillips | 3:02 | |
13 | Fantastic Four | ファンタスティック・フォー | John Phillips | 2:34 | このセッションのアウトテイク。 |
14 | Lady Genevieve | レディ・ジュヌヴィエーヴ | John Phillips | 4:30 | ジョンのファースト・アルバムのアウトテイク。 |
15 | No Dough (Honeymoon) | ノー・ドウ(ハネムーン) | John Phillips | 3:08 | 別ミックス |
16 | Mississippi | ミシシッピ | John Phillips | 3:36 | ジョンのファースト・アルバム収録のバージョン。 |
17 | April Anne | エイプリル・アン | John Phillips | 3:20 | |
18 | Revolution on Vacation | レヴォリューション・オン・ヴァケーション | John Phillips | 2:46 | 別ミックス |
19 | Cup of Tea | カップ・オブ・ティー | John Phillips | 3:51 | 別ミックス |
20 | Me and My Uncle (Jack of Diamonds) | ミー・アンド・マイ・アンクル | John Phillips | 4:20 | |
21 | Andy's Talkin' Blues | アンディズ・トーキン・ブルース | John Phillips | 2:54 | スタジオ・デモ |
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A GATHERING OF FLOWERS ('70-1 Dunhill DSY-50073) |
単に2枚組のベスト・アルバムと思いきや、ギミックにあふれたスペシャル・コレクションです。各所にジョンとキャスのダイアログがちりばめられ、数曲においてはスタジオでのおしゃべりやリハーサルの様子がおさめられています。 |
TITLE | JAPANESE TITLE | WRITERS | TIME | COMMENTS | |
A1 | Straight Shooter | ストレイト・シューター | John Phillips | ||
A2 | 〜 Monday Monday | マンデー・マンデー | John Phillips | ||
A3 | Trip Stumble and Fall | トリップ、スタンブル・アンド・フォール | |||
A4 | 〜 Go Where You Wanna Go | 青空を探せ | John Phillips | ||
A5 | 〜 I Call Your Name | アイ・コール・ユア・ネーム | John Lennon -Paul McCartney | ||
B1 | Dancing in the Street | 街で踊れば | Stevenson - Gaye | ||
B2 | 〜 Once Was a Time I Thought | 悲惨な過去 | 始まりに練習の様子が入っており、楽しいレコーディング風景が目に浮かびます。 | ||
B3 | Creeque Alley | クリーク・アレイ | John Phillips - Michelle Gilliam | プロデューサーのルー・アドラーと、「クリーク・アレー」の経緯について、ジョンが語っています。 | |
B4 | 〜 Dancing Bear | 踊る熊 | John Phillips | イントロの笛の練習で始まります。終わりには、ジョンのダイアログが入ります。 | |
C1 | I Can't Wait | 私は待てない | ミキサー室とのやり取り、レコーディング・ルームでのハーモニーの練習さえカッコイイ! | ||
C2 | Dedicated to the One I Love | 愛する君に | Pauling - Bass | ||
C3 | Free Advice | フリー・アドバイス | |||
C4 | Do You Wanna Dance | 踊ろよ、ベイビー | E. Freeman | オープニングにチャットが含まれています。 | |
C5 | Spanish Harlem | スパニッシュ・ハーレム | J. Leiber - P. Spector | ||
D1 | Got a Feelin' | ガット・ア・フィーリン | John Phillips - Denny Doherty | ||
D2 | No Salt on Her Tail | 消えたあの娘 | |||
D3 | Words of Love | 愛の言葉 | John Phillips | ||
D4 | I Saw Her Again (Last Night) | アイ・ソー・ハー・アゲイン | John Phillips - Denny Doherty | ||
D5 | Did You Ever Want to Cry | 泣きたいときは | |||
D6 | California Dreamin' | 夢のカリフォルニア | John Phillips - Michelle Gilliam |
Historic Performance Recorded at the MONTEREY INTERNATIONAL POP FESTIVAL ('71-3 Dunhill DSX-50100 モントレー・ポップ・フェスティバル) |
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1967年6月16〜18日に開催された歴史的音楽祭から、ママス&パパスのプレイを収録したアルバムです。当時フラワー・ムーヴメントの中心にいた彼らが呼びかけて実現した、会場のヒッピー達との一体感もあるパフォーマンスです。8曲中7曲がファースト・アルバムからの曲です。 |
TITLE | JAPANESE TITLE | WRITERS | TIME | COMMENTS | |
A1 | Straight Shooter | ストレイト・シューター | John Phillips | パワフルなドラミングの、この曲でスタートです。ライブには欠かせない、最高にかっこいい曲で、適度に崩しながらパワフルに歌っています。マラカスもマイクに近くてよく効いています。 | |
A2 | Got A Feelin' | ガット・ア・フィーリン | John Phillips - Denny Doherty | ミッシェルの優しい声にホッとさせられます。チェレスタも美しい。オープニングのギターがスピーカー間を揺れるのが、ライブらしいというか、聞き苦しいかも。 | |
A3 | California Dreamin' | 夢のカリフォルニア | John Phillips - Michelle Gilliam | 言うまでもない彼らのデビュー・ヒットで、ここでもパワフルな演奏が聴けます。間奏はフルートでなく、ギターが使われています。 | |
A4 | Spanish Harlem | スパニッシュ・ハーレム | J. Leiber - P. Spector | スピーカーがハウリングを起こしたり、当時の音響設備の未熟さを感じさせます。デニーが早口で歌う部分も、ライブらしくあえてずらしながら歌い、迫力があります。 | |
B1 | Somebody Groovy | サムボディ・グルーヴィー | John Phillips | キャス主導のロックン・ロールで、ライブ向きの曲です。途中のすごいシャウトもキャスでしょうか? | |
B2 | I Call Your Name | アイ・コール・ユア・ネーム | John Lennon -Paul McCartney | デニーも声をからせて歌っています。曲終了後に、クルー紹介があり、会場の笑い声などもあって、わきあいあいとした雰囲気です。 | |
B3 | Monday, Monday | マンデー・マンデー | John Phillips | 全米ナンバー・ワン・ヒットを記録したセカンド・シングルです。途中ブレイクがあったりするので、あまりライブ向きではないでしょうか?最後にストレイト・シューターのフレーズが登場します。 | |
B4 | Dancing in the Street | 街で踊れば | Stevenson - Gaye | 唯一セカンド・アルバムに収録されていた曲です。フェスティバルの締めくくりにふさわしい、キャスのパワフルでソウルフルなナンバーです。エンディングのアドリブも聴き応えあります。 |
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COMPLETE ANTHOLOGY (2004-9-28 UNIVERSAL) |
デラックスな4枚組のボックス・セットです。 |
TITLE | JAPANESE TITLE | WRITERS | TIME | COMMENTS | |
SINGLES
IMAGES | RELEASE | LABEL | TITLE | JAPANESE TITLE | TIME | WRITERS | NOTES |
'65 | Dunhill 4018 | Go Where You Wanna Go | John Phillips | プロモ・オンリー | |||
Somebody Groovy | John Phillips | ||||||
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'65-9 | Dunhill 4020 | California Dreamin' | 夢のカリフォルニア | John Phillips - Michelle Gilliam | ビルボード誌全米第4位のビッグ・ヒット。もともとはバリー・マクガイアのために彼らがバック・コーラスを担当したのですが、ママス&パパスも同じ演奏にボーカルを吹き込んだのでした。なお、その際、アルト・フルートとP.F.スローンのイントロ・ギターが追加されました。アメリカでも、プロモ盤にピクチャ・スリーヴが付きました。 | |
Somebody Groovy | いかした娘 | John Phillips | |||||
'66-3 | Dunhill 4026 | Monday, Monday | マンデー・マンデー | John Phillips | 全米ナンバー・ワン・ヒット。この曲で翌年グラミー賞を受賞しました。ジョンはこの曲を20分で書き上げたそうです。 | ||
Got a Feeling | 感じるネ | John Phillips - Denny Doherty | |||||
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'66-6 | Dunhill 4031 | I Saw Her Again (Last Night) [single mix] | アイ・ソー・ハー・アゲイン | John Phillips - Denny Doherty | 全米第5位。シングル・ミックスにはオーケストラが入っていません。後半、歌いだしを間違えたデニーの"I saw her…"というミス・フレーズがありますが、プロデューサーのルー・アドラーが気に入ってそのまま残したそうです。 | |
Even If I Could | たとえそうでも | ||||||
'66-11 | Dunhill 4057 | Words of Love [single mix] | 全米第5位。シングルにはホーン・セクションやバック・ボーカルが含まれています。2008年、ニコル・アトキンスがカバーしています。 | ||||
Dancing in the Street | 両A面シングルとして発表され、全米第73位でした。イギリスでは"I Can't Wait"がカップリングされました。 | ||||||
'66 | Dunhill 4050 | Look Through My Window | John Phillips | 全米第24位。1964年頃、ジョンが書いた曲で、カリフォルニアに行ってしまったミッシェルのことを考えていたら、実際には家の近くに住んでいたという事実がモチーフになっています。 | |||
Once Was A Time I Thought | John Phillips | ||||||
'67 | Dunhill 4077 | Dedicated to the One I Love | 全米第2位。 | ||||
Free Advice | |||||||
'67 | Dunhill 4083 | Creeque Alley [single mix] | John Phillips - Michelle Gilliam | 全米第5位。シングル・バージョンでは、ホーンがフィーチャされ、最後の最後にデニーの"becoming a reality"が1回多く歌われます。フルート・ソロも異なります。アメリカではプロモ盤だけにピクチャ・スリーヴがつきました。 | |||
Did You Ever Want To Cry | |||||||
'67 | Dunhill 4107 | Glad to Be Unhappy | Richard Rodgers - Lorenz Hart | 全米第26位。唯一のアルバム未収録曲です。 | |||
Hey Girl | 全米第134位。 | ||||||
'67 | Dunhill 4113 | Dancing Bear | 全米第51位。珍しくピクチャ・スリーヴが付いています。 | ||||
John's Music Box | |||||||
'67 | Dunhill 4099 | Twelve Thirty (Young Girls Are Coming to the Canyon) | John Phillips | 全米第20位。 | |||
Straight Shooter | John Phillips | 全米第130位。 | |||||
'68 | Dunhill 4125 | Safe in My Garden | 全米第43位。 | ||||
Too Late | |||||||
'68 | Dunhill 4145 | Dream a Little Dream of Me | 全米第12位。アダルト・コンテンポラリー・チャートでは第2位にランクしました。 | ||||
Midnight Voyage | |||||||
'68 | Dunhill 4150 | For the Love of Ivy | 全米第81位。 | ||||
Strange Young Girls | |||||||
'68 | Dunhill 4171 | Do You Wanna Dance | 全米第76位。 | ||||
My Girl | |||||||
'72 | Dunhill 4301 | Step Out | ステップ・アウト | 全米第81位。アダルト・コンテンポラリー・チャートでは第25位までアップしました。 | |||
Shooting Star | 流れ星 | ||||||
'67 | Hasblo DNP-388 | "All about Michelle of The Mamas & the Papas" | 青い片面のフレキシ・ディスク33回転。 | ||||
'67 | Hasblo DNP-389 | "All about Denny of The Mamas & the Papas" | 黄色の片面のフレキシ・ディスク33回転。 | ||||
'67 | Hasblo DNP-390 | "All about John of The Mamas & the Papas" | 黄色の片面のフレキシ・ディスク33回転。 | ||||
'67 | Hasblo DNP-391 | "All about Cass of The Mamas & the Papas" | 片面のフレキシ・ディスク33回転。 |