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vol.2 「似非物語 (えせものがたり)」
 
昔、姫あり賜ひけり。見目麗しく、名をば蓬姫となむ賜ひけり。

葉月のつごもり、姫、職場にて打ち合はせなるを賜ひし時、
大村守(おほむらのかみ)曰く、
「木場もすなる研修情報司須手武といふものを、わが社もしてみむとすなり」

堀切頭、応へて曰く 「大村守、担当なり!」
守、「宇表!(うひょー)」と叫びたり。

姫「司須手武とは何やらむ」と訊ぬれば、大村守応へて曰く
「電話線を用ひて、情報なるものを送るなり。飛脚の如し」
姫、「守、試しもがな」と賜ひければ、守、「何をや試さん」と応ふれば、
「電話線なるを用ひて、守、木場へいざ行かむ」と命じ賜ひたり。

堀切頭、机を叩ひて笑ひたり。
守「いとわりなし」と言ひつつ、体中の関節をはずし、電話線に入りたり。
姫「いとあはれなり。守、土羅得門なり」と叫び賜ひて


  遠路行く 木場の町へと 電話線
               藤の花咲く 亀戸過ぎて


 守の行方は 守のみぞ知るらむ

                                                   
健康太郎  
註) 亀戸、木場:東京の地名。
亀戸天神は藤の名所。木場には我が社の共同研修所があるのです〜(^^;
当時、わが研修担当のメンバーが、「堀切」「大村」&「よもぎ」でして、健康太郎くんは、隣の健康管理係に所属しておりました。(内部事情のわかる人にはバレバレだな)

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