アイドラーズ(2004.08.22)

 

 

明けて日曜、22日。筑波三日目。身体は各所筋肉中。
フロントハブのグリスアップ、
エンジンオイル交換は昨日済ませてある。
ドラミ前にタイヤサービスにてタイヤ交換を済ませた。

予選コースイン直後に新品タイヤの素晴らしさを認識。
てか剛性自体が上がってないか?
2周後にピットイン。兄に増し締めをお願いする。
フロントのアルミホイールは問題ないのだが、
どうもリアのマグは増し絞めしないと結構回ってしまう傾向があるのだ。
テーパーが合ってないのか??
3秒8を出したところで2ヘアに土が出たのでアタックを諦める。
総合10位クラス6位スタート。
1.関@VTEC2000
2.もうすぐフォーミュラ@RE(スリック)
3.丸田@4AG、
4.池本@VX-R
5.G12(スリック)
6.俺
となり、予想通りかつ順当なグリッドとなる。
1番手2番手は別格と考え、やはり丸田さんと池本さんに絡むのが、
今回も目標になる。しかし丸田さんは2秒台。
1秒の差を付いていけるのか。



決勝グリッド。5列目アウト側、目の前に「ほぼフォーミュラRE」 。
あれ?もっとグリッド前じゃなかったっけ??
スタートはマズマズ。1コーナーで1台がスピンアウト。
ジネッタをかわして順位をひとつあげる。
今回の目玉はこの一周目の最終コーナー入口。
50m前にかわのさんと池本さんが並んでいる。
突然イン側のかわのさんから盛大に白煙があがる。
ブレーキロックにしては多過ぎる煙りの量。エンジンブローか!
時速180からのターンイン
イン側はヤバイ。
視界ゼロの状態で煙の中へ突入。
(レース後池本さんのビデオを確認するとかわのさんのタイヤから盛大に白煙が出ているが、アクセルが戻らなくなったそうだ。)
しかし何事もなかったように2台は走り続けている。
これでさらに間隔が空いてしまった(泣)。

8.25.追記
ログを確認してみたところ、 ヘタを打っているのは最終コーナー入口で、ここから1コーナー進入で0.5秒ほどのロスが発生している。新品タイヤのおかげで他の区間は速く回れているのに。
物理的には現状でも2秒台は可能なハズだ。
なお最終コーナーで3秒6のときの最もドロップした速度は114km/h。調子が良いときは120km/hを下回ることはない。

ストレートで50mほどの間隔で追い掛ける。3周連続で3秒中〜後半。
しかし差は少しも縮まらない。

ときどき2ヘア入口で接近するのだが(場合によっては真後ろ)、
戻ってきてのホームストレートでの距離は変化しないのだ。
裏ストレートの加速でジリジリと距離が離れるということは、
通過距離を考えればほとんど同じ加速能力を考えて良い。
もし同一距離のままストレートを走れれば通過ポイントが違っても
速度が同じということなので、加速能力が上ということだ。
その差が大きく広がるのは最終入口〜立ち上がり。
時速にして5kmほどの差がある感じがある。
このあたりは単純に腕の差だ(悔泣
丸田号、おおした号はバーキンなので、池本より40kgほど重い。
直線加速で同一であればパワー自体は200馬力よりあると考えてよい。
VX-Rが200馬力520kgとすればパワーウエイトレシオを係数として
215-220馬力とすれば同一加速が出来る計算。
要はクルマせいには出来ないということだw



重くてもそれなりに速い理由は、
セヴンの欠点であるリアトラクションを
自らの体重によって稼ぐというメリットもある。
メリットとデメリットが相殺されれば
成功という良い例がここにあるw

そうこうしているうちに始めに抜いたジネッタ(G12)が
裏ストレートで抜いていく。これは仕方ないか...。
さらに2台との間隔が広がる。
しかしすぐ次の周にジネッタは同じ裏ストレートでスローダウン。
再び2台を追う。

8周目2ヘア。タイヤがタレてきているのは分かっていたが、
やっとブレーキの感覚がいい感じになっていたので、
少し無理目にコーナーへ進入。しかしリアのスライドがとまらず。
巻き込んでインの芝生へコースアウト
芝生の上で2回転してコースへ復帰。5-10秒のロス。

ここからはビビリが入って5秒で周回。
さらに最後の2周。裏ストレート全開中に7000rpmでの息つぎ。
ブレーキがかかるほどのものではないが、
一瞬燃料にエアが入ったか、それともミスファイアか。
完璧な再現性がないので原因特定までは難しそうだ。
そのままクラス5位のゴールとなった。
リザルトを見るとベストは3.6。前の2台は2秒中盤。
もうひとつレベルを上げる必要がある.....。
珍しく予想どおりの結果だったが、今回得られたデータは大きい。