フォーミュラルノー走行(2005.03.26)

 

用意されたマシンは2Lバージョンでした。
まずコースに出るまでに5回ほどエンストをかます。
クラッチの問題より制御の入ってしまうエンジン側の方が問題で、
アクセルの具合が難しい。

180馬力なのでセヴンと同じ感じだろうと思っていたら、
ハーフアクセルで俺のより直線が速い。
3周目まで自分では全開にしたと思っていたら、
まだハーフアクセルだったというオチ^^;;;;。
ちなみに裏でちゃんと全開にしたら一応5速までは入る。
踏みっぱなしで右手でシフトを操作、カンカン入れられる。
シフトダウンも同様だ。
あとでデータシートを見てみると、
操作中は燃料がカットされる仕組みになっているようで、
何度かエンジンがバラついたのはどうもそのせいのようだ。

おそらくフォーミュラ走行枠内でもっとも直線が速いのは
このマシンであり、他のFJや隼等は一気に差を詰めることが出来る。
しかしコーナーは恐い^^;;
横Gの問題よりもどういう動きをするのか全く予測出来ない。
車幅も掴めなければ前方視界も異様。
シートベルトはゆるゆるで尾てい骨がゴリゴリ痛い(笑
セヴンのレースのフォーメーションラップのようなペースで走って
なんとか無事に走行を終了した。(1分11秒)
http://homepage.mac.com/kohjio/photo/iMovieTheater21.html
(↑5Mほどあるので表示されるまでしばらくかかります)

しかしその次に乗った某社長が強力だった。
2周目の1コーナー進入から他のフォーミュラと同様の動きを始めた。
出たタイムは0秒フラット。
ピットで待機している車両を用意してくれた会社の方々が
顔を見合わせてざわつく^^;;;
クリアであれば57秒58秒は余裕でいくだろう。
さらに慣れれば55秒か?

ヘルメット(俺用)(2005.03.24)

まず原画作成。前回子供用のを作成したときのデータを流用しデザインを決定していく。 足付けの終わったヘルメットに全面マスキングテープを貼り、その上から原画を元にフリーハンドでラインを決めていく。 センターラインを基準としてメッシュ状に基準ラインをひく。右面に対して正確に対象となるように座標を求める。 ライン確定。これにもっとも時間がかかった。およそ5時間。
すべての塗装面はキャンディカラーになるので、白で残すところ以外をくり抜いていく。色が隣合うところは4mm幅でマスキングを残す。これは塗装技術の低さを誤魔化す手法で(笑)塗装時間の短縮にも繋がるのだw くり抜き終了。プレソルで脱脂。 下地のシルバー塗装。 面積のあるキャンディーブルー
ブルーのままにするとこにマスキング。ただし、さっき4mm幅で間を空けてあるのでそこを利用して適当なマスキングでかまわない。これが完全に接する色分けにしてしまうとここでのマスキング作業も相当な時間がかかることになる。マスキング後ゴールド塗装。 1時間ほど乾燥させ完全硬化しないうちにマスキングを剥がす。念のため塗装面とマスキングエリアの境界には軽くカッターを入れておく。 クリア下に入れるステッカー類を張り込む。当然イタストレーターでトレース済みのデータをカッティングプロッターで出力したもの。

白地で残ったところに5mm幅にカットしたシルバーのシートを入れる。これにより未熟なマスキングもある程度カバーできる。このあとウレタンクリアを吹きコンパウンドでバフかけして完成となる。

 

フォーミュラルノー(2005.03.18)

 

話は流れたと思っていた試乗の話が再び舞込んだ。
今回は筑波でやるのでコースライセンスも問題ない。
以前は2Lエンジンと書いたが、どうやら
3.5Lの320馬力のようだ^^;;
パワーウェイトレシオは
およそ1.8 。
車重は580kgでF1やセヴンとほぼ同じで、
シャシーはダラーラのカーボンコンポジット。
ミッションは6速の
セミオートマ・シーケンシャル
つーことはアレだ。夢のパドルシフトか!
海外では入門と証しながら「フォーミュラ・ルノー」や
「F3」のチャンピオンはそのままF1へ上がるほどの位置づけであり、
おそらく一生のうちに乗ることが出来る
最も運動性能の高い乗り物に乗ることになる。

コンパウンド2(2005.03.09)

艶が出てると思っていた塗装面も、 研いでみるとやはり細かな凹凸があり、 完全にペーパー目のみになるまで一緒に風呂に入る^^;;;

そして、1500番で細かい凹凸を取り除いたカウルに コンパウンドをかける。

「エフ1」。細めのグレードで1500-2000のペーパー目を消すとHPには記載されている。 コンパウンドを全体に伸ばしスポンジバフをかける。みるみる艶が再生される。液状だからか?と疑ったがそうではない。セブンをピカールで磨く労力はなんだったのかと思うほどあっけなく作業が進む。「エフ2」の段階に進むとさらに映り込みが深くなる。そして「ハード2」。…。

すばらしい

出来上がった面は微細なキズも凸凹もない完璧な平面。曲線部分もまったく破綻がないラインを描く。絶対にこれ以上の面は存在しない。たとえ「ハッピー」だろうと「トヨタ」のセンチュリーだろうと、この仕上がりが究極。写真を取っておこうと思ったが携帯のカメラではこれは伝えられない。

コンパウンド(2005.03.08)

左からエフ1、エフ2、(両方ともスポンジバフ使用)
そして手磨き用のインペリアル-ハンド-グレイズ。

F3(2005.03.04)

 

お仕事をさせてもらってるチームから
今年参戦するF3のカラーリング済みの写真が届いた。

シャシーはダラーラのF305。
メインスポンサーのカラーが赤、チームのイメージカラーが青。
基本的には出資金額で面積比が決まるので、
デザインというよりはグラフを作ってる感じだったw。
シェイクダウン自体は先日の日曜のモテギで終了している。
今回はその写真を元にピットエリアの壁のデザインとして、
軽めの絵の依頼。

ところでその先週、そのチーム監督さんから電話があり、
フォーミュラルノーの試乗をしてみないかと言われた。
もちろんふたつ返事でOKしたが、
最終的にはモテギの「コースライセンス」が必要ということで
話は流れてしまった(残念)。
フォーミュラルノー自体は今年からシリーズ戦が始まるようで、
2Lエンジンの本物フォーミュラで
シーケンシャルミッションを備え、車両価格は1000万円w
あ〜おしい〜。

ヘルメット塗装完成(2005.03.02)

で、自宅のトイレを養生^^;;
深夜2時にクリアー塗装を開始する。
コンプレッサーの駆動音はもともと小さめだし、
ウチのマンションの部屋は上下を会社が使っていて、
かつ隣とは廊下やエレベーターホールを隔てて位置するので
騒音問題はほとんど発生しない。

カッティングシート面の上にもクリアを入れる為、
「ミッチャクロン」を撒布。下地がなんであっても足付けが出来るらしい。
見た目はラッカー系のクリアーとかわらない。
30分の乾燥後、クリアーを5:1にて溶剤を混ぜ合わせる 。
シンナーの希釈はまったく必要ないほど粘度が低く、実際加えなかった。
で塗装を開始したのだが問題が発生した。

カウル塗装の時にくらべ乾燥が遅い。
2倍〜3倍の時間放置しても捨て吹きした部分がニチャニチャしたままだ。
硬化剤の量、そして容器を間違っていないか確認する。
計量は1g単位まではかれるデジタル計量器、容器も間違っていない。
室内温度も会社の時とほとんどかわならい…。

30分以上が経過。指で触るとやっと硬化していた(安心)。
会社でやったときの硬化剤が多めだったか、
クリアーがもともとそういう性質のものなのだろうか…。

2コート目にさらに問題が(泣)。
サイドに入れたオレンジ部分に一部滲みが発生した。しかしもう後戻りは出来ない。
一気に吹き上げ朝まで乾燥させた。
おそらく「ミッチャクロン」がラッカー系であるが故に、
同様にラッカーのオレンジを溶かしてしまい、さらに立面なので溶剤が流れてしまった。
オレンジも塗装して2日しかたってないし、 もう少し時間をかけるべきだったか…。

ヘルメット塗装(2005.03.01)

カウルを塗装した以上、ヘルメットがカッティングシートっつーのは
あまりにも中途半端だ。カウルの乾燥、研磨剤の到着まで
子供用のメットの作業もすすめる。

元のシートを剥がし糊を完全に除去。ゴム部分等をマスキングして800番で足付け。つやけし状態。 デザイン自体は踏襲するので、はがしたシートはスキャンしてトレースしておく。逆版を使ってマスキングシートを作成する。剥がした後に糊が残ることは覚悟の上だ。 そのまま蛍光オレンジでも良かったのだが、市販の色はちとヤンキーっぽかったので却下。キャンディーオレンジ(シェンナー)にすべく下地となるシルバーを吹く。ちなみに缶スプレーでラッカーである。
スルバーで残すところとオレンジ部分を塗りわける。シルバーとの境目に白地を設けたのが以前との変更点。マスキング部分との境目はカッターで修正、残っている糊もプレソルベントで完全に剥がす。 蛍光灯下では赤味が強いのだが自然光ではオレンジ色に見える。なお上塗りはオレンジだけではなく、シルバーの上に軽くゴールドを1コートして、前から後ろにややグラデーションぎみにしてある。オレンジ自体も前にいくほど塗り重ねをした。 ややおかしいところをカッティングシートで修正。下地のシルバーと3Mのシルバーは極めて近い色だ。剥がしたアライステッカーも黒で複製、プロッターによって出力する。会社のロゴ等を貼って体裁を整える。この後2液ウレタンクリアーを吹く。