実走テスト
(2003.05.28)

燃圧3.6、8500rpm-スロットル全開位置の噴射量を、
ヂューティーサイクルが100%となる7msとし、それを基準として
適当に書き換えたマップをロードしてある。

午後1時よりスポーツ走行開始。同ピットにはルボーセの坪松社長と、
元XaCAR編集部員で、 現在オートスポーツ在籍の
F4ドライバーの田中さんが待機。
たまたま午後の走行枠が一緒になっただけだが、なんだか豪華な顔ぶれだ^^;;;


AFセンサーを外したまま数周。
変更した配管の様子をみるため、8秒ほどで周回してピットイン。
下回りに油等の問題が出ていないことを確認してAFセンサーを装着。
アイドリング位置で14、
軽く踏んで定速走行で13-14、
立上がりをガバっと踏み込んで11.5-12、
そのまま3速で引っぱりダンロップあたりの7000rpmで12、ときどき12.5、
7000を超えると11.5付近までだんだんと濃くなる動き。
リミッターを外し忘れたので7300で頭打ち。

2枠目までの待ち時間中にAFがエラーを起こす。
取りあえずセンサーを外して
ECUのレブリミットを8500rpmに書き換える。

2枠目は30台が走る大渋滞になった(泣
裏ストレートで思いっきり引っぱる。未知の7300オーバー。
8500でリミットが効くまでぶち回す。
水温は6秒ほどの周回を繰り返し、80度ほどで安定。油温は100-110度。
今日はかなり暑いので、ほぼ真夏のシュミレーションと考えて良いだろう。

7500rpmを過ぎると、通常のエンジン音や排気音とは別の、振動に近い音が加わり、
リミットの8500までそれが増大していく。
レーシングカートで思いっきり引っぱったときようなビリビリくるような感じか。



ちょっと恐い感じなのでやはり8000以下でシフトした方が良いか?
1周だけクリアに近い周回があったのでフルアタック。 4秒8
直後にフロントフェンダーステーが割れた(泣。


仕上げに入りました
(2003.05.24-25)

まずはミッションマウントの交換。
エンジン搭載時に林兄に指摘された箇所。
エンジン未搭載状態でベルハウジングがグラつくのがその根拠だったが、
マウントを外して調べてみたところ、何も問題なかった。
(写真左が新品、右が元のモノ)
ケータハム良く割れるという話しを聞いたが、構造が異なるのだろうか。

※エンジンマウントの左右2つ、そしてミッションマウント1つ、
※この3点でフレームと結合されているわけだが、
※ピッチング方向へは前後、ロールに対しては左右のエンジンマウントが支える。
※アクセル操作でのエンジン本体の振れをやわらげるには、
※エンジンマウントの強化か、エンジンダンパーの導入か.....。

ちなみにこのミッションマウント、
1995年に車両を購入してから一度も交換はしていなかった。
とりあえず新品に交換。元のはストックしておく。



デフのオイルを抜き、接合面の古パッキンをスクレーパーでそぎ落す。
先日作ったデフパッキンを使用し、シール剤を塗り付け接合、しばらく乾燥させる。
そのあいだに下回りのチェックを行なう。
4輪ともジャッキアップされた状態で、後タイヤを回す。
デフギアを介しプロペラシャフトにその回転が伝わるのだが、やや大きめのタイムラグがある。
デフの歯の問題だろうか?しばらく動作を繰り返して観察する。
「カチャリ、カチャリ」という音が聞こえる。 音の発生源を辿る。
一番右の写真、ユニバーサルジョイントの所のボルトが4本とも弛んでいた。
ナイロンナットなので抜け落ちはしないだろうが、
それより先にボルトがちぎれ飛ぶだろう^^;;;;あぶないあぶない



最後にオマケ。ノーズコーンの開口部に若干変更を加える。
シュラウドの面に合わせて、上側の折り返し部分の
金網取り付け用の垂直面をカット。
理論上カットされた面の2倍以上の効果があるはずだ(半嘘


メタルガスケット?
(2003.05.23)

だいぶ前にバートンから届いた荷物の中に、ヘッドガスケットが入っていた。
もちろん自分で注文したのだが.....。
どうも注文番号を間違ったらしく、いつものと違うものが届いていた。
なんだかペラペラのガスケットだったので
「ちくしょう失敗した〜」と、 ほおっておいたのだが....。
昨日の夜エンジン関連の書籍を読んでいた時に、ガスケットのページを熟読。
すると.....。

「3層のメタルガスケット」の文字が。

おや?と思ってもう一度商品を確認すると、
たしかに3層になっている。素材はたしかに鉄っぽい。
もしかしてコレがメタルガスケットなのか?
パッケージはフォードの純正ラベルが貼ってある。
なんだ?純正でメタルガスケットが存在するのか?

元のガスケットと比較すると若干薄いかな?
手元に潰れた使用済みのガスケットがないために、正確に厚みの比較はできないが、
6月のレース後にヘッドを開けるつもりなので、
(燃焼室、ピストンの状態を確認したい)
うまくいきそうなら、その時に使うことを考えてみよう。

 


デフケースパッキン
(2003.05.21)

月の後半に入り、仕事も落ち着いてきた。
少しオイル滲みのあったデフケースパッキンを作っておく。

パッキン紙はアストロで購入、600円ほど。
くり抜き後の残った部分は、ヘッダー部やウォーターレール部分にも使え、
手間を考えなければかなり経済的だ。
考えてみれば車両購入してから自分で開けたのは一度のみ。
しかもパッキンは交換していない。

パッキン寸法はAJ vol.24に掲載されていた。

 


メンテナンス
(2003.05.18)

一日中ガレージ。
マフラーステー車体側にクラックがあり、
なんとかボルトだけで留まっている状態だったので、
ホームセンターでL字の鋼材を買って制作。
また、バッテリーのサイズを上げたのでトレイも作った。
整備性を考え、リュックの留具で固定出来るようにした。

あとはブリーザーパイプの経路を一部変更。
クランクケースからのパイプとミッションからのパイプが合流していたのを廃止。
クランクケースからは一本のままキャッチタンクへ、
ミッションからは別にタンクを設置し接続、
キャッチタンクからの最終パイプもここに繋いだ。



ダ●●クトパワーシステム
(2003.05.14)

先日高校時代の友人からメールをもらった。
クルマ好きな奴でなんだか新しいモノを買って付けようとしていた。
一般的には逆電流グッズといわれるもので、
バッテリーに対して逆に流れる電流を制御するものらしい。


該当サイトの原文を載せよう。
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自動車の電気循環時に発生する逆電流を低減し、電気ロスを低減させるのが目的です。
逆電流とは、、、電気は基本的にプラスからマイナスに流れますが、
電装品が装着されていると、 その流れとは逆に向かって流れる電流が発生します。
これが逆電流です。
バッテリーは、オルターネーターに電気を供給し、
オルターネーターは、電気を供給されながら、 発電をしています。
この時に発電された電気は、バッテリーに戻っていこうとします。
この戻っていく電気が逆電流であり、バッテリーからの電流と干渉し、
電流のロスを発生させて しまいます。
この電気干渉を低減させて、本来のパワーを引き出し、
現在有る電力量をなるべく ロス無く使用して、動力性能を100%に近づけさせて、
エンジンから発生する点火周波数と製品の持つ 固有周波数が一致する点で、
最大の効果が発揮され、効率良く電気を循環させていく装置が
ダ●●クトパワーシステムです。
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はぁ?

オルタからバッテリーに電気が戻るのは充電だろうよ。
じゃあナニかい?オルタは充電するなと?(呆
少なくともこの文章はダメダメでしょう。
製品の評価は実際に使ってみなきゃわからんがね(絶対買わないけど) 。


HDD
(2003.05.12)

仕事用のハードディスクが圧迫されてきたので、 渋谷に買いにいきました。
センター街にあるHMVのあるビルに電器屋があったのだが、
知らない間にまんが喫茶に変わっていた( ̄π ̄
仕方ないのでビックカメラに戻って物色する。

40GBほどあれば良いかなと思っていたら、
内蔵用の120GBが2万円で売っていた。
120000MBっすよ?むかーし1Gって単位が出たときに、
そんな関係のない世界の単位持ち出して....とか思ったものだが、
現在扱うデータの量って毎月数GB単位なのよね^^;;;;


デリバリーパイプ修理
(2003.05.01)

前回燃圧計取り付けに失敗して、
亀裂の生じてしまったデリバリパイプを修理してもらい、
やっとまともに燃料が来るようになった。
調整前(つまり前回のレース時)の数値は4kg、
ためしにフューエルレギュレーターを回してみると、
1/3ほどで3.5kg、2/3ほどで3.1kgぐらに変化する。
完全に1回転させると3kgを下回り、
想像していたよりも少しの回転で、大きく圧力が変化することを知った。

とにかく前回の走行時に、全域で濃い症状だったので、
今回は若干さげて
3.5kgで固定。
アイドリング(1000rpm)でA/Fを12.5にセットした。
回転が上がりぎみ になるのでスロットルボディで調整、
合わせて500rpm、1500rpmの数字も変える。

2000rpm、3000rpm、と順じ調整(何故かA/F計は正常に動作)、
5000rpm以上は手を加えなくても11以下や13以上になるようなことはないので

この領域は実走で調整することにしよう。
レーシングさせた感じでは、若干濃い数字が出るときがあるが、
これはスロットルポンプ部分の領域か?。
もしくは各回転ごとの低開度域での数字(たとえば3000rpmの開度0%)を
まだ触っていないので 、オフったときに濃くなっているとか....。
とりあえず実走か。



起動不能に陥ったバッテリーは、その後復帰させることは不可能で、

結局新規にバッテリーを購入した( 念のため1サイズ容量が大きいもの)。
オデッセイのドライバッテリーは、過去2回トラブルを起こし、
もう2度と使うものかと思っていたが 、3度目の正直で再び^^;;;;
たまにしか乗らないクルマで、どうしても過酷な使用条件になるので、
トラブルに遭遇する可能性は高いが(人的ミスを含む)、
マルカツさんを含め協力してくれるとのことなので、
もう一度がんばってみよう。

その他、ミッションのブリーザーパイプ取り付けの所からのオイル漏れがあったので、
一度上蓋に取り付けてあるプラグを抜いて、シールテープを巻き直した。


SPAミラー
(2003.05.01)

去年レース中に破壊してしまったサイドミラーを注文。
先日到着。今回の発注先はデーモン。
値段は5800円ほど。
カーボン製のもあるが値段は倍以上だ^^;;;
とりあえずいままでのよりひとまわり以上デカい。
ガラス面はコンベックス。