ARAGOSTA
(2002.08.05)

http://homepage.mac.com/kohjio/photo/PhotoAlbum11.html

予選3周目、
速いペースの2台が追いついてきたところで、 アタック開始。
さらに後ろには丸田氏のバーキンも見える。
裏ストレート最終進入、加速感に乏しいクルマ。
丸田氏に先を譲りホームストレート、1コーナー進入。
しかしライン上にオイルが。
立ち上がりでアクセルにエンジンが反応しない。
ふと見ると水温が120度。ついさっきまでは80度だったのに....。
油圧は?3kgなんとか正常だ。
またガスケットが抜けたようだ。

各所にオイルが出ている。
しかしオイル旗はなし。
そのままピットへ戻る。


水はすべて抜けており、
また下回りにも多めのブローバイが。
しかし、キャッチタンクにはオイルはなく、
気化した分がそのままブリーザーパイプを抜けて
下回りを濡らしていると思われる。
それにしてもその量は多い。

金子氏がプラグを外す。
1番シリンダーの中には水がたまっており、
追加した水がどんどんあふれてくる。

そのままリタイヤ届けをだし、ガレージへクルマを運ぶ。
COS教団員の協力の元、すぐさまヘッドを降ろす作業へとりかかる。
ガスケットは完全に吹き抜けており、
ガスケットのリング状になっているところも変型していた。

また、4番ピストンはデトネーションによって、
表面があばたになっており、
縁も溶け落ちるという状態。

先日のテストで、
6000rpm以上を薄くセットしたのが原因だろうか。

とにもかくにも、
ここから先はDIYのレベルを超えることになる。
Ver3へと進化させるのか、現状復帰なのか。
いずれにしても手におえない。
ブロックも足車に載せて翌日マルカツへ運び込む予定。
そして 最悪のレース日を終えた。

レース自体はsada@JPEが2位。
初レースである池本氏は、レース中にオイルポンプのベルトが切れ、
残念ながらコース上にマシンを止めることになった。