2001年9月30日

先日、 Air H" を 32kbps パケット通信の「つなぎ放題コース」で契約しました。 本当は CATV か ADSL でインターネット常時接続環境を入手したかったんだけれど、 色々面倒そうなので、お手軽に PHS でということで。 使用感ですが、ノート PC に PC カードを差すだけというのは本当に手軽で便利。 しかも時間を全く気にする必要がないというのも安心です。 通信速度は PIAFS の 32kbps 接続よりも体感的に遅い感じがします。 特に上り方向はメーカー公称値で約17kbps しか出ないので (体感的にはもっと遅い)、受信を中心に使うのがいいようです。 また、PIAFS だと繋がれば簡単には通信が途切れないけれど、 パケット通信は時々途切れてしまうのが気になるところ。 でも逆に PIAFS は通信が途切れてしまったら再接続が必要だけれど、 パケット通信は通信可能になれば自動的に復活するわけだから、 どっちが優れているとか一概にはいえません。 目的が予め決まっているときは 64kbps の PIAFS、 だらだらと通信をしたいときは 32kbps のパケット通信とうまく使い分けるのがコツでしょう。

Vi 互換のテキストエディタ Vim の最新版 6.0 が正式公開されました。 半年ぐらい前までは JVim 3.0 という日本語独自版を使っていたけれど、 Vim 6.0 は日本語も安心して使えるようになっていたので、こちらが主になりました。 スクリプトを使った色分け表示用の文法定義ファイルが約300種類もあったり、 スクリプトだけでファイラーが実装されていたりと、とても奥の深いエディタです。 そのため、便利に使ってはいるけれど、全てはなかなか使いこなせません。 このような素晴らしいエディタが無償で使えるだなんて、本当に有り難い限りです。

2001年9月29日

久々の独り言です。 どなたか分かりませんが、度々アクセスがあったようで、 ろくに更新しなくてすみません。 ここ1か月ほど、珍しく忙しくしておりました (言い訳)。以下、愚痴。

忙しくしていたのは、ある仕事で、 私がうちの製品のある機能を性能改善することになったから。 (こういう大変な仕事は前もって指示があればいいんだけれど) とにかく期間が短かく、 深夜残業を繰り返して突貫工事で作りました、 そのため、途中で不完全版を出してしまうなど色々失敗もあったけれど、 最後はウン十倍も高速化することに成功。 かなり疲れたけれど、その成果に私は自己満足。 しかし周りはまだまだ満足していないようで、なかなか成果を認めてもらえず、 更に次々と新しい要求が出ました。疲れが倍増です。

この仕事に取り組み始めたときは、 自分に小さな一つの仕事を任せられたという充実感とやりがいを感じたので、 暫く深夜残業が続いても余り気にせず仕事が出来ました。 でも、この仕事が一段落しても、思ったほどの満足感は得られず、 役に立てたとか認められたとかの実感も無し。 結局、得られたのは数十時間の残業手当ぐらい。 将来、逆に自分が仕事を指示する立場になることがあったら、 同じような気持ちを味わわせなくて済むように気を付けたいものです。

それから、自分が勉強したり創意工夫した成果とか、自分の知識とか、 そういうものがうまく仕事に生かせなかったり、 聞いてもらえなかったりするのは、とてももどかしく思います。 自分の力が仕事に生かせれば、 やりがいや充実感を強く感じることが出来るんだろうけれど、 現状、なかなかうまくはいきません。 もしかしたら、余り一所懸命になってもしようがないのかも。

さぁ、残業手当が入ったらちょっと贅沢しようかな。


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