アナログ用トライアック制御パワーパック  

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メルクリンのHOは約30年前からデジタル方式になっていますが、アナログ方式も今だ根強い人気があります。

私も最近ヤフオクで中古を入手し、S+E+T1+T2 同等に拡張できる線路まで揃えました。

メルクリン アナログ用パワーパックは参考回路図の上側のような接続になっており、6Vから16Vまでスライドして電圧調整できるようになっています。

また、ゼロから反時計方向へ少し回すと24Vが加わり、動力車に搭載されている逆転リレーが動作します。

しかしながら、動力車両によりいきなり6Vではラピッドスタートとなり、低速走行できる能力があってもできません。

そこで、参考回路図の下側のような構成でトランスを2個使用し、1次側をトライアック制御(秋月電子のキットを使用)することにより、0Vから調整可能としました。

また、逆転用の24Vとアクセサリー用16Vは別のトランスから供給し、押しボタンスイッチで制御用と逆転用を切り替えるようにしました。

今回製作には手持ちのトランスを使用したので、参考回路図とは少し異なります。

制御用は0-16V 1Aのトランス、逆転用とアクセサリー用は16V, 24V 3Aのトランスを使用したので、少し大きめのケース(タカチ MB-5)となってしまいました。

出力ピンはIDEハードディスクの電源コネクタのピンを使用し、メルクリンのケーブルに使用されているオス・メスのピン・ソケットと接続できます。


参考回路図

 

パワーパック正面 ケース寸法:175W x 120D x 75H (mm)

 

パワーパック背面