TOMIX トランジスタコントローラ DU-2 PWM方式へ改造  

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TOMIX トランジスタコントローラ DU-2 をPWM方式へ改造します。

★電気機関車愛好家必見★
電車モード/電機モード切替対応 DU2改造大容量PWMコントローラです。

鉄道模型用2ハンドルコントローラは、左マスコン/右プレーキの電車タイプのみで、左ブレーキ/右マスコンの電気機関車タイプは市販されていません。
そこで、TOMIX トランジスタコントローラDU2をPWM方式へ改造し、マスコンとブレーキを左右入れ替え、電車モード/電機モード切替できるようにしました。
電機モードの場合、マスコンのハンドル形状は実物と異なりますが、それなりの操作感を味わえるのではないかと思います。

電車モード:マスコン(左)、  時計回りに『切−1−2−3−4』
        ブレーキ(右)、反時計回りに『切−1−2−3−非常』

電機モード:ブレーキ(左)、反時計回りに『切−1−2−3−非常』
        マスコン(右)、反時計回りに『切−1−2−3−4』
                  (マスコンのノッチを反転させている)

元の回路はトランジスタコントローラですが、加速率、減速率および惰行速度低下率共に速く、ミニレイアウト用の設定になっているため、線路長の長いレイアウトでは使いづらい、スケール感に乏しい(実感的でない)動きにつき、これらを全て改善しました。
また、DC12V4Aの大容量化により、HOにも余裕で対応できます。(16V入力も可能)

改造点:
・H8マイコンによるPWM回路(16kHz)+FET制御による大容量化
・起動電圧調整は元のアジャスターボリュームを使用(手動運転用と兼用)
・加速率調整ボリュームを追加
・減速率調整ボリュームを追加
・惰行減速率調整ボリュームを追加
・「定速−惰行」切替スイッチ追加
・電車モード/電機モード切替SW追加
・電源スイッチ追加
・DCジャック追加(2.1φセンタープラス)
・大容量化に伴い本体のブレーカの変わりにポリスイッチによる過電流保護回路
・電圧計/速度計の調整:目盛板は回線させることにより、0-15V, 0-160km, 0-300kmに切替できますが、
                メータの直線性が悪く、電圧指示値があまいので少し改善

機能・特長:
1.起動電圧調整により、マスコンノッチ1よりスムーズ動き出します。
 (車両が『動き出す電圧』と『停止する電圧』に若干の差があり、この点を考慮して制御しています。)

2.加速率調整により速度の上がり方(電圧の上昇する時間)を調整できます。
  また、ノッチ1から4に行くに従い加速率を少し上げています。

3.減速率調整により速度の下がり方(電圧の下降する時間)を調整できます。
  また、ノッチ1から3に行くに従い速度の下がり方は早くなります。
  ノッチ非常は一気に0Vにすると実感的で無くなるので、あえて若干時間を持たせています。

4.起動電圧調整は手動運転用としても機能し、0−12V連続的に調整できます。

5.惰行減速率は最小-0.5V/分(1分で0.5Vづつ低下)まで調整可能です。

6.PWM方式のため、起動電圧を設定することで、常時点灯機能が働きます。

7.電車モード/電機モード切替:マスコンとブレーキ左右入れ替え配置可能。

8.お気軽運転の加速、減速率の速いモードから、スケール速度重視のじっくり加速、減速率モードまで連続的に調整できます。