先日ヤフオクでROCOの69170 DB450の3連接トラム(メルクリン仕様)が目に留まり、競合無く落札できました。
【走行がギクシャクし途中で停止しやすく、手押しが必要になります】と説明されていましたが、そのようなことは無くスムーズに動いています。
デコーダも内蔵、前照灯も装備されており、まずまず良い買い物でした。
先日メルクリンのレールバス(3016)の中古を入手し、7月20日に投稿したTRENES DIGITALESのRLT-1000デコーダを取り付けてみました。
ACモータのままデジタル化できるのでDeltaデコーダに近い製品で、配線さえ間違えなければすんなり動作します。
アドレスはこのままアナログでも動作するので意外と便利なデコーダです。
詳細は下記URLを参照してください。
【http://www.trenesdigitales.com.ar/index.php?id_product=8&id_product_attribute=0&controller=product&id_lang=6】
F0で前照灯ON/OFF、F1とF2も使用可能です。
このレールバスは2軸で駆動車輪はゴムタイヤを履いているので、もう一方の車輪で左右のレールから集電しています。
車軸の真上のシャシーに2mmφ程度の穴が開いていてその中にコイルばねが入っており、逆転器で抑えている構造になっています。
それゆえ、逆転器を撤去した後は薄い金属板で押さえてシャーシ―との導通を確保する必要があります。
側面
オリジナル内部
逆転器をRLT-1000デコーダに交換
ROCO 69006 DB ET 420の中古を入手しました。
メルクリン デジタル対応で、中間が動力車ですが集電シューは後尾車の後尾台車に付いているため、連結部で配線して中間車および先頭車に接続しています。
室内灯を装備していますがファンクションでON/OFFはできません。
また、前照灯と尾灯は固定で進行方向で切り替わりません。(電球の入れ替えが必要)
走りはスムーズで良好です。
3両編成
先頭車
中間車(動力車)
後尾車(後尾台車に集電シュー付)
連結部(集電シュー配線を中間車と先頭車に接続)
今回の撤去部品は電子式逆転器とモータ端子に接続のコイル1個とライト切換のダイオード2個で、パターンカット無しで済ませるためモータの片側端子に紙を挟んで絶縁しました。
このROCOのBR 491および一昨日のBR 116も低速時の駆動系の回転音はガサツでうるさいですが、速度が速くなると滑らかな回転音になります。
オリジナルの車内(最初から運転士、乗客乗車済でお得感あり)
オリジナルの駆動モータ・ライト基板(右)と電子式逆転器(左)
デコーダは床下の電子式逆転器部分に入らないので車内の中央部に設置
デコーダ7本の線を駆動モータ・ライト基板へ接続。モータ端子(写真の下側の端子)に紙を挟んで電球の円筒部のパターンと絶縁している
(モータ右側軸の白い紙の下にもう1つのコイルがあり、ライトのコモンラインとしてパターンを使用するため)
デコーダは車両中央のドア付近で目立たない
実はワンコインデコーダ4に搭載するモータドライバ用IC【BD6231F】のピンコンパチ【ZXBM5210】(BD6231Fの約半額)をDesktop Stationのyaasan様より頒布(公開実験用頒布で良否結果は自己責任)してもらいましたが、車両に搭載してちょっと走行させるとすぐに動かなくなってしまうことが多く、4台製作して3台だめになりました。
だめになった3台
・2月22日記述の赤白5車体トラムはワンコインデコーダ3(F0サポート)を搭載しています。 しかし、前照灯非搭載のためワンコインデコーダ4に変更するため【ZXBM5210】を使用しましたが、走行してすぐ不動になりました。2台(基板は同じでIC交換)
・今回の1台
今回5車体トラムに搭載するため2台【ZXBM5210】を使用し、最初からKeep Aliveコンデンサを搭載して走行させましたが、数m走行して1台すぐだめになってしまいました。
何か対策しないと安心して【ZXBM5210】を使用することはできないと思われます。
とりあえず実績のある【BD6231F】を使用したワンコインデコーダ4を新たに2台製作してトラムに搭載しました。
2線式は車輪・レールの汚れによる集電不良が起きやすいので、Keep Aliveコンデンサを付けると走行が安定します。
電解コンデンサを連結部に入れることはスペース的には可能ですが、少々面倒なので今回は諦めました。
ダイソー プチ電車シリーズの運転士と乗客(2人だけ)を載せてみました。
追記:yaasan様のブログ【電機屋の毎日】より、ワンコインデコーダ4のC1 1uFを4.7uFか10uFにするとすぐには壊れないようなので、上記の生きているワンコインデコーダ4【ZXBM5210】に10uF 50V(チップコンの手持はないのでリードタイプ)を追加して赤白5車体トラムのワンコインデコーダ3と交換してみました。(下の追加写真参照:カードエッジコネクタ部半分カット)
今のところすぐに壊れることはないようで順調に動いています。
全体
先頭車両
後尾車両
女性運転士
最後尾の乗客
赤白5車体トラム:ワンコインデコーダ4【ZXBM5210】に10uF 50Vを追加(カードエッジコネクタ部半分カット)
先頭車両と後尾車両にモータが搭載されておりスムーズに動くことを確認しました。
近日中にワンコインデコーダ4を搭載してDCC化の予定です。
シャーシ―全体
先頭車両用
後尾車両用
シャーシ―交換完了
先日、久々に箱を手にして製造メーカを確認すると、Leopold Hallingというオーストリアのメーカで、ホームページのURLも書かれていたのでアクセスしてみると、何と主にトラムを製造しているメーカでした。
そこで、Categoriesの中のAccessoriesのChassisに【Chassis for Dresden NGT D12 DD 5-tlg. Chassis with drive for Dresden NGT D12 DD 5-tlg. scale 1/87, gauge H0】が目に留まりました。
残念ながら写真は掲載されていないけれど、間違いなくこのトラム用動力付きシャーシのようです。
【Place in shopping cart】とあり、まだ購入できるようなのでさっそく申し込んでしまいました。
もっと早くアクセスしていれば悩まなくてもよかったのに、うっかりしていました。
なお、昨年9月ベルリンへ行ったとき、Modellbahnen am Mierendorffplatz(鉄道模型店)に行き、各種トラムが陳列されているのを目にしましたが、このメーカのトラムだったようです。
商品が届いたらワンコインデコーダ4を搭載してDCC化の予定です。
箱
5車体トラム
Modellbahnen am Mierendorffplatz(鉄道模型店)
動力ユニットとトラム。この下の段にもいっぱいトラムが並んでいた。
2月22日に記述したトラムに搭載されている動力ユニット
左側の車両はU-Bahn(地下鉄)のようです
車輪がかなり汚れていたのでレールクリーナで清掃し、底板を外しモータと動力部のギアに油をさすとかなりスムーズに動くようになりました。
パンタグラフ集電にも対応しており、底板に赤色の切り替えスイッチがあります。
逆転リレーは電子式でその回路用にボタン電池が使われています。(当然ですが無音で切り替わります)
乗客もたくさん乗っており、まずまずお買い得だったかな。
右側面
前方 運転手乗車側
後方 運転席あり
左側面
底面(中央右の赤色がシュー集電とパンタグラフ集電の切替スイッチ)
電子式逆転器、ライト、モータ
自宅では場所の関係もあり昨年7月に掲載しているように、トラム関連を主に集めてDCC化しています。
特に故障品やジャンク品を入手し、修理して動かすのを楽しみとしています。
今回5車体トラム(台車は3つ)のジャンク品を入手しました。
以前よりこのタイプのトラムを探していましたが、ebayでは新品で3万円以上(送料込み)するのでちょっと躊躇してしまいます。
(前照灯、尾灯、デコーダソケット無しではちょっと高すぎ)
ヤフオクで3連接トラムはちょこちょこ出品されていますが、このタイプはなかなかお目にかかれません。
そんな時、先日ジャンク品として出品されているのを見つけ、終盤競り合ったので私の予定上限額を超えましたが頑張ってしまいました。
商品が届き動かしてみると、前進はスムーズで問題無し、後進は回転音や走行音に少々異常がありギクシャクした動きをします。
何かに引っかかって回転が止まる症状もあり、原因究明はこれからじっくり行いますが、とりあえずWeb Nuckyさんのワンコインデコーダ3(現在頒布されているのはワンコインデコーダ4)を搭載してDCC化しました。
(追記:レールクリーナー液で前後台車の車輪を清掃して大分ましになりました。)
なお、このトラムはオーストリア製で、Leopold HALLING Ges.m.b.H.というメーカのようです。
右側面
前方 運転席側(ライト無し)
後方(運転席無し)
左はモータのフライホイール、中央はワンコインデコーダ3、右はウェイト
車輪側
駆動部(駆動車輪はゴムタイヤ付)
BRAWA BR426(420mm)はROCOの3連接トラム(345mm)より長いですが、R370を通過できています。
追記:digitrax DZ125PS デフォルト状態ではスロットル最大でも速度が上がりません。
CV値を変えれば良いのですが、もう一つdigitrax DH121があるので丸ピンソケット4P2個に半田付けをして交換しました。
スロットル最大での速度が上がりました。
BRAWA BR426(420mm)とROCOの3連接トラム(345mm)の比較
R370通過時
先ずは元の状態に戻して動作確認をし、その後デコーダを取り付ける予定です。
追記:元の状態に組み上げ、無事走行するようになり、低速からスムーズに動き出します。
無事元の状態になりました。
とりあえず線路に載せて電圧を加えてみましたが、動かずライトも点灯しなかったので、車体を外しモータに直接電圧を加えると回転はするのですが弱弱しい回転でした。
そこで、パターンを追っかけてデコーダ用の8Pコネクタに来たところ、ジャンパー基板がささっているのですがよく見ると180度逆になっていたのでさし直すと、モータも勢いよく回りライトも点灯しました。
一方、連接車は連接部のプラスチックパーツが破損しやすいのが弱点で、2016.7.7に記述したROCOの連接トラム(黄色)も折れていましたが、今回のも破損しており前所有者により修理されていました。
これで完了と思い車体を元に戻そうとしたところ、モータが付いている方のダイキャストの床板がポキッと割れてしまいました。
かなり劣化しているようで細かいヒビがたくさん入っていたので、接着剤で塗り固め何とか走行できるようになりました。
追記:その後、動力車側をいじっているとシャーシ側の駆動台車を固定する中心ピンを受ける板が割れ、走行不可になってしまいました。
付属の説明書にスペアパーツの図と番号が書かれているので、BRAWAのホームページから入手可能か問い合わせをしました。
側面
前面
右側がモータ搭載車両
逆にさされていたので正規の方向に戻した
右側の接続部が修理されている
DCでの走行は問題ないのですが、DCCではコマンドステーションから線路に電源ONにすると、一瞬REV方向へ動き【ジー+ギュルギュル】音が出続けます。
DSmain R5でCV ReadではErr表示、CV WriteでCV1=3を書き込みWrite End表示となりますがだめでした。
天井裏に8ピンデコーダソケットがありますが、もしかしたらデコーダ未搭載かもしれません。
追記1:天井を外して確認したらデコーダ未搭載でした。(笑)
追記2:ワンコインデコーダ4を搭載しました。
これは技術評論社から発売された【街の風物詩「路面電車」2】で、ダルマヤのパワートラック付でしたが、片方の台車とパンタグラフなし、パワートラックを取り付ける床板の破損等のジャンク品でした。
床板は補強版を添えて何とかパワートラックを取り付け、片方の台車はディスプレイ用床板に接着されている台車を切り取り、手持ちの10.5φのピボット車輪を強引にはめ込み、何とか走行可能な状態にしました。 パンタグラフは手持ちのシングルアーム形を載せています。
DCでは軽いこともあり、集電不良でギクシャクした走りでしたが、ワンコインデコーダ4を搭載してDCC化し、keep alive回路で1000uFの電解コンデンサを2個搭載したところ、スムーズに走行させることができました。
香港トラムもパワートラック(WB-31)のみの2軸につき集電不良になりやすいので、keep alive回路で1000uFの電解コンデンサを1個搭載しました。
香港トラム(パワートラック WB-31使用) Roco 8500 Strassenbahn Duwag
AHM ボーイング LRV サン フランシスコ市営鉄道(連接部と駆動台車部の床板破損=>補強板で接続)
Lima Collection 208501 Strasenbahn Duwag Spur H0 Lima Collection 208502 Strasenbahn Duwag Spur H0
あとの2種類はジャンクの3連接トラムで、何とか修理して動くようにしました。(デコーダはまだ未搭載)
ROCO 43191(紫色:モータと駆動台車間のドライブシャフトの欠損=>プラパーツより作成)
ROCO 43187(黄色:連接部のプラパーツ破損=>プラパーツを補強板で接続)