【メルクリン(3線式)はアナログ&デジタル車両、DCC(2線式)は主にトラムを走行させています】
先頭車両と後尾車両にモータが搭載されておりスムーズに動くことを確認しました。
近日中にワンコインデコーダ4を搭載してDCC化の予定です。
シャーシ―全体
先頭車両用
後尾車両用
シャーシ―交換完了
先日、久々に箱を手にして製造メーカを確認すると、Leopold Hallingというオーストリアのメーカで、ホームページのURLも書かれていたのでアクセスしてみると、何と主にトラムを製造しているメーカでした。
そこで、Categoriesの中のAccessoriesのChassisに【Chassis for Dresden NGT D12 DD 5-tlg. Chassis with drive for Dresden NGT D12 DD 5-tlg. scale 1/87, gauge H0】が目に留まりました。
残念ながら写真は掲載されていないけれど、間違いなくこのトラム用動力付きシャーシのようです。
【Place in shopping cart】とあり、まだ購入できるようなのでさっそく申し込んでしまいました。
もっと早くアクセスしていれば悩まなくてもよかったのに、うっかりしていました。
なお、昨年9月ベルリンへ行ったとき、Modellbahnen am Mierendorffplatz(鉄道模型店)に行き、各種トラムが陳列されているのを目にしましたが、このメーカのトラムだったようです。
商品が届いたらワンコインデコーダ4を搭載してDCC化の予定です。
箱
5車体トラム
Modellbahnen am Mierendorffplatz(鉄道模型店)
動力ユニットとトラム。この下の段にもいっぱいトラムが並んでいた。
2月22日に記述したトラムに搭載されている動力ユニット
左側の車両はU-Bahn(地下鉄)のようです
Mトラックの1/5サイズで、必要無いと言えば無いのですが、安かったのでついつい買ってしまいました。
各パーツの数量を確認しましたが、欠品は無しで全数揃っていました。
スライダーの中央付近 丸みのある板が摩耗で平らな部分ができてきた
線路は内・中周と外周を分離していましたが、架線も同様に分離しました。(下図の赤印箇所)
これによりアナログで4列車同時運転が可能となります。
また、外周をアナログとデジタルを切り替えて使用できるようにし、これに伴い左側の留置線も変更しました。(機関車留置用)
追記:メルクリンの架線にはいろいろな種類が用意されていますが、中古品・ジャンク品入手を原則としているので、その手持ち品の中で接続していくと長さを合わせることができない箇所がでてきます。
そのような個所は下記のようにしています。(一例)
内・中周と外周を赤印箇所で線路と架線共に分離
内・中周と外周の右側分離架線(左側も同様)
右側留置線、ICE2(デジタル)4両何とか留置可能、右奥にガラス電車
左側機関車用留置線
上側:左が内・中周架線用、中央が内・中周線路用、右が留置線のセンターレールON/OFF SW &プラグ手差し切り替え(4連のSW無いので)
下側:左が外周架線用、中央が外周線路用&ポイント用電源、右が外周線路用 DSmain R4(デジタル用コマンドステーション)
古いXPパソコン(Panasonic CF-W2)をDSmain R4に繋ぎ、デスクトップステーションで操作&WiFi経由でタブレットでも操作可能
3分岐とダブルスリップの間に67.5mm(45+22.5)の直線路を入れました。(3分岐の入り口に架線柱を建ててダブルスリップの架線を安定させるため)
今回はんだ付けに挑戦してみました。
長さ8mmの支点部のパイプ(バネを引っかけている金属部)とシングルアームの棒をはんだ付けする細かな作業となります。
そのためには赤色のプラスチック部分と分離しないといけないので、支点部のパイプの固定ピンを外して分解し、その後何とかはんだ付けすることができました。
これで充分上に押し上げる力が働き、パンタグラフ集電で走行できるようになりました。
パンタグラフを上げた状態
写真の中央部がはんだ付け箇所
線路に載せた状態
したがって、シューと逆転器を外せば2線式に変更してDCC化できると思います。
もちろんメルクリンのデコーダを載せればデジタル化できますが、スペース的に難しいかもしれません。
車輪がかなり汚れていたのでレールクリーナで清掃し、底板を外しモータと動力部のギアに油をさすとかなりスムーズに動くようになりました。
パンタグラフ集電にも対応しており、底板に赤色の切り替えスイッチがあります。
逆転リレーは電子式でその回路用にボタン電池が使われています。(当然ですが無音で切り替わります)
乗客もたくさん乗っており、まずまずお買い得だったかな。
右側面
前方 運転手乗車側
後方 運転席あり
左側面
底面(中央右の赤色がシュー集電とパンタグラフ集電の切替スイッチ)
電子式逆転器、ライト、モータ
前進はスムーズなのですが、後進は何かに引っかかる感じで不調です。
追記:後進時の回転音異常の原因が判りました。
モーターの回転子が前進時はスムーズに回転しているのですが、後進時わずかですが上下運動しながら回転しており、フライホイールの振動音のようです。
一方、後進時の引っかかる感じですが、前後4軸の集電シューの車輪と接触面のスパークによる乱れと汚れ、さらに非接触による集電不良が原因のようでした。
車輪を外し集電シューを清掃し、車輪と接触するよう調整すると快調になりました。
自宅では場所の関係もあり昨年7月に掲載しているように、トラム関連を主に集めてDCC化しています。
特に故障品やジャンク品を入手し、修理して動かすのを楽しみとしています。
今回5車体トラム(台車は3つ)のジャンク品を入手しました。
以前よりこのタイプのトラムを探していましたが、ebayでは新品で3万円以上(送料込み)するのでちょっと躊躇してしまいます。
(前照灯、尾灯、デコーダソケット無しではちょっと高すぎ)
ヤフオクで3連接トラムはちょこちょこ出品されていますが、このタイプはなかなかお目にかかれません。
そんな時、先日ジャンク品として出品されているのを見つけ、終盤競り合ったので私の予定上限額を超えましたが頑張ってしまいました。
商品が届き動かしてみると、前進はスムーズで問題無し、後進は回転音や走行音に少々異常がありギクシャクした動きをします。
何かに引っかかって回転が止まる症状もあり、原因究明はこれからじっくり行いますが、とりあえずWeb Nuckyさんのワンコインデコーダ3(現在頒布されているのはワンコインデコーダ4)を搭載してDCC化しました。
(追記:レールクリーナー液で前後台車の車輪を清掃して大分ましになりました。)
なお、このトラムはオーストリア製で、Leopold HALLING Ges.m.b.H.というメーカのようです。
右側面
前方 運転席側(ライト無し)
後方(運転席無し)
左はモータのフライホイール、中央はワンコインデコーダ3、右はウェイト
車輪側
駆動部(駆動車輪はゴムタイヤ付)
さらに今回は留置線1本を除き全線路に架線を張り巡らせました。(架線はあるのですが架線柱不足)
長さがうまく合わない箇所もいくつかありましたが、何とかパンタグラフがスムーズに通過するよう少々強引に接続しました。
当然ながら電気機関車は実車と同様架線集電で走行します。
架線、架線柱はヤフオクで入手した中古品(一部未使用品もあった)で、3か所のダブルスリップ用はebayで購入。
架線を張り巡らせると車両を線路に載せるのがちょっと面倒になります。
全景(走行重視につき飾りっ気ありません)
ダブルスリップ・クロス用架線
追記:Arduino IDEはArduino LLCとArduino Srlが分裂して以降、使用するArduino/Genuinoの種類によって、Arduino IDE 1.6.XとArduino IDE 1.7.Xを使い分ける必要があったようですが、Arduino IDE 1.8.Xが発表されて以降、ひとつのArduino IDEでArduino LLCのArduinoの開発も、Arduino SRLのArduinoの開発も、行える様になったとのことです。
KATOのDCS50Kは付属のACアダプタ出力はDC15Vで、コマンドステーション出力は24VP-Pです。
Desktop StationのDS-Main R5は現在ACアダプタ出力DC16Vを使用しているのでコマンドステーション出力は32VP-Pです。(ACアダプタ出力DC12Vならコマンドステーション出力は24VP-P)
それゆえ、DCS50KでHOゲージ車両を走行させるとデコーダとモータの組み合わせにもよりますが、最高速度が今一物足りないです。
DC15V入力で出力を30VP-Pとせず、24VP-Pに抑えているためで、Nゲージ車両向きかなと思います。
一方、DS-Main R5はビュンビュン速度が出ます。 当然ながらACアダプタ出力DC12Vを使用すればDCS50Kと同じになります。
修正し正常に回転するようになりましたが、当然ながら走行させるとカタカタ音を発生してしまいました。
サンドペーパーで車輪を磨き角を丸めたので少しましにはなりましたが、カタカタ音と共に走行しています。
原 信太朗氏(2014年7月5日永眠)はDB E16形電気機関車のブフリ式を模型でも実物と同様に再現され方です。
下は【原信太朗 鉄道模型のすべて 技術の極み、躍動美】の70ページ目に掲載されている写真です。
早速ボディーを外し中を見てみました。
基板上の電球は小型になっていて、前照灯と尾灯へプラスチック板を通して光を伝えており、隙間はダイキャストで埋められています。
この電気機関車の実物はブフリ式駆動方式で、実に巧妙な仕掛けになっており、ウィキペディアの図だけではなかなか理解できず、以前拡大して厚紙で模型を作り、実際に回転させて理解することができました。
片側に駆動車輪毎に駆動装置を配置するため、左右側面は非対称になっています。
ブフリ式駆動方式側(左側運転室ドア下のステップ欠品)
反対側
以前ブフリ式駆動方式を理解するために作成した厚紙模型です。
後の車輪の軸と前の歯車の軸は異なり、歯車は車体に固定されているモータの歯車とかみ合っている。
車輪の軸がが上下に動いても車体に固定されているモータから動力を伝えることができる。(扇形の歯車と車輪と接続しているロッドがみそ)
車輪の軸が上がった時
BRAWA BR426(420mm)はROCOの3連接トラム(345mm)より長いですが、R370を通過できています。
追記:digitrax DZ125PS デフォルト状態ではスロットル最大でも速度が上がりません。
CV値を変えれば良いのですが、もう一つdigitrax DH121があるので丸ピンソケット4P2個に半田付けをして交換しました。
スロットル最大での速度が上がりました。
BRAWA BR426(420mm)とROCOの3連接トラム(345mm)の比較
R370通過時
先ずは元の状態に戻して動作確認をし、その後デコーダを取り付ける予定です。
追記:元の状態に組み上げ、無事走行するようになり、低速からスムーズに動き出します。
無事元の状態になりました。
電球はebayで購入していたので交換し、パンタグラフは接着剤を盛って何とか固定し、反転リレーのばねはパンタグラフの片側のばねを拝借して付けましたが、ちょっと延ばし過ぎたようで速度を上げると動作し反転してしまいました。
通常そこまで速度を上げないので良しとしました。 その代わり気持ちよく切り替わります。
接着剤もりもりで固定
なかなか受領メールとかも送付されてこないので、真鍮版で自作するしかないかなと思っていたところ、昨日出荷準備ができているのでクレジットカード番号を知らせてほしいとインボイス添付のメールが届きました。
メールで番号を送るのは少々不安ですが、やむを得ないので送りました。( Paypalならまぁ安心なのですが)
価格は下記でした。
Pos. Article Description Qty Price Value
1 0004085.00 Chassis cpl. (panograph side) 1 12,60 12,60
Old spare part no.: 0750.50.39
2 B200 Bearbeitungspauschale Export 1 26,95 26,95 (エクスポート処理手数料)
3 ENT00 Packaging 1
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Net value of goods 39,55
VAT 0 % 0,00
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Total in EUR 39,55
手数料・送料の方が高いですがしかたないですね。
到着して駆動系を組み込んで動くようになったらまた報告します。
説明書は3か国語で書かれていて、英文を書き出したのが下記です。
1. The diagram shows the connection from the ROCO AC Loco electronic change control to the wheel wiper and motor.
2. Actually, this electronic change control should be used with the AC ROCO electric locomotive BR 116(No. 14143 in the catalogue).
3. Installation in other locomotive models is involved with considerable subsequent work and requires great skill.
ROCO BR 116(No. 14143)AC仕様、ROCO BR 116(No. 4143)DC仕様のようです。
接続図左上の【Wechselstrom Schaltrelais】をGoogle翻訳すると【ACスイッチングリレー】につき予想通りでした。
中央にシュー集電とパンタグラフ集電の切替スイッチがあります。
ソレノイドで左端のスイッチを1/8回転させ、モータに供給する極性を反転させている。緑色の部品はブリッジダイオード。
上のリード線に集電シュー、下のリード線を車輪に接続する。
メルクリンのパワーパックを接続して動作させると、反転させるごとに電球が交互に点灯するので、モータへの極性も反転しています。
左の小基板にはトランジスタ3個、ダイオード2個、抵抗3個、ケミコン1個、タンタルコン1個で構成されており、反転時AC24V前後加えるので、モータへ負担をかけない(過電圧を加えない)ための回路と思われ、テスターで確認してもそのようにつき、反転時に飛び出すことは無さそうです。
昨年末にひろでんさんのDCC/DC自動切り替えアダプタ (ACとDCの違いを検出して切り替え)を購入しましたが、メルクリンのアナログACとデジタルACの判別回路ができれば、今回の回路を使用してメルクリン版のアナログ/デジタル自動切り替え回路ができるかもしれないです。(反転時のAC24Vがちょっと問題かも)
本年も主にメルクリン、DCC関連の話題を書いていきますので、お暇なときに覗いてみてください。