ZZ−R1100の部屋(2000/9/7〜12/9)

1.基礎データ
   KAWASAKI ZZ−R1100D3(95年型)color:パールパープリッシュブラック
   全長2165×全幅730×全高1205(mm)乾燥重量233kg
   水冷4スト並列4気筒4バルブ総排気量1052cc 最高出力147ps/10500rpm 最大トルク11.2kg-m/8500rpm
   引渡し時の走行距離6600km


2.購入動機
   大型車はどうせツーリングにしか使わないだし、ツーリングはどうせ高速ばっかりなんだからフルカウルの方がいい、
  フルカウルならZZRがかっこいい。とブラックバードさんにそそのかされた為。 


3.インプレッション
 @1stインプレッション
   ・跨った感じは足つきもそれ程悪くなく、ハンドルも思っていた程遠く無くこれなら十分乗れるなといった感じ。
   ・走り出した瞬間は教習車(CB750)と大差無いようで以外だった、おそらく超低速のトルクが無いのだろう。
    ただスロットルを開ければ開けるだけいくらでも加速するというのは流石。
   ・低回転域から急激にスロットルを開けるとエンジンが息を付く、思ったよりエンジンがへたってるのか。走行距離は信用できないかも。
   ・シフトフィールはホンダ車のようにカチとした気持ちよさはないがニュートラにもストレス無く入り思ったより悪くない。
   ・やけに排ガス臭い。


A長所
   ・0→100km/h 3秒の加速感。140km/hからでも一捻りすればいくらでも加速する。
   ・高速安定性は抜群、140km/hでの巡航も苦にならない、この程度の速度なら伏せなくても大丈夫。
   ・その割には街乗りもけして乗りにくくない。
   ・200km/hまで出したがまだまだ余裕があった、もう一捻りすれば300オーバーはちと疑問だが200後半まではいくだろう。
   ・エンジンはピーキーなところがなく、どの回転域でも一様にトルクが出るので扱いやすい。
   ・容量24Lのタンクはツーリングにもってこい。
   ・アジャスト機能つきブレーキ・クラッチレバーは便利。
   ・ダブルトリップメーターも便利。
   ・なんといってもかっこいい。 


B短所
   ・とにかく重い重い死ぬ程重い。
   ・センタースタンド掛けがし辛い。手を掛ける所が上方に付いている為かガソリン満タン&平らな場所で掛けられなかった。
   ・やはりでかいの一言につきる。そもそも日本人の体型に合ってないのかも。
   ・ハンドルが遠く、たれ角も合わず腕・手首が痛くなる。
   ・タンク幅がありすぎてニーグリップがし辛く、同様にシート幅も大きすぎて股関節が痛くなる。
   ・ブレーキの効きが悪い、初期制動はある程度あるが基本的には甘い。
   ・収納性が非常に無い。シート下はウエスが一枚入る程度、アッパーカウル左に鍵付きの小物入れがあるが小さいくて使い勝手が悪く何の意味も無い。
   ・フロントスクリーンは歪みがひどくほとんど前が見えない。
   ・エンジン音がうるさい、住宅街でエンジンをあおるのは休日昼間でも気が引ける。高速走行中伏せると重低音で耳がどうかなりそう。
   ・あちこちのネジが何時の間にか無くなる。
   ・すねが熱い、真夏の日中街中ではクーリングファンからの熱風がすねに当たって火傷するかと思う程。その割に冬は暖かく無い。
   ・クラッチが重い。
   ・時計が無い。
   ・ヘルメットホルダが奥まった所に付いていて非常に使い辛い。
   ・一旦外すとシートが付け辛い。
   ・整備性が非常に悪い。ヘッドライトバルブはフロントカウルを外さなければならないし、点火プラグはシート、タンク、エアクリーナを外さなけばならず、
    クーラントの予備タンクに至っては右リアカウルを外さなければ確認さえ出来ない。


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