'04 9/12 大名栗林道

XR250を買ってからというもの週末の度天気が悪く、なかなか走る機会が無く、いっこうにならしが進まないので、
思い切って大名栗まで行く事にした。
青梅街道をひた走り、小曽木街道を経由し成木街道を名栗方面へ行くと
やがて、名栗ラジウム温泉大松閣の看板がある。
ここを左折し、旅館の駐車場を抜けると林道大名栗線の起点がある。
林道に入るとすぐにダートとなる。
昨日買ったニーシンガードを着けると、気分的に少し楽になった。
平地では薄曇でけして天気がいいとはいえなかったが林道に入るとさらに天気は崩れ、
山の上は一部ガスっていたほどだった。当然、眺望は望むべくも無かった。
林道は大きめの石がごろついて、轍もあり、思ったより走りにくい。
慣れないうちは轍を乗り越える度タイヤが滑り怖かったが、タンクの上に座る位の気持ちで
体重を前に掛けるようにしたところバランスが取り易くなる事に気が付いた。
この日は車止めまでは四輪も結構おり、MXのかっとびグループもいたので
対向車に注意しつつ進まなければならなかった。
うわさの盛土の車止め。だいぶ単車が通ったらしく山の一部に轍がついていて
随分通り易くなっている。ゆっくり慎重に乗り越えに成功。

車止めの先はさらに路面の荒れがひどく、そのうえ道の両側の木や草が生い茂り走り辛い。
林道有馬線の分岐点で休憩していたKDL125のお兄ちゃんの話では
四輪が通れたときは道を押し固めたり、木や草をなぎ払ってくれていたため
四輪が締め出されからよけい道の荒れが酷くなったといっていた。

二つ目の盛土。一つ目より山がはっきりしていて難しそうに見えたが
3本ある轍の一番右側は間のギャップが少し埋まっていて通り易くなっていた。
ここも難なく乗り越えられた。
大名栗線の終点。全線舗装の広河原逆川林道に突き当たる。
ここで写真を撮ろうと止まった時、記念すべき初の立ちごけをしてしまった。
ブレーキレバーをひん曲げ、これを無理やり戻そうとしたところ
人差し指1本分を残し折れてしまった。
もう少し林道を走りたっかのだか、あきらめてバイク屋を探しに町へ戻る事にした。
人差し指1本分とはいえ舗装路なら走行に支障はなかったので助かった。
広河原逆川林道を下ると有馬湖に出る。

この後成木街道を青梅へ戻り、青梅街道沿いにバイク屋がないものか探すが見つからず
結局ライコランド多摩店まで来てしまった。
ここなら間違いなくブレーキレバーがあるだろうと思ったがなんと売り切れであった。
やむなく帰ろうとしたところ入口近くのベンチに見慣れた顔が。ブラックバードさんであった。
近くにホンダドリーム店があるというのでそこへ行ってみることにする。
なんとここでも在庫が無いとのことであったが、気が利く店員がで展示車のを移植してくれる
とのこと、本当は自分で付けるつもりだったがレバーだけくれとは言い難く結局900円の工賃
を取られる事になってしまった。
無事レバーの換装も済み、狭山湖周辺のダートをブさんに案内してもらう事に。

狭山湖周辺。石井園とういうぶどう園の前。(早大所沢キャンパスが見える)
以前GL400で迷い込んだことがあって、ダートがあることは知っていたが
いまだに未舗装路がこんなにも残っているとは思ってなかった。
大名栗とは違い大きい石は無いし轍も無いのでよほどこっちのほうが走り易かった。
ただ、道幅が狭いのと、ときどきハイカーがいるので気を付けなければならない。
まつさんのいる中河原まで行こうかとも考えたが、時間も中途半端になりそうなので、
今日はここまでということにして、狭山湖を後にした。

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