まずは Solaris のインストールです。
インストールするのは Solaris 8 にします。GUI の interactive install (対話式インストール) を使用してインストールです。Solaris には実に多様なインストール方法が存在するのですが、一般的なのはこの interactive install ですよね。CUI ではなく GUI でインストールした理由は特に無いのですが、強いて言えば /etc/default/init を書き替えなくて済むから、という理由でしょうか。
マシンの環境を記します。
item | value | value |
---|---|---|
hostname | galley | casper |
mother | IWILL VD133 | ABIT BP6 |
cpu | P3(coppermine)/500 (666MHz 動作) | Celeron(mendocino)/333 *2 (460MHz 動作) |
memory | PC133 SDRAM 128MB | PC100 SDRAM 128MB + 64MB |
video | ati xpert98@work 8MB | Matrox Millennium G200 SDRAM 8MB |
ether | intel EtherExpressPro100+ (i82558) | intel EtherExpressPro100+ (i82558) |
hba | none | adaptec AHA-2940J (1.23J) |
hdd | c0d0: IBM DJNA-370910 c1d0: QUANTUM FIREBALLlct20 40 c1d1: FUJITSU MPG3409A | ID:0 IBM DCAS-34330 ID:1 IBM DDRS-39130 |
cd-rom | ATAPI Pioneer DR-A14S | ATAPI Pioneer DR-A14S |
と、こんな感じです。はじめは host: casper を使用したのですが、諸事情により host: galley に変更です。cdrom-drive だけは host: casper のものをそのまま使っているようです。
(host: casper にインストールしたときのメモです。)
さくさくーとインストールします。
ホスト名を決めます(ここでは casper とします)。IP address はローカルなもの (192.168.*.*) を入力。IPv6 は使用せず、kerberos もサーバが無いので選択しません。ネーミングサービスは None を選んで (None が英語なのは bug)、slice は / と swap だけにしてみます。DCAS だけ使用して swap に 512MB、残りを全部 / に。DDRS の方はここでは選択しません。必要になったときに使用します(恐らく /opt か /export に使うことになるかしら・・?)。cluster は Entire+OEM を選びました。locale は、ja、PCK、UTF-8 の3つを選択。これでインストール開始です。
Software 1of2 のインストールが終わるとリブートします。root の passwd 入力の画面がきますので適当なものを入れます。ランチャが起動して続いて Software 2of2 のインストールが始まるはずなのですが、何故かランチャが落ちてシステムがリブートしてしまいました。HCL (Hardware Compatibility List) に載っていない環境で動作させているので、仕方ないかな・・というところでしょうか (←そうではなくて video の設定をフルカラーにしていたのが原因のようです。これは bug ですよね)。リブート後 root でログインして手動で Software 2of2 と Languages をインストールします。これで OS のインストールはおしまい。(本来は、1of2 をインストール、リブート、root passwd の入力、CDE の起動、WebStart による 2of2 のインストール、languages のインストール、リブートという順番になります)。
Languages のインストール終了後一度リブートしておきます。CDE にログインして、次の作業は AnswerBook2 のインストール。Documentation Asian CD を入れて、自動的に起動する Filemgr から installer を起動。AnswerBook2 server と、日本語の collections をインストールします。
次にユーザ (tachi) を作ります。
# admintool & |
シェルは C シェルを選び、ホームディレクトリは /export/home/tachi にしました。これはあとでオートマウントの設定をするまでの一時的な設定です(オートマウント設定時に /home/tachi に変える)。
そのあと tachi ID でログイン。環境作りは明日ということで今日はここまで。
CDE をログアウトしてコマンド行ログイン。root でログインして shutdown。
# shutdown -y -g0 -i0 |
おやすみなさい・・・o(^^)o
ネームサーバ等を構築している場合はそれらの設定も変更する必要があります。