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Apache のインストールと設定


  1. OS 付属の Apache では困る?

    さまざまな思惑から、付属の Apache を削除し新規にコンパイルします。


  2. リソース

    材料です。


  3. インストールされている Apache の削除

    Apache がインストールされているか確認します。

    pkgrm する前に /etc/rc?.d 配下の rc script の sequence 番号を調べておきます。

    パッケージを削除します。依存関係があるようなので順番に注意します。


  4. コンパイルとインストール

    ダウンロードしたアーカイブの正当性を確認します。md5 符号を利用します。(md5 のインストール方法)

    ダウンロードしたアーカイブを /usr/local/src に置きます。

    展開して、configure を実行し、コンパイルします。

    super-user でインストールします。


  5. 最小限の設定と起動確認

    インストール後の最初の確認として、httpd.conf に最小限の設定を記述し、Apache を起動させます。

    以下の設定を変更しました。

    文法チェックを行い、Apache を起動します。

    ブラウザで http://bark/ を指定し、Apache のデフォルトページが表示されることを確認します (以下のようなページが表示されます)。


  6. 自動起動の設定

    OSブート時の apache の自動起動と、OSシャットダウン時の自動終了を行うため、/etc/init.d/apache の作成と /etc/rc?.d 配下へのリンクを作成します。

    /etc/init.d/apache には、/usr/local/apache/bin/apachectl をそのまま使用できますのでこれに sym-link します。

    apache の pkg を pkgrm した際に調べた rc script を /etc/rc?.d 配下に作成します。


  7. ホスト毎のアクセス制限 (mod_access)

    特定のホスト (IP address) からのアクセスを拒否、あるいは許可する設定を行います。
    これは mod_access モジュールを使って行いますのでこれが組み込まれているか確認します。

    httpd.conf に制限を施すディレクトリの設定を記述します。
    基本的な2つの制限の例を挙げます。

    以下は ServerRoot 下の /restricted_directory という context に、
    192.168.1.0/255.255.255.0 (192.168.1.0 〜 192.168.1.255) の範囲のホストからのアクセスだけを許可する設定です。

    以下は /restricted_directory に、192.168.1.0/255.255.255.0 の範囲のホストからのアクセスだけを拒否する設定です。

    Order directive の3個の引数を table 7-1 に示します。

    Allow directive, Deny directive の書式を table 7-2 に示します。


  8. アカウントを用いたアクセス制限 (mod_auth)

    アカウントとパスワードによる認証を用いたアクセス制限の設定を行います。
    mod_auth モジュールを用いるため、これが組み込まれているか確認します。

    htpasswd コマンドを使用してアカウントとパスワードのエントリを作成し、それをパスワードファイルに格納します。

    httpd.conf に制限の設定を記述します。
    以下は /restricted_directory コンテキストにアクセス制限を行う設定例です。

    アクセス制限に使用する directive を table 8-1 に示します。


もどる Last modified: 04/09/01 00:41:15 JST