GNUzip のインストール手順です。Solaris 8 では GNUzip が標準で実装されていますのでこの手順は必要ありません。
インターネットへ接続できる環境が出来ましたので GNUzip のバイナリ (pkg) をダウンロードしてインストールします。まずパッケージを入手します。東京理科大学のサンサイトよりダウンロードしてみます。
http://sunsite.sut.ac.jp/pub/sun-info/solaris-binaries/i86pc/GNUzip.1.2.4.i86pc.Solaris.7.pkg.tar
フリーウェアを配置するディレクトリは /usr/local が一般的ですが、/usr/local から /opt/local へシンボリックリンクを張り /opt/local で管理することにします。
# cd /opt |
次に、パッケージアーカイブを保存するディレクトリとして /opt/pkg を作成します。
# cd /opt |
/opt/pkg にパッケージを展開します。
# cd /opt/pkg |
続いて pkgadd します。
# pkgadd -d . GNUzip |
GNUzip のインストールされた /usr/local/bin (実際は /opt/local/bin) に path を通します。$HOME/.cshrc の path 設定を変更します。
set path=(/usr/local/bin /bin /usr/bin /usr/ucb /etc /usr/dt/bin /usr/openwin/bin \ |
/etc/default/su の SUPATH 設定を変更します。
SUPATH=/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/dt/bin:/usr/openwin/bin:/bin:/usr/bin:/usr/ucb |
gzip コマンドを実行してみます。
bp6% gzip |
使えるようになりました (^^)v