「HONDA GB400TT」
GB400TTご紹介
しかし、最近のレトロブームで現在の方が走っているのをみかけます。 正式には、GB400TouristTrophyという名称で,GB400T.T.と書きますが、省略しています。 出荷されたのは、85年の秋頃で、XR500のエンジンをベースにした単気筒でタンクの形は浅間を走っていたころのRCにどことなく似ています ラインナップは、GB400TT,カウルの付いたシングルシートのGB400TT MarkII,シングルシートのGB500TTがありました。 その後、87年夏頃にメッキ部品を多様し、2トーンカラーとなったGB400TTスペシャルエディションが追加され、2年後ぐらいにカタログから落ちています。 純正オプションとして、アルミの前後フェンダー、メーターバイザー、タンク横に貼るグリップ等がありました。 兄弟車にはXBR500があり輸出されていました。これは2本マフラーにコムスターホイル仕様でキャスター角が若干寝ていた記憶があり、マフラーの違いからか、出力特性が多少違います。外装も近代的なデザインでした。 GB500TTも北米に輸出されていましたが、塗装色が違い国内仕様では特徴のあるフェンダーも普通の形のものとされてたようです。 発売当初の印象としては、私も当時19歳でレプリカ命だった為「なんだーこの古臭いバイク!なんだーこのわざとらしいフェンダーは!」なんて言ってましたが、10年後には手元にあったりして(笑) 私のバイクは一見スペシャルエディション仕様ですが、本当は1型でメッキ部品が少ないです。スペシャルエディションはフェンダーがメッキ。メーター、レバーまわりの部品がシルバー、メッキ多用で、ネジ類もメッキのものが使われていたしします。なんとエンジンの塗装まで違うのですから、結構ホンダさんも お金かけて開発したもんだな、と思いました。私もメータやフェンダーを交換しようかな、と思いましたが、1型の方が好みだったので、そのままにしています。気に入った部品は、SE仕様となっています。 エンジンは、ドライサンプでクランクケースの上にメッシュホースが2本あるのは、オイルタンクにオイルを送る為のものです。このエンジンはオイルの管理をちゃんとしないとカムの焼きつき等を起こす場合があるそうです。(同じGB所有者で整備士さん談。事実、私のGBも中古で買って2回目の走行で、カムとロッカアームに軽い焼きつきが発生しました。) 形は四角いHONDAらしい、4バルブOHCのRFVCエンジンで、タペットクリアランスはRFVCエンジンの常で気持ち広めがよろしいようです。ステップ周り等は一連のHONDAデザインです。 部品で互換性のあるバイクはGB250CLUBMANで、ライト、ブレーキ周りなどフロント周りに共通部品があるようです。
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