1960年に発売になったCanonレンジファインダー用中望遠レンズです。
スペックについては
キヤノンカメラミュージアムを参照願います。
キヤノンYLへの装着例
50mmF1.2用と同様にファインダーの視界のため肉抜きされた純正フードが大げさで格好いいです。
85mmのF1.5ということで730gと、ガラスの塊が詰まっている重くて長いレンズです。
I型からII型になる時にアルミ合金製の鏡筒になり軽量化とあるのですが、スペック的には同じで、家の体重計で計測しても700g超えていそうでした。
設計は1950年初期のもので絞ってもそれほど解像度は上がらないようです。しかし、絞り羽が20枚もあり、丸絞りになるため綺麗なボケ味を生んでいるようです。
デザインはライカのズマレックス85mmF1.5を意識しているというかフードも含めそのままというか。。。今ではこういうことは出来ませんね。
ポートレート用でルナをアップぎみに撮ったりしたいと思い購入しました。
開放からピントが合った部分は解像し、ボケ味は柔らかいとても魅力的なレンズだと思います。
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