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「bimota Bellaria」

Bellariaトラブル/修理

    <メーター>

    購入時より、フューエルメーターは常に残り3L前後を示し、純正の燃料計センサーは高いものらしく修理は諦めています。トリップメーターは走行中や電源ON時に勝手にリセットされてしまいます。

    メーターはELバックライトなのですが、特性上使用していると2000〜10000時間で半分に明るさになる、また直射日光が当たるところに置くと寿命が短くなるというものなので、私の手元に来た時にはとても暗い状態でした。

    ニュートラルランプやターンランプが昼間だと確認出来ない位暗かったので、メーターをばらしたらレンズが煤で真っ黒で、掃除したら明るくなりました。プラスチック製のランプのレンズは基板の上に直接乗っているので、振動が激しいバイクではそのままにしておくとプリント基板のプリント部分がこすれ剥がれて不動になることでしょう。基板の上にテープを貼り保護しました。
    <以下修理時の様子です>
    禁断のベラリアのデジタルメーターに手をつけました。まずは、外さなければなりませんが、噂に聞くビモータのネジを緩めなければなりません。ボタンネジなので六角レンチで回すのですが、むちゃくちゃハマリが浅いし減ってもいないのにゆるゆる(^_^;、トルクかけて締まってたらこりゃダメですね。六角レンチはPBのものを使用しているのですが、それでも全然ダメっていうか、そういう次元じゃありませんでした(笑)
    コネクター外して、知恵の輪のようになりながらメーターを外します。
    ひっくり返すとキャップネジ4本で止まっているのですが、1本が斜めで怪しい(^_^;、 緩めると案の定1本が空回りして外れない。ケーブルを押し出しながら、ケースからメーターを外すとネジ1本はナット側(固定の土台)で共回りしていました。ナット側を固定して外してみると、どうもケースの穴の位置がずれていてネジが斜めに入りネジ山を崩して止まっていたらしい状態でした。
    メーターの基板は2階建て構造で表の化粧パネルを含めると3建て構造であることがわかりました。ELパネル交換は諦めた方がいいことを基板を見て悟る(笑)。ここで驚愕の事実が。電球はウェッジ球だとタカをくくっていたのですが、ビモータの文字を照らしている球はどうみても小さい。。。麦球程度の大きさのもので基板に取りつく特殊なもの?。基板を裏から覗くとニュートラルランプも同じようです。と、ここで食い下がるよりも分解してニュートラルランプの状況を確認しないとと思い分解を継続。表のアルミ製の化粧パネルは角の4本のナット形状の土台を外し横にある2個のナイロンナットを外せば取れそうだ。6個とも外し(ラジコン用の4mmソケットや5.5mmのスパナ大活躍。電気工作の時間状態)化粧パネルが外れました。
    ハイビーム、ウィンカー、ニュートラル、オイルプレッシャー、ガソリンの警告灯は光漏れ防止のプラスチック部品が基板と化粧パネルに挟まっていて、これを取るとバルブとご対面。
    ベラリア メーター ベラリア メーター
    頻繁に使うウィンカーとニュートラルはバルブが煤で真っ黒でした。これでは暗いはずです。光漏れ防止のプラスチック部品も真っ黒でしたが、拭いたらどちらも綺麗になりました。基板を眺めると挟まってるだけの光漏れ防止プラスチック部品が振動で擦れエッチングが現れてきていました。このまま組んだらそのうちエッチングが剥がれ断線することでしょう。アバウトな作りで車両に載せること前提に設計されてない感じ。エッチング削れ防止のため基板をシールで保護してから組みました。(Lツインは振動多いでしょうからTESI乗りの方は特にやっておいた方がいいと思います)
    ベラリア メーター ベラリア メーター
    ケースへの組み込みでは、基板の固定の穴の位置がずれていたのでケースの穴の位置を修正して無事組み付け終了。
    メーターを再び車体に組み付けスイッチオン。ウィンカーもニュートラルも普通の輝度になりました。これで気を使わず乗れるので良かった。
    ベラリア メーター
    ベラリアのメーターに装着されている球には(TSD V−2)と書かれています。車のメーター用の球で同じ形状のものがあります。

    分解して良く判ったのですが、メーターは防水処理を全くしていないので(笑)、壊したくなかったら雨の日は乗らないほうが良いでしょう。ちなみに耐振動処理もしていません(^_^;。。。気になる人は電子部品をシリコン等で固めましょう。

    2007/06/24
    今年になって、メーターの液晶部分がが固まったり非表示になる回数が増えてきました。そろそろ本気で社外品の気に入ったメーターを探さなければならないかもです。
    タコメーターはアナログがいいなぁ。

    2008/1/2
    冬休みの宿題2:ELバックライトが暗くて夜に確認出来ないのでLEDでなんとかするの巻です。

    メーターの中を見て、LEDを差し込めるところがないか確認したら、LEDの明かりを横から当て、液晶とELバックライトシート間の隙間から光を入れることしか出来なそうです。しかも、一番明るくしたい速度表示側は基盤の都合でLEDを入れておけるスペースがありませんでした。
    試しに安定化電源で3.4VをかけLEDを光らしてメーターを照らしてみたのですが、いまいち暗いです。。あ〜でもないこ〜でもないと真夜中にやってみたのですが、いまいちで最後はやらないよりはましかなぁ。。レベルで液晶の右側にLEDを4つ装着してみました。
    ベラリアメーター用照明を明るく ベラリアメーター用照明を明るく
    写真を撮影したらかなり明るめに撮れてしまうので、画像を暗く加工しています。

    配線は基盤付近から取らず、後に外部メーター等装着のことを考えコネクター付近からとりギボシ端子で接続としました。
    ベラリアメーター用照明を明るく
    今回使用した青色超高輝度LEDは、電球と違い3V付近で急に明るくなり3.4VでMAXとなるピンポント的な光り方をすることが判りました。

    エンジンを始動していない時のメーター用照明の電圧は11.29Vで4個のLEDを直列に繋ぐので1個あたり約2.8V。暗そうですが発電機に期待(笑) バッテリー付近が12.1V程度だったので、約1Vロスしてますねぇ。
    セル多用でバッテリー残量が減ってるので充電してから夜点灯させたらなんとか見えるかもというレベルの明るさになりました。光を横から当てているからか液晶表示が薄く感じます。
    ベラリアメーター用照明を明るく

    2008/1/11
    LEDを追加した、ベラリアのメーター照明は暗くて納得できなかったので、秋葉原の秋月電子でELパネルとインバーターのセットを買ってきました。

    あと、ELパネルを調べてたら直射日光に当てるのはよくなく、特に点灯中に当ててはいけないということのようなので、UVカットの透明シールとよくラジオで使用するスイッチ付きのボリュームも購入。昼間ライトオンで走行中はバックライトをOFFにしようという案です。スイッチ付きのボリュームって、機械スイッチとボリューム部分の2段重ねの構造になっているのですね。知りませんでした。スイッチ部分にまず配線繋いでその後ボリュームの部分に配線するとON/OFFと抵抗を可変に出来るわけです。
    UVカットフィルム

    ELパネルはインバーターで100V位かけるようなので、感電に注意だそうです。点灯させてみたら、新しいだけに明るいです。
    ELパネル

    2008/1/13
    メーターを取り外し分解。
    まず、ボリュームを交換。先端が長かったのでカットして配線して装着。
    ベラリアメーター修理左がベラリア純正(アルミの専用カラー付き)。右が今回購入したスイッチ付
    因みにベラリアのボリュームは220Ωでした。購入したのは100kΩ、ということは、輝度調整に微妙な調整が必要。。失敗。。(笑)
    先日組み込んだLEDは取り外し、ハンダを吸わせELパネルを抜きました。同じインバーターで点灯させてみて、新しいELパネルと明るさが違うことを確認。(接点を触ってしまいビリビリっと来ました(^_^;)

    購入したELパネルはベラリアのものより若干短かったので斜めに2枚とりました。それでも欠けてしまいますが運行に支障が無いところなので我慢。
    接点をELパネルに打ち込むのですが、なかなか刺さらなくて先が横に折れ曲がったりして苦労しました。UVカットフィルムを張ってパネルは完成。
    ベラリアメーター修理上が純正、下が今回作成したもの
    メーターに差し込んでハンダづけして、外部にELパネル増設出来るよう配線とコネクターを追加して組み立てて完成。ベラリアに組み込んで点灯。明るくなりました。
    (途中、液晶パネルに力をかけた時があって、燃料表示部分の右側の液晶が点灯しなくなりました。)
    ベラリアメーター修理 ベラリアメーター修理
    ベラリアメーター修理 ベラリアメーター修理メーター裏側写真の右上にある小さなコネクターが今回追加した、増設時用ELバックライト電源端子
    ベラリアメーター修理
    ボリュームで入力側の電流をカットしても完全にELパネルに電気が流れなくなるわけではなく、若干電流が流れていたので、ボリュームにスイッチを入れるのは意味ありませんでした。

    小型の時計もELパネルを組み込もうかと分解してみたのですが、ケースを加工しないと組み込めなさそう。デイトナのELバックライト付きのがあるのですが、ボタンを押さないと点灯しません。押すの面倒だからポジション点灯で時計も点灯させたいなぁ。。後の課題にしよう。

    <電気系>

    購入時、ポジションにしてもランプが点灯せず、エンジンをかけたら点灯したのでこういうものかと思っていたら、単なる接触不良でした。以前、エーモンの配線の途中に噛ませてバイパスするコネクターを使用して修理していたようなのですが、そこが接触不良のためでした。ハンダで繋げて修理完了。
    <以下修理時の様子です>
    メーターの照明は点灯しているのでメーターの裏側にポジション球分岐しているコネクターがあるかもしれないと、まずはメーターを外してみる。
    すると、以前断線があったらしくエーモン製の青いコネクターで分岐して補修されていました。
    Bellaria接触不良箇所左側の青いコネクターが接触不良部分
    これが何の配線かとテスターを使って確認したところメーターの照明からポジションに分岐させ修理した配線でした。ひょっとして、この修理したところの接触が悪い(この配線の途中を少し切りもぐり込ませ分岐させるタイプはカシメないので後々接触不良を起こすことが多いようです)のではないかと思い分岐させるコネクターを外して確認したところ途中までしか12Vが来ていなかったのでここが原因だということが判りました。
    分岐する部分の配線をカッターで剥いてハンダで接続してテープを巻いて修理完了です。カウルを外して断線箇所捜索隊にならずに済んで助かりました。
    Bellaria接触不良修理後修理後

    2007/09/24
    最近、スターターボタンを押すとメーターを含め電気系が落ちるというトラブルが発生しました。ヒューズを抜き差ししたり、押しかけすると復旧します。
    ヤマハのサンダーエースでも同じ症状が出る方がいます。おそらくリレーじゃないかと思うので部品を手配してみようと思います。

    <ブレーキ>

    箱根の椿ラインを走っている途中で、リアブレーキがスカスカになって効かなくなりしばらくペースダウンしたらまた復活したので気のせいかと思ったのですが、碓氷の中山道で再発。(スカスカになるのは後の調査で発熱によるフェードが原因ということが判りました)

    リアブレーキを酷使するとリアブレーキの油圧スイッチが壊れます。キャリパー側に油圧スイッチを装着しているのが原因で熱でやられてしまうので、マスター側にスイッチを移設。元々の設計不良というか、とりあえず公道走れるようにしましたって感じ(笑)
    アクティブ製の油圧スイッチの場合だと、スイッチ部分のみ電子パーツ屋で同一のものが100円以下で購入できます。
    Bellariaリアブレーキスイッチリアブレーキスイッチ交換部品など
    <以下修理時の様子です>
    フロントのカウルボルトを外して前にずらし、タンク−テールカウルを外して初めてリアのマスターカップにご対面。マフラーも外してブレーキレバーがフルストロークするようにしてスタート地点にたちました。
    ベラリアブレーキ修理
    油圧スイッチ兼バンジョーボルトを軽く緩めながらブレーキレバーをストロークすると初めてプシュプシュといいながらエアが抜け始めました。オイルが滲み出てきたので増し締めし、キャリパー側のエア抜きボルトを緩めエア抜きし、またバンジョーをと繰り返しながらエア抜きし、マスターカップ側にエアが出てくるのが無くなるまでコキコキとレバーをストロークし、オイル足してまたエア抜きし・・・しばらくやって終わりました。
    今度は長持ちしてくれと思いながら、ハンダコテで予備のブレーキスイッチと交換。
    ベラリアブレーキ修理修理前→修理後 ベラリアブレーキ修理
    テールカウル外した時にウィンカーのコネクターがコードから抜けたので新しいコネクターに取り付けしなおして、シガーライターソケットの配線がフレームの外を通っていたので内側通るようにやり直して、クーラント足して、リアサスのリザーバータンクからオイル漏れしていたので確認したらイモネジが緩んでいたので締めて。。こぼしたブレーキフルード脱脂して、、と大汗かきながらやっていたらいい時間(^_^;。マフラー、カウルを装着して汚れていたので軽く掃除したら夕暮れ時。。。間に合いました(笑)
    ベラリアブレーキ修理前 ベラリアブレーキ修理前ブレーキスイッチ移設前
    ベラリアブレーキ修理 ベラリアブレーキ修理ブレーキスイッチ移設後

    ベラリアのリアブレーキのエア抜きをした際ローターとキャリパーの接触を見つけたので、原因を探りました。
    パッドは前後方向に斜めに削れていて後ろ側は接触していないのですが、前側は接触している状態。
    車軸が斜めになっているのかエキセンを回したりして確認しましたが、これは原因では無さそう。トルクロッドはピロボールの角度が前と後ろで違っていてロッドが自由に動けない状態でした。角度を調整した上でキャリパーサポートを動かすと横方向に少しガタがありました。ピロの角度とベアリングの磨耗によりサポートが斜めになったのが原因のようです。
    ベアリングを交換したらガタが無くなり接触しなくなりました。斜めに減っているブレーキパッドも同時交換です。

    ベアリングは、シェル形針状ころ軸受の両側シールHK2520LL+IR20×25×20.5を使用します。
    ベラリアブレーキ修理 ベラリアブレーキ修理
    ベラリアブレーキ修理 リアブレーキ
    リアブレーキ ベアリング
    フェロードプラチナFDB207P

    ベアリング交換後もリアブレーキの発熱がフロントに比べまだ多いので、マスター側にも問題がありそうだと思い、戻りのスプリングが弱くレバーが頼りなく戻るので、戻りスプリングを強くする対策をしました。

    80年代のYZRのようにゴムをレバーに掛けるのはスマートでないので、マスターに入るロッドの外側に線径1mm中心径10mm×長さ40mmのスプリングと、ゴムブーツの内側に電池のマイナス極用の円すい形のスプリングを仕込み戻りを補ってみました。以前よりもしっかり戻るようになりました。
    ベラリアブレーキ修理

    これによりレバーを押す感覚がはっきりし、乗車中リアブレーキレバーを微妙に押していることがわかり、リアのキャリパーの方がやはり多く発熱していたので、レバーをブレーキを掛ける時以外は押さないよう、試乗後にレバーを少し下げました。このブレンボのマスターは無効ストロークが短いので少しでも押しているとパッドが押されているので、この調整により発熱問題が解決しました。

    <ウインカー>

    バイクのシートカバーを剥いだら右リアウインカーばボッキリ真っ二つに折れていました。誰かがぶつかった様子(;_;)。かなりショック。
    ウインカー
    市販品のウインカーでいいものが無いかと探してみたのですが、思ったようなものが無かったので、修理してみることにしました。まずは分解して構造を確認。表側にカーボンの板を貼り補強して、接着剤とリベットで固定することにしました。ウインカーは外装が2分割構造になっていて、レンズ側の薄い方はとてももろく弱いのでカーボン板でサンドイッチにすることにしました。カーボン板はリューターに切削砥石を取り付けて切ったのですがミニリューター用切削砥石は薄いので丁寧に作業しないとすぐに割れてしまい簡単なカットでも2枚割ってしまいました。ここまではそこそこ順調だったのですが、リベットを打ったら裏側に凸部が出来ません、あれれ?と思ったらウインカーの材質が軟らかいためプラスチックの部分で膨張して裏側に凸部が出来ないのでした。しかもウインカーに無理な力かかって亀裂入ってるし。。(;_;)。見栄えは悪くなりますが、固定は3Mのビスに変更。ネジの頭は最後に艶消し黒で塗って目立たなくします。ここまでですでに夕方(^_^;。
    いざ、組み付けとなり今回取り付けたネジの頭の部分を通過させようと少し力を入れたら壊れていなかったL型の部分が折れてしまいました。ガーン(;_;)。とりあえずボンドで貼り接着剤が乾かないので一日目は終了。レンズの裏側の部材で強度が保てるようにしたので表面の強度は要らないのですが、補強しないとダメかな。接着剤が乾いてから考えよう。
    リューター ウインカー修理
    ウインカーは系年変化で相当もろくなっているので。修理しつつ壊してしまう悪循環な一日でした。今日、これしかやってません(笑)

    二日目。接着材が乾いていたので、L型の部分の接着材が取れて部品の脱落が無いように、ラジコンで使用するグラステープ(伸び防止のガラス繊維で強化されたビニールテープ)で補強し組み立てました。
    そして、ネジが目立たないよう艶消し黒で塗装して完成です。
    ウインカー修理 ウインカー修理
    今回、ウインカーを外す際に固定に専用設計のアルミナットを使用しているのをみつけた時は驚きました。

    装着したところ大昔のブリキロボットチックになりました。
    ウインカー修理 ウインカー修理
    右ばかり注目していたのですが、どうも左も亀裂が入ってて時間の問題っぽいです(^_^;

    <ステッカー製作>

    ベラリアのテールカウルには、元々筆記体で「Bellaria」というステッカーが貼られているはずなのですが、私の手元に来た時には貼られていませんでした。部品として注文するのも面倒ですし、あるかどうかも判らないので無いものは作ってしまえということにしました。

    まずは、文字のパターンを探します。。。が、標準文字では無さそうでありませんでした。参考になる画像も小さすぎです。う〜んと悩み、最近お知り合いになったベラリア乗りの柿さんにお忙しいところご無理言って写真を撮影して送っていただき、寸法も教えていただきました。大感謝です。画像を元に文字の部分のみ抽出してクリアステッカーシートに印刷という手抜きも試してみたのですが、いまいちの仕上がりになりそうだったのでカッティングシートで真面目に作ることにしました。

    送っていただいた画像をベースに画像を原寸大に調整し左右反転させプリンターで印刷します。

    そして素材を探します。バイク用品店に純正と同色のシルバーのものがありました。手作りボビー材料店などでリアタックシート、デザインナイフ、カーボン紙、下敷きのアクリル板を購入。

    素材をテープで固定しカーボン紙で文字をトレースし写して、30度の刃をつけたデザインナイフでしこしこ切り出し完成。(デザインナイフって初めて使ったのですが切れ味いいですし曲面とても切りやすいですね)

    切り抜きが終わり、リアタックシート(アプリケーションシート)に文字の位置を確認しながら貼りベラリアの貼り付け面を脱脂しリアタックシートごと貼り付けて、店長さんのアドバイス通りドライヤーで暖めつつ押しつけてリアタックシートを剥がして完了。違和感の無い仕上がりになりました。
    ステッカー作成 ステッカー作成
    ステッカー作成 ステッカー作成

    <スターターリレー交換>

    2007/10/6
    スターターボタンを押してもスターターが回らなくなり、メーターも含め電源が落ち(ショート状態?)る症状が出ました。前回オイル交換直後も同じ症状が出て、カウル外してヒューズの抜き差しで復旧しました。今回、試しに押し掛けしてみたら、クランクが回った瞬間に電源復旧。エンジンをそのまま掛けて止め、セルで再始動も出来ました。 スターターリレーが怪しそうなので交換しました。
    部品は見た目よりも結構値段はってて\4,300-でした。
    スターターリレー

    普通のバイクだとテールのサイドのカウルを外せばアクセス可能なのですが、ベラリアでスターターリレーにアクセスするには、タンクから続くカウルを外さなければならないので、まずはフロントカウルを外すことから始まります。
    いつもどうりの手順を踏んでテールカウルを外します。
    スターターリレーはどこかと見渡すと右側のバッテリー横に窮屈そうに装着されていました。
    スターターリレー装着場所
    まずは、バッテリーのマイナスの配線を外します。(少し緩かったです。これが原因だったら嫌だなぁ)
    整備性は度外視でコンパクトにするために部品と部品の隙間は限りなくゼロに近いので、なんとかリレーを外し、今回購入したリレーと比較。全く同じだったのでひとまず安心です。
    スターターリレー装着場所
    新しいリレーを装着します。
    スターターリレー装着場所
    リレーを交換するだけなのですが、こんな感じで作業です。
    スターターリレー装着場所 スターターリレー装着場所
    テールカウルはこんな感じの一体成形です。
    スターターリレー装着場所
    バッテリー液とクーラントも量を点検したら不足ぎみだったので補充。
    新しいリレーを装着後スターターを10回程度作動させ、現象が発生しないことを確認。組み立てて、実走後に再度スターターを作動させ無事に動作しました。とりあえず解決ということにしておきます。

    <チョーク>

    2007/12/31
    手元に来た時から全く効かないチョークを確認し修理します。
    キャブにアクセスするにはタンクとエアクリーナーを外さなければならないので、外装から剥がしていきます。最後にエアクリーナーを外してチョークケーブルを探します(^_^;
    ベラリア修理 ベラリア修理
    キャブの一番奥の方で横たわるチョークケーブルを発見し、受けからアウターケーブルがずれてしまっていることを確認。
    前回ばらされた時に締めつけトルクが弱かったのか走行中等に抜けてしまったのでしょう。アウターケーブルを引き再度締めつけて完了。強めに締めておきました。
    ベラリア修理
    修理後、チョークノブを引いたら修理前とは比べ物にならないくらい大変に重かったです(^_^;

    ベラリア修理こんなところにbの文字が入っています。

    組み立ては、不具合を確認し修理しながらになります。
    大きなところでは、フューエルレベルメーターがガソリンでこげ茶色だったのでクリーニングしたら、箱がアルミで出来ているってことが判った他、配線の繋ぎかたの彫り込みがでてきたのでテスターで配線を調べたところ、繋がってる順番が違う(笑) 写真は変更する前で、灰−赤−緑−黒なのですが、赤−灰−緑−黒が正解のようでした。
    ベラリア修理
    ベラリア修理 ベラリア修理 ベラリア修理
    ベラリア修理
    変更しても、フューエルレベルメーターが正しく表示されるわけでもありませんでした。。やはり壊れてます。。(^_^;
    しかし、あの大きなアルミの箱の中には何が入っているのでしょう。 メーカーは「AEURO SWITCH」?「REURO SWITCH」?と彫り込みがありました。
    組あがった後、チョークノブを引きセルを回したら、いつも寒い時はなかなかエンジンが掛からなかったのですが、これが国産エンジンでしょって感じであっけなくかかりました(^_^)