2008.09.16 一青窈 日本武道館

!LOCK YO UP!

8月まで行われていた全国ライブツアー「Key〜Talkie Doorkey」とは全く異なる、
一青さん初めての武道館公演です。

アリーナ全体が舞台になっていて、客席は1階席と2階席のほぼ全周が使われます。
残念ながら2階席の後ろの方は空席もありました。
予定どおりの19時ちょうどに開演。冒頭「少し長い歌物語になりますが」と前置きしM1を
無伴奏で歌い始めました。一人語りと唄を交互に繰り返し、しっとりとした楽曲が続きます。
M7のあとステージ中央に3m四方の箱が運び込まれ、その中で衣装替え。側面には各々別の
照明や映像が映し出されます。箱の上でM8〜10を歌うとその箱は早くも撤去され、白い布を
使ったセットに代わります。1970年代の歌謡曲に自曲を交えた長い長いメドレー(M11)では
ダンサーも登場し、振付指導もあって場内は大いに沸き返りました。加山雄三ばりに
「幸せだなあ、武道館で歌えるのは。僕は一番幸せだ」などという台詞もありました。
Key 武部聡志,Gt 遠山哲朗,Bs 種子田健,Key 紺野紗衣,Dr 河村智康(カースケ),
Perc 朝倉真司,弦一徹ストリングス,そしてホーンセクション(メモできず)という
メンバー紹介からテンポよく終盤へ向かい、タオルを回すという「お約束」のM15を経て
本編最後のM16とつながっていきます。
アンコールのM18ではSFCの後輩およそ140名という合唱隊も加わり、ステージを埋め尽くす
紙吹雪とともに一青さんの唄にかける思いを印象づけます。そして、一旦客電が点いて
観客も移動を始めた頃になって、武部さんを伴って一青さんが再登場。「まだ伝えたいことが
あるので」との言葉を添えてM20を聴かせてくれました。1曲ごとに丁寧に礼をしながら
歌っていたのですから、それでも十分に感謝の念は伝わっていましたが…。事務所の移籍など
環境が大きく変わる中、関係者や足を運んだ観客に念押しをしたかったのでしょうか。

照明や舞台装置による演出効果に加え、確かな歌唱を引き立てる伴奏者、そして一青さんの
歌唱そのものも安定感があり、聴き応えがありました。2時間20分弱、充実のライブでした。 ..

1 望春風
2 あこるでぃおん
3 翡翠
4 影踏み
5 ささやき並木
6 受け入れて
7 てんとう虫
8 もらい泣き
9 一思案
10 月天心
11 白い蝶のサンバ [森山加代子]〜どうにもとまらない [山本リンダ]〜ロマンス [岩崎宏美]〜
  天使の誘惑 [黛ジュン]〜虹色の湖 [中村晃子]〜17歳 [南沙織]〜夢なかば〜茶番劇〜
  絹の靴下 [夏木マリ]〜夜明けのうた [岸洋子] 〜江戸ポルカ
12 犬
13 イマドコ
14 ホチkiss
15 どんでん返し
16 さよならありがと
(encore)
17 つないで手
18 ハナミズキ
19 はじめて
(encore-2)
20 アリガ十々
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