2008.04.02　熊木杏里　赤坂BLITZ

Spring Tour 2008 〜春隣〜

先月に再開館した赤坂BLITZ、内装は以前とほとんど同じように見えますが、音響は格段に改善された
ようです。

東名阪ツアーの最終日。定刻に開演しました。
サポートは Key&Gt 上田禎,Bs 鹿島達也,Dr&Chor 高橋結子,Gt 石崎光 ４氏で、M10は熊木さん一人の
弾き語り。M11は上田・石崎両氏も交えてのGt３本による演奏でした。

前半は従来からの手慣れた？熊木節を続けたのち、トリビュートアルバム参加をきっかけにカバーの
魅力にも関心が高まったようで３曲を立て続けに披露。M8は日本語訳詞を紹介してからの歌唱でした。
弾き語りのM10はライブバージョンで、26歳の現在が追加されています。新曲のM11は大好きだという
フォークの影響を色濃く受けた曲調。そしてM13以降は「こんな曲もあったなぁ」というアップナンバーが
ズラリと並びます。手拍子を求め、舞台上をひらひらとゆるやかに舞う姿には意表をつかれました。
締めの１曲となったM19は５月発売予定の新曲で、こちらは熊木節の王道を行く曲との印象を受けました。

今回は選曲の妙にやられました。アップナンバーが続いた後半は息が上がってしまう場面もあったものの
丁寧な歌唱はいつもながらに好感が持てます。また、開演前から「春は南南東〜赤坂BLITZに寄せて」と題し
ラジオDJトーク風のSEを流すなど、全体を通じて観客を楽しませようという心遣いに満ちた２時間でした。　..

１　ひみつ
２　風の記憶
３　春の風
４　雨
５　私をたどる物語
６　遠笛
７　夏休み [吉田拓郎]
８　LOVE [John Lennon]
９　空と君とのあいだに [中島みゆき]
10　長い話（特別版）
11　誕生日
12　新しい私になって
13　それぞれ
14　りっしんべん
15　新春白書
16　ムーンスター
17　流星
(encore)
18　ゴールネット
19　春隣