2008.01.19 ハセガワ ミヤコ,vivi,拝郷メイコ 下北沢440

色々 Vol.3

拝郷メイコさんの企画ライブです。
会場の440は縦長の客席配置。上手側の壁面はソファ、下手側の中程にバーカウンターがあります。
椅子がびっしりと並べられていましたが、丸椅子や折りたたみのパイプ椅子ではなく、長時間でも
座り心地は悪くありません。ただ、喫煙を認めているのは気に入りませんが…。

立見客も大勢出る中、定刻に拝郷さんが出てきてご挨拶。そして今年の歌い初めというハセガワ ミヤコさんが
登場します。Key弾き語りで、お馴染みPerc 入倉リョウさんがサポートに付きます。
昨年は江古田マーキーでのソロライブの前売りを確保しておきながら参加できなかったということが
二度続きハセガワさんの歌声を聴くのは久しぶりとなってしまいました。やや硬質の声がスッと
伸びて、心地よく響きます。M5はviviさんに向けて書いた曲でこの日が2度目の披露とのこと。
歌う前は「緊張する〜」と語っていましたが、明るくファンキーなメロディを伸びやかに歌って
いました。他にMCでは「間接照明が好き。明るい照明が好きな拝郷さんは明るい性格なので自分も
照明を明るくしてみたけれど、性格は明るくならなかった」などと明るく話していました。

続いてKey 桜田泰啓,GtChor 拝郷メイコ,Gt 松本光由(POMERANIANS)各氏がスタンバイして、
iyiyim活動休止中のviviさんが登場。休止後の初ライブとのことで、新曲ばかりを披露します。
始めたばかりのGtを弾きながらのM7は拝郷さんの曲にviviさんが詞を乗せたもの、ハセガワさんと
入倉さんも加わってのM8はハセガワさんが「viviちゃんになりきって書いた」曲、そしてM9は
松本さんと共作したものとのことでした。初めてギターを買いに行ったviviさん、店員に声を掛けられ
「エアギター(!)を探しています」と答えてしまったとか。
この日は滑舌が良く安定感もありました。拝郷さんのファルセットのコーラスとの相性も良好でした。

拝郷メイコさんはまずGt弾き語りでM10〜新曲のM12を披露。M13からはKey 桜田さんが加わり、
さらにM16からハセガワさん、入倉さんも加わって、二人がそれぞれ持ち歌を唄い他方のコーラスを
する、という流れになります。ハセガワさんはM19でフルート・アコーディオン・コーラスと大忙し。
拝郷さんはソロで良しバンドで良し、いつもどおり安定感ある歌唱でした。

アンコールは、このイベントシリーズのために拝郷さんが作った(そのくせVol.2では歌わなかったとか)
M20を全員で披露。2時間45分に及ぶイベントが終わりました。三者三様、まさに「色々」ながらも
底流には統一感のある音楽を聴かせてもらえました。

 #退場時、拝郷さんにCrystal Geyserを提供している大塚ベバレジから新製品のスパークリングが
  一本ずつ贈られました。

(ハセガワ ミヤコ)
1 ことばなんてなければいいのに
2 風まかせ
3 ミルク
4 海 空 宇宙(うみ そら そら)
5 あなたが見せてくれたもの
6 はなうた
(vivi)
7 光の中 
8 日々の歌
9 日々響こう
(拝郷メイコ)
10 魚
11 エソラジ
12 brooch
13 東京タワー
14 サーカス
15 空と海
(拝郷&ハセガワ)
16 世界
17 満ちてゆく
18 幸福の木
19 セロファン
(encore)
20 ラララカラー
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