2007.12.19　金城綾乃,夏川りみ,岡本真夜,Kiroro　浜離宮朝日ホール

Premium meets Premium〜大きなガジュマルの樹の下で〜

Kiroroの綾乃さんが産休から一足先に復帰。DVD発売など単独活動を行っています。
ホールでの本格的な単独ライブは初めてということもあってか、多くの観客が集まりました。
乳幼児連れの姿もかなり目につきます。
このホールに入るのは初めて（夏のPremium…企画の際には入場券を確保していながら、所用のため
不参加を余儀なくされました）。客席全体に傾斜がつけられていて、前席を気にせず観覧できる
ように配慮された設計です。

中央にピアノが置かれただけというすっきりとした舞台。緊張した面持ちで登場した綾乃さんですが、
観客からの声援に後押しされるように弾き語りを始めると、後はすんなりと進んでいきます。
些か焦点の合わないMCは相変わらずで、それが綾乃さんらしさと言えるのかも。子育ての中からいろいろと
曲ができているようで、未発表曲も織り込まれています。
M4からは夏川りみさんとGt 知念輝行さんが登場。綾乃さんの伴奏で他の人がKiroroの持ち歌を歌うと
やはり原曲と比べてしまいますね。それだけ千春さんの歌唱の印象が強いと言うことなのでしょう。
M7は沖縄民謡のようで、指遊びの指導まで夏川さんがお付き合い。知念さんはその後も一部の曲で
サポートを務めます。
M9からは岡本真夜さんが登場。綾乃さんとは以前近所に住んでいて、いろいろ交流もあるのだとか。
MCがそれほど得意ではない？岡本さんがトークをリードせざるを得ない様は微笑ましくうつります。

アンコールの拍手の中、再登場した綾乃さんは「ありがとう。もう壊れそう」と満面の笑顔。そして
「クリスマスプレゼント、持ってきました。沖縄から玉城千春〜」と（期待はしていましたが）
予想外の言葉とともに千春さんを呼び込みます。第２子が生まれた千春さんはM16の歌詞をクリスマス
バージョンに一部変えて１フレーズ披露。さすがに２年の間隙は隠しきれず、声の伸びなどは冴えが
ありません。納得いかないのか千春さんは歌い直しますが、やはり…。M18まで状況は変わりませんでした。
とはいえ、元気そうな姿を見られただけでも満足ですし、「メジャーデビュー10周年となる来年１月から
活動再開」「３〜４月に東京と沖縄でライブをする」という告知も嬉しいプレゼントでした。

１時間50分ほどの公演でしたが、楽しく充実したひとときでした。　..

１　やさしさに包まれて
２　ぬいぐるみのうた [未発表曲]
３　ハピネス [未発表曲]
４　未来へ [Vo 夏川りみ]
５　時代 [Vo 夏川りみ]
６　涙そうそう [Vo 夏川りみ]
７　赤田首里殿内（あかたすんどぅんち） [Vo 夏川りみ]
８　Chu-Chu-Chu
９　ハピハピバースディ [Vo 岡本真夜]
10　Best Friend [Vo 岡本真夜]
11　あなただけに贈るLoveSong [Vo 岡本真夜]
12　月の夜
13　本当は何になりたいんだろう
14　おばあちゃん
15　"大地に広がるひまわりのように〜"
(encore)
16　冬のうた [Vo 玉城千春]
17　長い間 [Vo 玉城千春]
18　生きてこそ [Vo 玉城千春]