2007.03.28　手嶌葵　TFMホール

春の歌集の会

2/7に2ndアルバム「春の歌集」を発売。一般公募による招待制の全国ライブを行っています。

名古屋・仙台に続いて３カ所目の開催でしたが、ご本人曰く「一番緊張しています」。
東京ということで関係者も多数訪れており、そのあたりを意識していたのでしょうか。
たしかにMCでは硬さが感じられました（Pfサポートの塩谷哲さんはSaltish Nightなどの
イベントの際に佐藤竹善氏から揶揄されるほどMCが得意ではないようですが、そんな
塩谷さんから助け船を出してもらうほどの状況でした）し、歌の最中も殆ど譜面に頼って
いるように見えました。１曲毎に丁寧に礼をする様子は初々しさもあって良かったです。

ライブは前述のとおりPf 塩谷哲さんのサポート。新アルバム収録曲の間に前作「ゲド戦記
歌集」からの作品やカバー曲、詩（ジャック・プレヴェール「愛し合う子供たち」 ）の朗読
等を盛り込んでいます。ゆったりとした楽曲が続く中、「アップテンポの曲なので手拍子を
してください」と前置きして歌ったM8（他の歌い手さんの楽曲ならせいぜいミドル程度ですが）
などもあって、正味１時間ほどのライブでしたがご本人も楽しんでいたようです。
音を伸ばさずに囁くような歌い方をしていましたが、独特の質感のある声質を活かすには
こうした歌唱法が合っているのかもしれません。..

１　徒然曜日
２　心の調べ
３　テルーの唄
４　竜
５　時の歌
６　What a wonderful world [Louis Armstrong]
７　La vie en rose [Edith Piaf]
８　花びら
９　岸を離れる日
(encore)
10　The Rose [Bed Middler]