2007.01.04 植村花菜 品川ステラボール

ガンバロウエムラ2007

大阪では12/31に「アリガトウエムラ2006」と題してライブを行った植村さん。2ndアルバム
発売日&24回目の誕生日のこの日は東京でのライブです。

サポートはPerc 中山幸(ゆき),Dr 佐藤強一,Bs 恵美直也,Key 澤近泰輔,Gt 狩野良昭 各氏。
植村さんも殆どの曲でGtを弾きながら唄います。途中、M8はGt伴奏のみ、M10はKey伴奏のみ、
そしてM9は昨年夏の「ギターと私」ツアーを彷彿とさせる植村さんのソロでした。
特別に高音が伸びるとか声量がものすごいとか、そういう必殺技は持ち合わせていませんが、
どの曲も無理のない歌唱で伸びやかに唄っています。2ndアルバムは「バラエティに富んだ
アルバム。前作は恋愛がテーマだったけれど、今作ではそれを離れ、いろんな挑戦もした。
シンプルな音のものもバンドサウンドでガッツリ聴かせるものもあるし、曲に合わせて歌い方も
変えている」と新境地に達したことを報告。アルバムの題名「しあわせの箱を開くカギ」にちなんで
「植村さんにとっての幸せの鍵は?」とよく問われるそうですが、1stアルバムの題名どおり
「いつも笑っていられる」ことだそうです。辛いこと、悲しいことを乗り越えて最後に笑って
いられたらいいと、語っていました。

2ndアルバム発売日のライブでしたが、新作に偏ることなく前作からも多くの曲を披露。
全体的に明るい曲調、ミドル以上のテンポのよい曲が多く華やかな印象を受けます。
M13では前回ツアーと同様に観客に合唱を求めます。両アルバムのシークレットトラックの
メドレーとなったM17の後、バースデーケーキとバンドメンバーからのプレゼント授与という
企画に思わず涙する植村さん。そして締めの1曲となったM18でも客席に合唱を求め、その
反応の大きさに再び感涙。最後にマイクを使わず「これからもみんなの喜んでくれる曲を
唄っていくので応援よろしくお願いします」と語り、笑顔と涙で顔をくしゃくしゃにして
いました。

冒頭「今年初めにこのコンサートに来て良かった、と思われるようなコンサートにしたい」と
ライブにかける意気込みを語っていましたが、植村さんの意図どおりとても好印象を得た
2時間15分のライブでした。 ..

1 紙ヒコーキ
2 大切な人
3 トゲと花
4 ミルクティー
5 ねっ!
6 キセキ
7 やさしさに包まれたなら
8 会いたい
9 月のない夜
10 melody
11 冷たい雨
12 しあわせのカギ
13 歌いたいから歌うだけ
14 恋の魔法
15 いつも笑っていられるように
(encore)
16 光と影
17 ヘイホー〜腹ペコブギウギ〜ヘイホー
18 花
2007年IndexTopPageBBS
著作権情報 : © SAKAGUCHI toshihiko 2007 toshicha@estyle.ne.jp