2006.03.25 相馬裕子 青山月見ル君思フ

『相馬図鑑!』 “3 by 6th”

マンスリーライブの第3回。今回は1993年発売のアルバム「永遠を探しに」がテーマです。
1〜2回に引き続きKey 黒川あつ子,マンドリン他 まつもとよちお,Perc 三沢泉,Gt 山口周平各氏が
サポートに付きます。

デビュー3年目にして3枚目のアルバム。その印象は「あっという間に出来上がった」。
1st「Wind Songs」の『風』、2nd「空と海の出逢う場所」の『空と海』に続いて、3rdでは『大地』を
イメージしてエアーズロックにジャケット撮影に出かけたのだとか。その他、『母性』というものも
強く意識していて、この3作で一つの世界ができあがったと感じていたそうです。

同じ年に発売したシングルのc/wでアルバム未収録のカバー曲(M7)を歌った後の企画のコーナーは
「皆さんは自分の『歌デビュー』覚えていますか?」との問いかけで始まりました。
相馬さんも童謡だったそうで、それらをメドレーで披露してくれました。(病弱であまり通わなかった
そうですが)幼稚園で覚えてきて、お母さんと掛け合いで歌ったという『おかあさん』、歌詞の裏の
意味を知って2番は歌いたくなくなったという『シャボン玉』、そして自宅では飼えなかったので
近所の野原で面倒を見ていた猫との思い出にちなんでの『七つの子』と、いずれも先ほどの「母性」とも
強く関連する選曲です。もう1曲のM9はNHK「みんなのうた」で流れていて、それが観たくて小学校を
早退することも企んだとのことでした。

アンコール恒例となった次回ライブの先取りの1曲は、4thアルバムのタイトル曲ではなく
「リクエストが1番多い」というM14でした。「次回はソニー最後のアルバム。そのあたりの
話が出るかもしれません」とのことで、CD会社移籍にまつわる秘話が聞けるのでしょうか。

この日は(特に前半で)窮屈そうな声で歌っていました。声域的に無理があるわけではなく、
喉の調子が優れなかったのかもしれません。そんな中でも、大切な思いの伝わってきたM8に最も
好印象を受けました。 ..

1 空と海の出逢う場所
2 つよがりでいい
3 泣きたいわけじゃないけれど
4 36度5分
5 あしたも会える
6 愛してると言う時みたいに
7 あなたの心に [中山千夏]
8 童謡メドレー(おかあさん〜シャボン玉〜七つの子)
9 お早うございますの帽子屋さん [谷山浩子]
10 私をつかまえて
11 友達になろう
12 未来を描く鳥
13 友だちのまま
(encore)
14 東京の空(acoustic version)
15 空と海の出逢う場所
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