2006.03.16　Eddy12,堀下さゆり,高田みち子,竹仲絵里　渋谷duo MUSIC EXCHANGE

FLIP SIDUO Vol.1

◇Eddy12
オープニングアクト。
Vo(♀).Gt,Bs,Dr,Gtという編成で（良く言えば）伝統的なロックサウンドを５曲披露。
Voはロック向きのハスキーボイスです。「今日が４回目のライブ」とのことでした。
＃Google等で検索してもサイトが見つけられず予備知識なし。他の出演者の音楽性とは
　かなりかけ離れていて、見る側としては戸惑ってしまいました。ブッキング担当者の
　センスの問題でしょうか。

◇堀下さゆり
Key弾き語り。Perc 則包桜さんがサポートに付きます(M7まで)。
「今年の目標は新曲を60曲作る」aikoさんが70曲作ることを目標にしているので、自分は
これくらいならできそうと思ったのだとか。今現在25曲くらいだそうです。そんなわけで
新作を２曲交えて披露していました。
少し鼻にかかった声ながらも鋭く伸びるという印象を従前抱いていましたが、この日は
あまり伸びていないように感じられました。　..

１　散歩（新曲）
２　胸張って歩こう
３　きらり
４　ふるさとサイレン
５　心開いて（新曲）
６　Clover
７　それがすぺて
８　カゼノトオリミチ

◇高田みち子
Key弾き語り。強弱のメリハリの付け方が巧みです。中音域を中心に張りのある声で、
安定感ある歌唱を聴かせてくれました。最近のジャズ系の曲よりも、少し前の作品の方が
しっくりきます。カバー曲も器用に歌いこなしており、歌手としての面目躍如といった感。
そのカバー曲のM3は原型に近い３拍子のバージョンでした。　..

１　雨は優しく
２　51st Street,Lexington Avenue
３　Fly Me To The Moon（In Other Words）
４　最後の散歩道
５　美しい人
６　Still Crazy After All These Years [Paul Simon]
７　僕らの樹

◇竹仲絵里
ご本人のGtに加え、Gt,Dr,Bs,Keyのサポートが付いていました。バンドスタイルは
想像していなかったのでちょっとビックリ。Gt伴奏の負担が減って竹仲さん自身には
好都合なのかもしれませんが、ボーカルが埋没してしまっては逆効果でしょう。
もっと単純な音作りの方が伝わるものは多そうです。尤も、M6ではバンドサウンドが
奏効して、空間の広がりを感じることができました。　..

１　水色
２　disliKe you
３　話そうよ
４　サヨナラ　サヨナラ
５　連れてって
６　gerbera

終演まで３時間強。チケットには「スタンディング」の表示がありましたが、実際には
椅子が並べられ、ゆったりと寛いで観ることができました。各出演者にちなんだ特製の
飲料が提供される企画もあり、特別感を高めてくれました。