2006.03.09 川江美奈子,石原千宝美 丸ビル
アカデミー・シネマフェスティバル in 丸の内
WOWWOW主催のアカデミー賞連動イベントとして、衣装展示などと共にライブが行われました。
◇川江美奈子
KeyVo。グランドピアノ風の外見の電子ピアノを使います。
1 しあわせ
昨年9月発売の3rdシングル。
MC>自己紹介。「どうですか、皆さん。そろそろ春、来てますか?!」花粉症暦20年の大ベテラン。
私は偏屈、みんなが春を待ち遠しくワクワクしていると、私はシュンとなっていく。春はあまり
好きではなかった。でも歳をとってきたせいか今年は春がちょっと待ち遠しい。
次は中島美嘉に提供した曲。春だけでなく日本の四季を感じてほしいと思って書いた。
2 桜色舞うころ
声の艶っぽさが味わいを深めています。
MC>シネマフェスティバルにちなんで1曲歌いたい。女の子なら一度は憧れると思うAudrey Hepburn、
『ティファニーで朝食を』も印象的なシーンは知っていたが、3日前に改めて見直した。
主人公は気性の激しいキャラクターだけれど、どんなにカッとしたときでもお洒落だし、
猫がいい味を出していた。是非皆さんも見てみてください。特別な味のある映画です。
その中でAudreyが窓辺でギターをつま弾きながら唄っていた歌を。
3 Moon River(from『ティファニーで朝食を』)
MC>実は今日が誕生日。「格好悪いから自分から言うなよ」とスタッフには言われていたが、
皆さんの顔を見ていたら嬉しくて言いたくなった(笑)。小さな頃は家族が当然のように
祝ってくれるけれど、大きくなると自分が家族に感謝する日だと思う。毎年父母には私から
「ありがとう」と言いたい。
次は10代の頃の自分に向けて書いた曲。多感な頃だし、今でもそうだけれど「愛され音痴」、
皆に大切にしてもらっているのにそれを素直に理解できないところがある。
実家のある阿佐ヶ谷のホームに終電で降り立ったときのイメージを唄にした。
4 最終電車
M1のc/w。
MC>2ndアルバム制作の真っ最中。Blogもあるので見てほしい。
3/22に新シングルを出す。「星の王子様」、読んだ人も多いと思う。子供の頃は意味が
よく分からなかったけれど、ヘビが象を飲み込んだ絵などは印象に残っていた。
この本が出版されて60周年、いろいろな新訳が出ていて読み比べるも良し。その後にこの
曲を聴いてほしい。「星の王子様」のイメージソングとして書いたけれど、結果的には
日本的な味わいになった。もう会えなくなった人が胸の中にいる人はきっと何かを感じて
もらえると思う。
5 君の唄
30分ほどのステージ。CD即売・サイン会には長い行列ができていました。
ゆったりとしたバラードが並びました。吹き抜けのフロアにやや細めながらも澄んだ声が響いて
歌唱そのものもとても安定していました。ただ、ブレス音が少々大きめなのが玉に瑕、といった
ところでしょうか。 ..
◇石原千宝美
KeyVo。Vi 田中詩織さんがサポートに付いています。
曲紹介程度で殆どMCなし。張りのある声がよく伸びて、硬質ながらも清澄感があります。
ビオラとの絡みもよく練られており、曲の華やかさを増していました。 ..
#M7ではViの演奏のない部分で田中さんが歌詞を口ずさんでいましたが、普段からよく聴き込んで
いる様子が伺われて好印象をもちました。
1 Over the Rainbow(from『オズの魔法使い』)
2 NewYork City Cerenade(from『ミスター・アーサー』)
3 Beauty and Beast(from『美女と野獣』)
4 冬の匂いが消える頃
5 空色
6 白い奇跡
7 愛のうた
8 Rose(from『Rose』)
2006年Index/TopPage/BBS
著作権情報 : © SAKAGUCHI toshihiko 2006 toshicha@estyle.ne.jp