2004.11.27 柴田淳 六本木ヒルズアリーナ

11/25に9thシングル『ちいさなぼくへ』を発売しました。
会場は事前購入者などの着席スペースが200程設けられ、その後ろを立ち見客がぐるりと
取り囲んでいます。
定刻をやや過ぎて、サポートのKey 坂本昌之,Gt みなみあきお 両氏と共に登場。

1 雪の音
  表情も発声も硬さが感じられます。

MC>こんな素敵な場所でたくさんの皆さんと一緒に過ごせることを光栄に思う。
  すごく嬉しくて嬉しくてたまらない。みなさんも楽しんでいってください。
  1曲目はイルミネーションの綺麗な六本木に似合うかと思って選曲した。
  次は11/25発売の新曲と、大勢の恋人同士が来ているところで歌っていいのかなとは
  思うけれど、むちゃくちゃ恋している『片想い』を聴いてください。

2 ちいさなぼくへ
  メジャーコードのスローバラード。

3 片想い
  M2あたりからメリハリのない平板な歌い方が気になります。


MC>今年はシングルにアルバム、ライブDVDを出したけれど、比較的活動が少なくて、
  皆さんにこうして会う機会が少なくて淋しかった。皆さんと同じひとときを過ごす
  日を夢見て半年以上、家に引き籠もっていたような一年。今こうして一緒にいられるのが
  夢のようで嬉しい。
  六本木ヒルズは3回目だが、自分には縁のなさそうな高い服を売っていたりして、
  でも来るのなら恋人と来られたらいいな。そういうことは相手のいる話なので難しいけれど。
  次は皆さんの前で歌うのは初めての曲。「六本木ヒルズならこれを歌わないと」という
  母のリクエスト。その次に私の原点とも言える曲を歌います。

4 かなわない
  バラードの続く中、この曲だけはジャズ風で良いアクセントになりました。

5 月光浴

MC>10/31でデビュー3周年。みなさんがそこにいてくれるおかげで私はこうして歌ってこられた。
  ことある毎に「生のしばじゅんの歌声が聞きたい」「ライブをやってほしい」という声を
  いただいてきたが、こうして今ここに立っているのが信じられないほど緊張してしまったりして
  なかなか皆さんの気持ちに応えることができずにいた。でも、自分で詞を書き自分で曲を書いて
  シンガーソングライターとしての原点は皆さんに生の声で自分のメッセージを伝えること。
  来年ツアーをやることが決まりました。春頃にアルバムを出してその後かな。皆さんにもそのとき
  また会えるのを楽しみにしている。今日は寒いのに、そこにいてくれて嬉しかった。ありがとう。
  最後に大事な曲を聴いてください。

6 それでも来た道

丁寧にお辞儀をして退きますが、盛大なアンコールの拍手が続きます。間をおかずに再登場。

MC>どうもありがとう。頭が真っ白。私の好きな冬がそこまでやって来ていて「さぁスキーするぞ」って
  思うけれど、レコーディングが始まります。お正月もありません。
  こんなにたくさんの人が来てくれて嬉しく思う。アンコール、光栄です。
  この曲は自分に宛てたメッセージソングのつもりで書いた。これからの皆さんのために、自分のために
  聴いてもらいたいと思う。

E-1 ちいさなぼくへ
   先ほどより強弱のメリハリある歌唱になっていました。

この後、進行役とトーク。
「ラブラブな歌を作る予定はないの?」と問われ「もしラブラブになったら曲を書かなくなると思う。
 気持ちのキャッチボールをしていたら『伝わらない』『思っているのに言えない』ということも
 なくなる。悩まず何も考えなくなる。家族にも『あなたは幸せになったら曲は書けない』と言われた」
などと答えていました。今後は「みんなをドキッとさせる曲を書けるアーティストになりたい」と
まとめ、約1時間のイベントが終わりました。

冒頭は本人MCのとおり緊張していたのでしょうか、起伏に乏しい単調な歌い方をしていましたが、
終盤にかけて伸びやかに歌っていました。 ..
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