2004.11.25　加藤いづみ　TFMホール

LIVE Depot

大江さんといづみちゃん、活動歴の長いお二人ですが直接顔を合わせるのは２度目なのだとか。
本番前にいづみちゃんが大江さんの楽屋を訪ね丁寧にご挨拶をした時、滅多にないことなので
大江さんも感激して握手をしたかったのだけれどヘアワックスをつけている最中だったので
握手できず、仕方なしに？拳を付き合わたそうです（いづみちゃんは「ドラえもんの握手」と
表現していました）。
「今日の意気込みは？」と大江さんに問われて「楽しませていただきます。皆さんも
楽しんで」と話してライブは始まります。サポートはGt 高橋研さん。

１　美しすぎて
　　研さんの12弦ギターといづみちゃんの繊細な歌声が絡み合います。
　　いづみちゃんも間奏でSynを演奏。

２　好きになって、よかった
　　研さんのイントロに導かれるように、半身を研さんに向けて目を閉じて唄います。

CMに入り「あ〜緊張したね」とポツリ。２、３度ジャンプしてリラックスするいづみちゃん。
続いてのセッションは研さんもハーモニカで参加します。「唄っている人の楽器で唄うのが好き。
歌い手の気持ちがわかってもらえるから。大江さんのKeyで唄うのを楽しみにしてきた」とのこと。

３　Calling You [from BAGDAD CAFE]《with 大江千里》
　　難易度のとても高い楽曲。いづみちゃんの声の調子は万全ではなかったようにも
　　聞こえましたが、一つひとつの音を丁寧に、そして感情を込めて唄っている姿が
　　印象に残りました。歌の後、研さんが思わず拍手していたのが出来の良さを
　　象徴していたと思います。
　　選曲の理由を問われ「英語の歌を唄うことはあまりない。先日DVDで見て、映像と共に
　　ずっと心に残る音楽だったのでチャレンジしてみた」と答えていました。

４　新世界
　　ここでも間奏でSynを弾きます。

５　ドライヴ
　　研さんの12弦といづみちゃんの鍵盤ハーモニカ。

MC＞生放送で流れていると思うと緊張していたけれど、だんだん自分のライブと変わらない気持ちで
　　いいな、と思っていたら最後の曲。歌い足りない気分です(笑)。
　　来年春頃には新しいアルバムを届けられたらいいな。今は新しい第一歩のような気持ちで
　　毎回ステージに立っています。

６　君のこと
　　スッと立ち上がって歌います。
　　歌い終えて深々と二度のお辞儀。

続いてのトークでは「気持ちよかった〜」と第一声。「とっておきの写真」として首の整体治療を
受けている場面が公開されました。「息がよく吸えて声がよく出る」のだそうで「この先生の手が
ないと生きていけない」のだそうです。12/21,22のライブについては「２日間、違う内容をやる。
言い出した本人が一番大変(笑)」とこぼしていました。

７　ドレミのいづみ（Key 大江千里）

放送終了後のアンコールではさらにリラックスしているようでした。笑顔一杯で再登場する
いづみちゃんと研さん。

E-1　Snow Bird
　　 「これからの季節にピッタリ」との前置き。いづみちゃんもグロッケンを叩きます。
　　 観客の手拍子も加わって賑やかに。「本編ではしっとりとした曲だったので、眠たくなっては
　　 かわいそう」とのことでした。

その後も大江さんとのトークで会場を大いに沸かせるいづみちゃん。打ち合わせの際にスタッフから
「喋りすぎないようにと遠回しに言われたようで(笑)」とのことで、本番中は抑えていたようです。

作り上げられた歌の世界と飾らない人柄を想起させるトーク。いづみちゃんの持ち味を最大限に
感じられる生放送の１時間でした。