2004.11.20 秋尾真喰,成田有里恵,長谷川都 江古田マーキー
月のご馳走 vol.8
◇秋尾真喰
GtVo。「あきおしんくろーり」と読むそうな。ライブをやり始めたばかりだそうで、
絵のような歌だという『絵歌』を披露。少し鼻にかかった高い声で、20分ほどの間に9曲と
どれも短い曲でした(いずれも表記不詳)。
紙飛行機/絵画/黒色と/はな垂れ少女/泥団子/龍馬/踊り子オードリー/畑/別れの朝
◇成田有里恵
今回もGt 遠藤愛知さんのサポート。風邪をひいているそうで、確かに鼻にかかった声で
高音がフラット気味になっていました。前半M3までをミディアム〜スロー、M4〜6はアップ
テンポと緩急のメリハリのある構成でした。
M6の後で「来月結婚します」と嬉しそうに発表。音楽と家事の両立ができるか不安だった
けれど、理解あるお相手に「(家事は)手抜きをしても大丈夫」と言われたそうです。
「次のライブでカバー曲をやりたい」と突然言い出して遠藤さんをうろたえさせたり、
「2月のライブでは心機一転、全て新曲をやります」と宣言して「だから(持ち時間の長い)
マーキーじゃなくて天窓なんだね(笑)」と突っ込まれたりする一幕もあって、終始和やかな
ステージでした。 ..
1 愛ある場所
2 空
3 名前を呼んで
4 START
5 Hey Boy!
6 終わらない歌
7 Bonvoyage
◇長谷川都
Key弾き語り。
1 はなうた
2 土の中
イントロに乗せてご挨拶、次いで早速合唱を求めます。
MC>いつのまにやら11月も終わりに近づいて、皆さん風邪をひいてませんか? 今日私が
うつさないように気をつけないと。って、唄うしかないんですけど。私の風邪もしつこくて
なかなか治らない。喉と鼻に来る。レコーディング中で、歌入れの前日に声が出なくなり、
首に青ネギを巻いて寝たら不思議なことに録音の時だけ声が出た。終わった途端に枯れていて
「私ってプロね?!」って思った。録音は無事終わり、来年2/16に新しいCDを出します。
今日初めて「鼻シュッシュ(点鼻薬)」を買った。鼻水が止まらずに、マーキーに来てから
薬局で買ってきた。色々あったけれどどれも同じといわれて会社名で「雪の元(本店)」のを
選んだ。これやったことありますか? 「1日1〜5回鼻腔内に噴霧」と書いてあるけれど
この一時間に20回くらいやってしまった。大丈夫でしょうか。
次の歌は成田有里恵さんに贈ります。
3 すてきなふたり
気持ちのこもった1曲でした。
MC>(成田さんの)話を聞かせていただいて私も気持ちが一杯になりました。おめでとう!
4 ミルク
足につけた鈴を鳴らしながら、軽いスイングジャズ風に。
MC>これは私のデビュー曲。2000年9月に発表して4年、CDのはもっとダンサブルで(Keyで
弾きながら)こんななので買ってください(笑)。時は流れ、ライブでたくさん唄っているうちに
こんな風になった。今日の『ミルク』でした。伴奏や自分の気持ちや周囲の息づかいで刻々と
変わってきて、自分の中の成長....成長しては衰退したりするけれど(笑)、歌も気持ちも育って
きていると感じる。新しい録音が進んでいて幸せな気分。自分の作品が形になって、お婆ちゃんに
なってもそのときの自分を聴けるというのが素晴らしく、ありがたいことだとひしひし感じる。
新しい作品が出る時が一番幸せ、と毎回感じていたい。新CDを発表するのは来年2/16ですが、
でもその前の2/6のライブで先行販売する。その前の「歌種」でも秘蔵映像やチラ聞きができるかも。
商売上手なのでちょっとずつ小出しに見せていきます(笑)。私から目を離さないでください。
次はこのKey....のり江に向けて唄います。なぜ「のり江」かというと、あつあつご飯に寄り添う
海苔のような真っ黒なKey(笑)。江古田マーキーで生まれた歌です。
5 今は昔
MC>次回マーキーの告知。セッションもあるかも。アンケートにドングリを描いたけれど、だんだん
松茸や茄子みたいになってしまった。
6 同じ空の下
「ンタタンタ」のリズムで手拍子、そしてコーラスも求めて賑やかに。
MC>長谷川都のライブは突然唄わされる恐れがあるので、発声練習をしてきてね(笑)
この歌はライブ中に突如メロディが浮かんできて、みんなに歌ってもらって一つになった歌。
思い入れが深い。地球上でいろんな事が起こっているけれど「皆おなじ空の下にいる仲間だ」と
思うと他人事じゃない。新潟の地震でも何か自分にできることがないかと思っていたら、来週
日曜チャリティライブに参加させてもらうことになった。みんなでできることを探しましょう。
最後の歌です。(「え〜〜っ」の声に)もっとやりてぇ。そんな気持ちを込めて唄います。
7 愛ゆらら
丁寧にお辞儀をして一旦楽屋に退きますが、アンコールの拍手に応え再登場します。
MC>(両出演者を紹介して)ありがとう。(アンコール)用意してませんが、何かありますか?
(『fuzzy peach』の声に)またレアなものを....できるかな?! やってみよう!
E-1 fuzzy peach
手拍子に乗せられるように、Key伴奏も快調です。
長谷川さんも風邪とのことでしたが、そんなことは少しも感じさせない安定感がありました。
レコーディングを終えたばかりで気力が充実していたのでしょうか、「伝えたい」という気持ちが
ひしひしと感じられるステージでした。終演は20時50分過ぎ。 ..
2004年Index/TopPage/BBS
著作権情報 : © SAKAGUCHI toshihiko 2004 toshicha@anet.ne.jp