2004.04.18　諫山実生　山野楽器銀座

3/24発売の3rdアルバム「春のかほり」購入者招待のライブイベントです。

100脚ほど用意された椅子は開演予定前に全て埋まり、立ち見の人もいたようです。
ほぼ定刻に諫山さんが登場。まずはKey弾き語りで歌い始めます。

MC＞今日を楽しみにしてきた。皆さんにとっても有意義な時間になるように心を込めて歌います。

１　春

MC＞そばにいる人の大切さやその人への感謝の気持ちはなかなか伝えられないけれど、この曲を
　　通して皆さんへの感謝の気持ちが伝わったらいいなと思う。
　　私の曲に素敵な魔法をかけてくれる二人を紹介します。Gt なかむらよしつぐ、Perc もりかねさくら
　　何度か演っているメンバー。みんなで一つのものを作るのが楽しい。歌っていて色や香りを感じる
　　ことがある。みなさんにもそんな色や香りを感じていただきたい。

２　誓い
３　雪月花
４　竹田の子守歌
　　無伴奏で歌い始めます。唄のイメージが大きく広がりました。

MC＞もう３枚目のアルバム。いっぱい作ったなぁとしみじみ思う。アルバムにはいくつかテーマがあるが、
　　そのひとつが「愛」。恋愛、家族愛、友情、動物への愛もある。世界は決して平和とは言えないけれど、
　　だからこそ愛のある唄を歌いたい、みなさんに伝えたいと思う。
　　恋愛の唄を３曲続けて歌う。皆さんの想い出の中にある恋愛がこの中にあるかも。

５　ふたり
　　「私もこんな風な人に巡り会いたいと思う」と前置きして歌い始めます。打ち込み併用。

６　合鍵
７　初恋

MC＞想い出の中に眠る１曲はありましたか？　私はあります。当たり前ですが(笑)
　　スペシャルゲストを呼びます。作曲家、内池秀和さん。『Journey of Life』を作曲してくれた。
　　その曲のNewYorkレコーディングは緊張して食べ物が喉を通らず６Kgも痩せた。あのときから１年、
　　今年は4/4からNHK「火の鳥」のオープニングテーマを歌わせていただいた。
　　（内池さんは「諫山さんは器用な人。歌詞が付いていなくても表現力がある」とコメント）
　　アニメの後のコーナーで流れている『Oasis』という曲のvocalバージョンを聴いてもらいたい。
　　私の「火の鳥」のイメージで詞をつけた。生きると言うことについて考えさせられた。
　　もしかすると、この曲が私の伝えたいことの一番詰まった曲かもしれない。

８　終わりのない地球
　　この曲だけ内池さんがKey演奏（＋打ち込み併用）。諫山さんはステージ前縁に立って歌います。
　　内池さんとサポートの二人はこの曲まででステージを下ります。

MC＞一人になって思うことは、やっぱりみんないてくれるからやっていける、ということ。
　　こうして集まってくれるファンの皆さんやスタッフ、私を愛してくれる皆さんのおかげで今こうして
　　座って大好きな歌を唄っていられる。本当にありがとう。皆さんの期待に応えられるよう、「これは
　　私が作った」と誇りを持って言える唄を心に届けられるよう、ライブイベントもたくさんやらせて
　　いただいて、もっともっとより多くの人に生の歌声を届けていきたい。
　　最後はずっとずっと歌わせてもらっている曲。皆さん一人ひとりに送りたい。

９　手紙


終演後は来場者一人ひとりと握手をし、サイン色紙手渡し（またはジャケットにサイン）をしました。

歌唱はもちろんKey演奏も安定しており、１年前に比べると格段の進歩を感じました。MCをはじめ丁寧な
応対もとても好感が持てました。決して派手ではないけれど、心に沁みる唄をこれからも歌い続けて
くれることでしょう。　..