2004.04.01 長谷川都,拝郷メイコ 大手町サンケイビル
夜ざくらライブ
サンケイビルの正面玄関前にステージと椅子、テーブルが設けられています。後方では聞き酒の
屋台が出て、仕事を終えた人が気勢を上げています。ステージ後ろに置かれた椰子の木が、折からの
強風にあおられて枝を大きく揺すっています。
◇長谷川都
18:50頃ようやく登場。この日はサポートなしのKey弾き語りです。
0 "ご機嫌いかが〜"
MC>寒いけれど大丈夫? 私は大丈夫じゃない(笑) でも『にっこりつー』でいきたい。
1 はなうた
2 風の音がきこえたら(表記不詳)
春っぽいバラードです。
3 くちぶえ
手拍子をもらって嬉しそうな長谷川さん。
MC>昼のステージの後、陶芸教室に行ってきた。毎週木曜日、土をこねている。今日は今まで作った
作品に色を付けてきた。来週のできあがりが楽しみ。
4 土の中
MC>今日は4/1だけれど、私は嘘をつくのが苦手。新しい環境になった人もいるだろうし、変わらない人も
今日から新しい年度で一区切り。お疲れ様です。
私は「歌を紡いで歌う人」。最近たくさんライブをしている。次のライブは4/4,BsとPercが入って
ちょっと小粋なライブにしたい。アンケート用紙を手書きで作ってきた。実は昼の分も作っていたのに
配る機会がなかった。せっかくなので、欲しい人がいたら後で声をかけてください。
5 ミルク
久しぶりに、CDに近いアレンジ。
MC>次は3月に入ってできた歌。春の夜の恋の歌。
6 今は昔(表記不詳)
ゆったりとした3拍子の曲。
7 大事なのは強く思うこと
MC>一つのことを思い続けていくのは大変。大事なもの、大切な人は沢山いるけれど、本当に大切なものは
実は数少ない。そんなことを思いながら歌った。一人の人が一生の間にできることは少ないけれど、
私は誇りを持って歌っている。こうしてずっと歌っていきたい。
悩んでいるときはモヤモヤしていることも、少し離れてみると大したことはないと気づいた。
8 愛ゆらら
観客のコーラスはなし。
深々とお辞儀をした後、マイクを使わずに「ありがとうございました」と告げて退く長谷川さん。
45分ほどのステージは新曲も交えるなど意欲的な構成でした。寒さに震えながらも、声はとてもよく
出ていたと思います。 ..
◇拝郷メイコ
開口一番「寒そう〜」と告げて歌い始めます。
1 桜の頃に
2 メロディ
ロングトーンが綺麗に響いています。コードミスがちらほらと。
MC>(自己紹介の後)領収書をもらう時よく「ハイボウ」と書かれる。「『ゴ』なんですけど」と
言ったら「ハイボゴ」と書かれてしまった。5月で26歳、微妙な年頃。
去年の「桜祭り」は寒くてまだ咲いていなかった。今年は目の前に妖艶な桜がある。
皆さんからも、いっぱいパワーをもらった。
3 ゆうぐれ
MC>4/1から新年度。電車でも大勢のフレッシュマンに会った。希望に目を輝かせていて素敵。
春は出会いと別れの季節。旅立つ人に曲を作った。短いのでじっくり聴いてください。
4 門出(表記不詳)
3拍子の曲
5 トマトスープ
MC>昨年の暮れ、2ndアルバム「ソイトゲヨウ」を産み落とした。旦那さんはいっぱいいる(笑)。
いつも呼びかけているけれど、心にある大切な人や物を胸において聴いてください。
6 ソイトゲヨウ
満足いく出来だったのでしょう、歌い終えて自ら拍手していました。
MC>都ちゃんとはとても仲良し。昼と合わせ全4ステージ見てもらったけれどいかがでしたか?!
次は何まつり? 水着か?!(笑) 「二人の歌が聴きたい」とガシガシ問い合わせてください。
7 家路
一礼してステージを下りる拝郷さん。少し間が開いてようやくアンコールの拍手が起こります。
嬉しそうに再登場して「そうこなくっちゃ」と笑う拝郷さん。長谷川さんをすぐに呼び込みます。
拝郷さんは昼のステージの後、ラジオの仕事で浜松まで行って帰ってきたとのこと。 ..
アンコールのセッションは「みんなで温まりたいので参加して。きっとみんな知ってます」「悲しくも
懐かしい歌です」と話してから歌い始めます。
E-1 木綿のハンカチーフ [太田裕美]
拝郷さんが低音、長谷川さんが高音をとってハモリを聴かせてくれます。
前日、練習をしたあと二人はじっくりと語らい合って涙を流したそうです。
そんな甲斐もあってか、予想以上によいセッションでした。
お二人も満足いく出来だったのでしょう、抱き合って祝福し合っていました。
1時間50分ほどのステージ。冷たい風が吹く悪条件ではありましたが、じっくり聴いていると心の底が
ほんわかと温かくなってくる、そんな時間を過ごすことができました。
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