2004.02.22 竹仲絵里,松本英子,Junior Size,伊藤サチコ 高田馬場CLUB PHASE

女音茶碗 Vol.5 〜きまぐれ猫が歌う編〜

Junior Sizeさんと伊藤サチコさんの企画ライブ。この日は「2.22」=「にゃん^3」で
サブタイトルが決まったとか。Webサイトに早めに来るよう記述があり、何かと思っていたら
開演予定時刻ちょうどに二人が登場。Keyの連弾を始めました。

◇ザ・マカダミアナッツ
 「ザ・ピーナツに対抗して」とのこと。この日のために伊藤さんが作曲、二人で作詞し、
アレンジは稲田さんが担当したとのこと。1日で作り上げたそうで、歌い終えて開口一番
「やっと解放されるよ〜(笑)」

1 恋の休暇旅行

◇竹仲絵里
Gt弾き語り。演奏の腕はかなり上達しています。歌唱も安定していて、不安そうに歌っていた
「mawari」の頃から考えると相当の成長ぶりが伺えました。 ..

1 desperado [EAGLES]
2 水色
3 余韻
4 せつないろ(未発表曲、表記不詳)
5 やさしい手ふるえた手(未発表曲、表記不詳)
6 ありがとう


セットチェンジ間のトークは伊藤&稲田。「(このトークを)二人でするのは初めて」だそうで
普段はホストとゲストの組み合わせになっているようです。

◇松本英子
Key 内田みゆき,Gt 大西ユウスケ 両氏のサポート。代表曲に渡辺美里さんのカバーや新曲も
織り交ぜて、じっくりと聞かせてくれました。「歌いたくてうずうずしていた」というM6など、
ハイトーンが綺麗に伸びています。4月には三軒茶屋「シアタートラム」にて芝居に出るそうで、
さらに活動の幅を広げていくようです。(伊藤さんの憧れである板尾創路さんも出演するので
伊藤さんは大変羨ましがっていました) ..

1 SQUALL
2 思いの花束
3 さくらの花の咲くころに [渡辺美里]
4 半分だけ(表記不詳・新曲)
5 日常
6 今年の冬


トークは伊藤&松本。会場で配られたアンケートを元に2人で秋田弁による会話をしますが、
照れもあってか妙にかみ合っていませんでした(苦笑)。

◇Junior Size
稲田さんのKeyVoに加え、この日はDrとBsのサポート付。
新曲のM3は「忌野清志郎さんと歌いたくて作った歌」。既に終了してしまったラジオ番組で
会うことが実現して大感動したそうな。M4は映画「問題のない私たち」のエンディングに
使われるとのことで、会場にも簡単な合唱を求めていました。 ..
#メロディや歌詞はいいのにもう一つ私の感覚にしっくりこないのは、声質なのか....。

1 手のひらに
2 流れ星をつかめ
3 すばらしい愛の世界(表記不詳、新曲)
4 青いナイフ
5 遠い空の向こう


終了後のトークは松本+稲田で冊子(\200)購入者対象の抽選会。今回の賞品は「NASAが開発した
テンピュールの枕」。出演者一同みな欲しがったそうですが、伊藤さんだけは「プレゼントで
もらったので持っている」とのこと。後のトークでは「冬は硬くなるので気を付けて」とのこと。
ベランダに一晩放置してしまったら、石のように硬かったそうです。

◇伊藤サチコ
伊藤さんのKeyVoに加えサポートはBs いわいえいきち,Dr 若森サチコ,Gt 石崎光 3氏。
新曲を多く盛り込んだセットで進歩が見て取れます。M3は「一カ所にとどまらず揺れ動く、
『女』の伊藤サチコを感じてほしい」とのことで、詞・曲(懐かしい歌謡曲かジャズ風)とも
印象に残りました。内向性の強い歌詞が伊藤さんの特徴の一つですが、他の新曲も合わせ、
何か危ういものも感じてしまいます。
今回はバンド志向の選曲でしたが、私としてはやはり音数と音量を絞ってじっくりと聴かせて
ほしいアーティストです。 ..

1 花束
2 ミュージックライフ(表記不詳)
3 さまよう(表記不詳)
4 宿題
5 マフラー(表記不詳)
6 僕の場所


最後は伊藤バンド+出演者一同によるセッションでスピッツの『猫になりたい』を披露。
賑やかなエンディングとなりました。
#時間稼ぎ?のトークに、私がアンケートに書いたネタが採用になりました.


全体で3時間50分に及ぶイベントでした。チケット代も手頃で観客の動員も多く、場内は終始
混み合っていました。皆で楽しくお祭り騒ぎ、というコンセプトに異論を唱えるつもりは
ありませんが、今回の顔ぶれならもう少しゆったりと聴かせてほしくなってしまいました。
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