2004.02.13　湯川潮音　TowerRecords吉祥寺

84年生まれ、東京出身。同店バイヤーがLIVEを見て気に入りインストアのオファーをしたという
珍しい経緯でライブが実施されることになったそうです。

Gt弾き語り。リハの時から多くの観客が集まっています。挨拶の後、本番に入ろうとしたところで
スタッフから「アコギにシールドがつながっていない」と指摘されて焦った表情を見せます。

１　かたち
　　大貫妙子さん風のソプラノボイス。繊細ですが張りがあって高音が綺麗に伸びています。
　　後奏でカポをずらし転調。

MC＞高校が吉祥寺だった。吉祥寺ギャル憧れの店でやれて嬉しい。

２　後ろ姿の人
　　「犬猫」という映画の主題歌に書いたそうです。

MC＞たくさんの人に見ていただいて驚いている。明日も一人FABでライブ。気が向いたら
　　いらしてください。HomePageもあって日記を始めた。続ける自信はないけれど。

３　Street of London [メリー・ホプキンス]

MC＞このGtはタカミネからもらった。弾けもしないのにモニターになった。
　　12月のくるりのライブ「百鬼夜行」でもカバーした、くるりの歌を。

４　ランチ [くるり]
　　演奏を始めますがすぐに停止。「譜面用意し忘れました。どうしようかと思ったんですけど」
　　水を飲んで一呼吸おいて歌い直します。

MC＞メンバー紹介、Gt私です。一人でやることはあまりなくて。
　　最後の曲は12月のライブではエレキでジャカジャカやったけれど、今日はアコギで。

５　雨の涙

お友達も多数見えていたようで、即売＆サイン会も盛況でした。

声質は文句なく、とても良いものだと思います。Gtは聴いていて不安になる部分がかなり多く、
今の技量ではサポートをつけた方が望ましいのではないでしょうか。もっとも、店内の明るさや
観客の多さ等々、普段のライブとはかなり条件の違うところで緊張があったのかもしれません。
メロディラインはM5以外は70年代フォークを感じさせる穏やかなものばかりで、声質にうまく
合っているものだと思いました。　..