2004.01.18 MISIA 東京ドーム

THE TOUR OF MISIA 2004 MARSE and ROSES

外野側に大がかりなステージ。アリーナもスタンド席もほぼいっぱいになっています。
アリーナ席の後方は傾斜がなく、スタンド席も位置によってはネットや照明塔で見づらい
場所もあったようです。左右には各2基の大型モニタが設けられていましたが、やはり
ステージの遠さはいかんともしがたいものでした。
とはいえ、巨大な網や風船を用いたセットや花火、レーザー光線など大きな会場ならではの
大仕掛けや次々と衣装を替えるなどして見た目にも楽しませてくれます。また、入場時に
チラシと共に配られたサイリウムを用いて客席全体にウェーブを求めたり、アップナンバーで
Call&Responseを繰り返したり、果てはカートに乗ってアリーナ席外周を一回りするなど、
観客との一体感を高める演出も工夫されています。
音響面での懸念がありましたが、座った位置が中央やや下手側のスタンド席だったためか
残響は気にならず低音から高音までクリアに聞こえていました。

ライブは動〜静〜動のメリハリのある構成。M12がHip Hop風のREMIX Versionだったのは
少し残念でしたが、他のバラードナンバーでハイトーン・ロングトーンを響かせて、見事な
歌唱力を披露していました。サポートはGt,Bs,Key×2,Sax,DJ,Dr,Chor×4。ダンサーも6?名。
MCは少な目ながら「ここまでこれたのも皆さんのおかげ。本当に感謝している」「ライブの度に
ものすごいエネルギーをもらえる。その戴いたパワーを良いライブという形でお返ししたい」
「みなさんと同じ時間同じ空間で過ごせることがとても嬉しい」と繰り返し感謝の言葉が
聞かれました。
6枚目のアルバムとなる「MARS and ROSES」は2/11発売予定。「去年は火星大接近の年。
昔、火星は災いの元とされてきた。それを愛の象徴であるバラが包み込めたら」と思って
タイトルをつけたのだとか。MISIAが7歳の時の歌も収録されているそうです。この日も
M2の最終曲やM5で新曲を披露していました。

2時間半を超えるライブ。最後には生きたフクロウもステージに登場し、不思議な余韻を
残して終わりました。ヒップホップ、クラブサウンドからスケール感豊かなバラードまで、
幅広いジャンルの楽曲をきっちりと歌いこなしていました。 ..

1 IN MY SOUL
2 ESCAPE〜Rhythm Reflection〜LAILA〜めくばせのブルース〜BACK BROCKS〜GROOVIN
3 つつみ込むように・・・
4 陽のあたる場所
5 Little Rose
6 It's just love
7 忘れない日々
8 心ひとつ
9 キスして抱きしめて
− DAY BY DAY (by Chor)
10 BELIVE
11 THE GLORY DAY
12 Everything

E-1 Never gona cry!〜cry〜Sweetness〜果てなく続くストーリー〜飛び方を忘れた小さな鳥〜Fly Away〜I miss you
 -2 INTO THE LIGHT

E2-1 SNOW SONG
2004年IndexTopPageBBS
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