2003.09.27 元ちとせ NHKホール

はじめまして

9/2から始まった全国ツアー。追加公演のチケットをなんとか入手することができました。
ホール前で行列する入場客を横目に路上ライブをいくつか見た後、入場しました。客席は
やはり満席。男女比はほぼ半々、幅広い年齢層です。

約15分遅れで開演。Key,Bs,Dr,Perc,Gt,Viというサポートメンバーに続いて、元さんも
鉄塔や電信柱、樹木風のオブジェが置かれたステージに登場します。裸足です。

1 コトノハ
  ゆらゆらと身体をくねらせながら歌います。一曲歌うごとにペコリと礼。

2 トライアングル

3 白夜

4 オーロラの空から見つめている

5 月齢17.4
  不思議な「元」風のブルース。

MC>ようこそ、はじめまして。いろんな場所でいろんな風を感じながら、感謝の気持ちが
  どんどん膨らみながら帰ってきました。たくさんのコトノハと力強いハイヌミカゼを
  じっくり心に染めてください。

6 ハイヌミカゼ

7 君ヲ想フ
  PercとViがマリンバを連弾。KeyはAccに持ち替えます。

8 百合コレクション

MC>9/2からいろんな所で歌を通して暖かい心に触れてきた。自分の中で何が成長したが
  よくわからないけれど、どうしても食べれなかったイクラは食べられるようになった。
  目薬も自分でさせるようになった。そんな成長をしながら、なんとか身体の成長は
  抑えることができた(笑)。たくさんいろんな場所で出会えたこと、私の歌がいろんな
  場所に届いていると言うことを感じた。また、歌をたくさんの所でみなさんの心に
  届けていきたいと思う。心に触れる歌を歌っていこうと思う。ずっとずっと受け取って
  ください。

9 ひかる・かいがら
  Gt伴奏のみ

10 名前のない鳥
  ア・カペラで歌いきります。

11 約束
  BsとPerc伴奏のみ。

12 精霊
  メンバー全員が太鼓を叩きます。

MC>次で最後の曲なんですけど....嘘をつきました(笑) まだまだ歌わせていただきます。
  私は奄美大島で生まれ育ってここに来た。よく羨ましがられるけど、皆さんの産まれ育った
  街にもきっと素敵なことやものがあると思う。自分の心に誇りを持って、自分の産まれた
  街に誇りをもって、多くの星を見つけてください。

13 この街
  Key伴奏のみ。前フリのMCを踏まえて歌詞を聞き込むと、また趣深いものがあります。

14 サンゴ十五夜
  気持ちよさそうに踊りながら歌います。Keyがマリンバ伴奏。

15 初恋
  青空の背景画が印象的。

MC>それぞれの初恋を思い出したところでメンバー紹介をします。Vi&二胡 土屋玲子,
  Gt 石成正人,Perc 藤井玉緒,Dr 鎌田清,Bs 井上富雄,Key Dr.kyOn そして元ちとせでした。
  この「ノマド・ソウル」隊と一緒に、踊ろうっか? ハミングしよっか?(観客歓声)

16 ハミングバード
  座ってじっくりと聴いていた観客が一斉に立ち上がって手拍子。一部のパートで合唱となります。

17 音色七色
  続けて手拍子で盛り上がる客席。

18 ワダツミの木
19 千の夜と千の昼

一気に歌いきりました。開演からまだ1時間半。盛大なアンコールがわき上がります。
ややあって、着替えもせずに三線を抱えた元さんが再登場します。

E-1 ヨイスラ節
   島唄の弾き語り。

MC>この街で出会った歌も、産まれ育った奄美大島の歌も、大切に歌い続けていきます。
  ずっとずっと受け取ってください。ありがとうございます。

 -2 いつか風になる日
   メンバーも再登場。イントロまで三線を弾いています。

深々と何度もお辞儀をしステージを去りますが、客席からはまたも大きなアンコールが起こります。
それに応えて、嬉しそうに飛び跳ねながらステージ中央に出てくる元さん。ステージ下手、上手、
中央で丁寧に礼をしてから歌い始めます。

E2-1 Over the Rainbow
   Key伴奏のみ。七色の照明がとても鮮やか。車のCMで使われた時には違和感を感じた曲ですが、
   ここでは自然に聴くことができました。

MC>「ありがとう」しか言えません。また聴きに来てください。
  今日の素敵な皆さんにお勧めしたいことがあります。

E2-2 散歩のススメ
   全メンバーが揃います。ステージを右に左に歩きながら歌う元さん。
   勿論MCの前フリで観客もスッと立ち上がって手拍子をしています。

MC>ほんとうにありがとうございます。また、会いましょう。

E2-3 ウルガの丘
   「あぁこの歌が残っていたか」と思わされました。ライブの終幕に相応しい歌詞です。

ステージ最前にて全員で整列。元さんは投げキッスをふるまってステージ下手に下がっていきました。
曲数の割には時間は2時間少々と短め。それだけ歌の密度が濃かったということでしょう。
洒落た舞台装置と美しい照明は大きなホールならではの見事な演出です。その分を差っ引いても
歌声と歌唱法の魅力を再認識させられたライブでした。 ..
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