2003.08.15 flex life,加藤いづみ 竹の塚 P ARK

bay fmの「COOL SUMMER〜日本の夏」をテーマにした特別番組。竹ノ塚駅すぐ側のパチンコ店5階
イベントフロアで公開生放送にて行われました。会場には長丁場の番組に備えて椅子もたくさん
用意されていましたが、あいにくの悪天候の影響もあってか店外での呼び込みもなく、少々淋しい
状況でした。かき氷が振る舞われたり、パチンコのキャラクターの氷像も用意するなど、本来の
夏空だったらば盛り上がったのかもしれませんが....。
仕事を途中抜け出しての観覧だったので、番組の一部のみしか見られませんでした。

◇flex life
13時台のゲスト、青木里枝(Vo)と大倉健(Gt)の二人組。8/6にシングル『amefrica』を発売しました。
ライブで披露されたのはいずれもブラック&ソウル風の楽曲。M3は放送に乗らない、会場のみの
アンコール?で、今次シングルのc/wでした。 ..

1 getting better
2 SWEET MEMORIES [松田聖子]
3 漂泊

◇加藤いづみ
flex lifeが退くと、すぐにいづみちゃんのライブリハが始まります。サポートはGt 高橋研さん。
Tシャツの研さんと焦げ茶色のカーディガン姿のいづみちゃんのアンバランスが可笑しい。

R1 坂道
R2 君のこと

一旦退いた後、14:30過ぎから本番になります。先ほどのカーディガンを脱いで、ノースリーブです。
まずは司会の竹山まゆみさんとの短いトークから。

竹>ライブやってくれるんですものね
い>ラジオで生で歌うのは、通常のライブとは違う緊張感がある。何回も手を洗いにいったり目薬を
  さしたり、意味不明な行動をしてるんです(笑)。アーティストの人はみんなそうだと思うけど、
  2曲くらいだとそこで自分を出さないといけないから。1時間半のライブなら全て自分だから
  いけるんだけれど、イベントで3曲と言われると、余計に1曲1曲に魂を込めないといけないから。
竹>自分で自分にプレッシャーかけちゃいましたね(笑)
い>大丈夫ですよ(笑)

ここまでは放送裏の会場のみでのトーク。放送では松任谷由実さんの『真夏の夜の夢』が流れ、
「ユーミンのツアーにも参加していた」といづみちゃんが紹介されます。

竹>(いづみちゃんの服装を見ながら)今日は涼しいのに夏モードで
い>折角なんで着てきたんですけど、昨夜からずっと雨、そんな中集まってくださった皆さん
  ありがとうございます
竹>その肌の露出加減から見ると「夏、大好きなんだろうな」って思うんですけどどうですか?
い>ラジオだから見えないと思いますけど、ものすごい露出してますよね(笑)、「えぇっ、
  久しぶりの加藤いづみ、えぇっ〜」って感じで来てるんで、来られなかった皆さん、
  ラジオなんですごい想像膨らみますよね(笑) 夏は実はあんまり好きじゃないんです。
  暑いの苦手で、太陽がね。
竹>浴衣の一日着付け教室に行かれたそうですが
い>そうなんです。どうせなら自分で着られるようになりたいと思って。2時間ぐらい。15〜16人の
  うち、私が一番うまかったんじゃないかって(笑)。
  今日この番組が終わった後なんにも予定がなかったので神宮の花火大会に浴衣で行こうと思って
  いたんですけど雨で明日になって。妹にも、母親も来てるんでみんなで浴衣で行こうかと。
  そういう夏の夕暮れは好きなんですけどね。

CDから『ネガ』がOAになります。いづみちゃんはかき氷に「ミルクをかなりな感じのイチゴ」を
リクエスト。初かき氷だそうです。嫌いとは言っても夏はアクティブに行動するそうで、先日は
田舎に帰ったりユニバーサルスタジオに行ったりディズニーシーに行ったり「子どもみたいな
夏休みを過ごして」きたそうな。お父さんと一緒に道後温泉に行ったら涙を流さんばかりに
感激してくれて、「こういう事を大事にしないとなぁ」と思ったそうです。「たまたま友達と
予定が合わなかったからお父さん誘ったんですけどね(笑)」

曲明けから再びトーク。
竹>新アルバムをよく聞く方ですか?
い>いろんな場所で聞いてみたくて。仕事に行く時、電車に乗る時に、その曲のリズムの歩幅で
  歩いていたりすると、「こういうプロモーションビデオもいいなぁ」って思ったりして
竹>切ないナンバーが多いですね
い>今回、自分に与えたテーマは「いろんな切なさを表現する」だったんです。曲はバリエーションに
  富んでいてポップなものやミディアムテンポのものもあるけれど、幸せな時にもそういう中にある
  切なさとか、胸がキューンとなる事って最近どんどん減ってきていると思うので、そういうものを
  私の歌を聴いた時に思い出してもらえたらいいなって。そのためにも私がどれだけ表現できるか
  自分の中で課題を与えていました。
竹>アルバムにはいづみさんの自作詞もあって、正直すぎる女の子の気持ちですね。
い>大人になってくると「好き」「嫌い」だけでは語れない、情というものなのかもしれないけど
  昔は「二人好きな人がいるなんて(許せない)」って思っていたけれど、でも、移り変わっていく
  その様で「この人は終わり」って出来ない....そんな何とも言えない気持ちを表現してみたり。
  もしかしたら大人の女性の人は共感してくれるんじゃないかしら。

CMを挟んでライブコーナーとなります。

1 坂道
  故郷の話があった後なので、松山の街並みを思い浮かべながら聞き入ってしまいました。

い>9/3に4年ぶりのアルバムが出ます。その中に入っている曲。ライブでもずっと歌っていて、
  自分の中でもその歌に対する思いがどんどん変わっていく曲です。

2 君のこと
  軽く目を閉じて歌います。
  聴く人それぞれに「君」がいることでしょう。

ライブ終了後は研さんも交えてのトーク。竹山さんが「加藤研さんです」と紹介して大笑いの二人。
研さんは「婿入りしたみたい(笑)」と受けていました。

竹>久しぶりに一緒にやられていかがでしたか?
研>しばらくプロデュースを離れていて、彼女と一緒にやるのは6年ぶり。その時間が経っている分
  新鮮さもあったし、「なおさらいいものを作らなきゃ」という気概もありました。楽しみながら
  充実した時間を過ごさせてもらいました。
竹>入魂の一枚ができあがったという感じですね
い>準備期間長かったですものね
研>ちんたらちんたら、いい時間を過ごしながら作った感じです(笑) 急激な興奮ではなくて
  ジワジワ「岩にしみいる蝉の声」みたいなアルバムが仕上がったと思います
竹>9/5,6はライブ
い>青山の草月ホールは気に入っている。アットホームで、天井も高いし。ここで歌えるのが
  とても楽しみ
竹>9月下旬には書き下ろしのエッセイも出版されるとか
い>講談社から「恋愛かもしれない〜好きになって、よかった〜」というエッセイを書きましたよ、
  書いちゃいました!

以上で放送は終了。会場のみのアンコールライブとなります。

竹>リクエストしてもいいですか? やっぱり『あの曲』が聴きたいんです
い>『あの曲』だったら出来ます(笑) 折角なんで集まった皆さんに1曲聴いてもらいたいと思います

3 好きになって、よかった
  研さんのGt伴奏にのせて、やはり軽く目を閉じて歌っていました。

30分ほどで出番は終了。丁寧にお辞儀をして去っていきました。
新アルバムの一部が放送のBGMで流されていました。久々のアルバムリリース、そしてソロライブに
向けていづみちゃんのコンディションも上々のようで、期待感が高まる公開放送でした。 ..
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