2003.07.17 小谷美紗子 SHIBUYA AX

night

移籍してアルバム「night」を5/14に発売した小谷さんの東名阪ツアー初日です。
場内は満席。ダフ屋も出ていました。
サポートはKey 高野勲 KeyChor 梶木良子 Dr 玉田豊夢 Bs キタダマキ Gt 西川弘剛の各氏。

アルバムを聴いて受けた印象どおり、今回のライブはアップナンバーが主体です。
「憧れだったガツンとしたライブ、ステージ上に仲間の多いライブができる。弾き語りで『聴け』と
いうライブもいいけど、みんなで楽しみたい」「ライブはほとんど弾き語り、それが基本だけれど、
『楽しんで楽しんで』そういうライブもやっていきたい」と話していました。
その意向を受けてか終始大音量がスピーカーから響きます。その音量も含め、DrとBsにVoが負ける
ようなPAの設定には不満を感じます。小谷さんらしさを感じさせる歌詞が聞き取れないのは論外。
ノイズも再三聞こえましたし、ギラギラとした照明なども印象が良くありませんでした。
メッセージ性の強い彼女の歌は音数の少ないシンプルな構成の方が伝わるものも多いと思います。

「移籍してナチュラルな気持ちで曲をたくさん書けて満足している」とのMCもありましたが、
目指している方向はあまり私の望むものではないようです。少なくとも本人から立ってノリの良さを
求められるのは違和感がありました。 ..

1 Faint odor
2 Off you go
3 Mother
4 エリート通り
5 今
6 Over come
7 Nowadays
8 自分
9 Tellus Mater (Pf連弾)
10 Blink of stars
11 39.5℃
12 still have us
13 生けどりの花
14 暁の星
E-1 慰めうた
 -2 音
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